三陸沖を震源とするM8.8M9.0*1の大地震が起きたとき、僕は名古屋のオフィスビルに居た。後の発表によるとこの地域は震度4だったのだけど、入居している高層ビルが免震構造というやつで、エネルギーを外に逃がすようにゆらりゆらりと長時間揺れて、気味の悪い感覚だった。まさか避難訓練で机の下に潜った翌日に、本番で机の下に潜ることになるとは思わなかった。
1日経って改めて思うのだけど、災害時は、やっぱりテレビで流れる写真や映像が持つ情報量って圧倒的だなと。あと、これまで携帯電話に付いてるワンセグやFMラジオの視聴機能も要らねーよこんなもんと言っていたのだけど、いざというとき頼りになるのかもしれないなと。
21世紀になってからも北陸や東北で結構な規模の地震は起きていたけれど、阪神大震災以来の、文字通りメガクラスの地震がやって来て、冷や水をぶっかけられた気分と云うか、進撃の巨人じゃないけど「地震からは逃れられない国で暮らしているんだぞ」と再認識させられた。率直に言って怖い。
*1 後日M9.0に修正の発表。
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