人々のさまざまな思いを技術で形にするプログラマ。本書は世界中で活躍するプログラマによる97本のエッセイを収録した書籍。プログラミングにおいてもっとも重要な事柄は何か、バージョン管理やテスティング、設計原則とコーディングテクニック、また腕を磨くための勉強法などについて、経験豊かなプログラマが自らの体験を踏まえて解説。プログラマを勇気づけ、新たな気づきをもたらす一冊である。日本語版では、小飼弾、関将俊、舘野祐一、まつもとゆきひろ、宮川達彦、森田創、吉岡弘隆、和田卓人による10本の書き下ろし収録。
年始にアマゾンさんが「4日で発送できます!」っていうからポチッと買ったのだけど、次々とお詫びのメールが飛んできて、実際に手元に届いたのは2月になってからだったという。
1つ1つのエッセイは、ほとんどが見開き2ページに収まる長さのため、私は通勤時の電車待ち時間などを利用して読み進めました。「あー、それ知ってるわー。2年前から実践してるわー」とミサワ化してしまう話と、「なるほど!」と新しい気付きを得る話とが収録されていますが、いずれもプログラマにとって示唆に富む内容です。おっさんほど読んだ時にミサワ化し易いので、若い内に読んだ方が、より得るものが多い本と言えるのではないでしょうか。
言語だとJavaに関連したエピソードが多かったように思います。ちょっと意外でした。
私が読んだ時に「気付き」があって、思わず付箋を挟んだエッセイを以下に列挙します。3年後くらいに再読して、「あー、このエッセイで書いてあることは、既に実践してるわー。もうオレの血肉になったわー」と言えるくらいになりたいですね。
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