Firefox 3.6がリリースされたので早速アップデートしてみたところ、キーショートカットをカスタマイズできるkeyconfigというアドオンがで利用できなくなってしまった。アタシは死んだ。
というか、もともと僕はブックマークレットの一発起動キーみたいなものが欲しくてkeyconfigを使っている程度だったので、「それだけのために、このアドオンは大げさだなぁ」といつも思っていた。
あと、Firefoxのちょっと規模の大きなアップデートの度にkeyconfigが無効化されてしまって、再度野良ビルドを探したりして入れ直すのがいい加減うんざりしていた。せっかくの機会だから、ショートカットキーをカスタマイズできる別の方法に移行することにした。
調べてみたところ、自分の欲しかった機能の代替としては、userChrome.js + KeyChanger.uc.jsが十分過ぎるほど素晴らしかったので、方法をメモしておく。
FirefoxのアドオンであるuserChrome.jsをインストールする。現在の最新バージョンは0.8。
[自分のプロファイル]/chrome/userChrome.jsの中身を、Sub-Script/Overlay Loaderの内容をコピペして上書き保存する。
KeyChanger.uc.jsというスクリプトをダウンロード(rawのリンクから)して、[自分のプロファイル]/chrome/に配置する。
[自分のプロファイル]/chrome/の中に「_keychanger.js」という名前のファイルを作成する。このファイルの中に、[自分のプロファイル]/prefs.jsを開いて「keyconfig」で検索して見付かったkeyconfig設定値を参考に、キー操作の定義を書いて保存する。
例えばキーワード「ldr」という名前のでlivedoor Readerへの登録ブックマークレットがツールバーに保存されている場合は、
keys["Shift+R"] = "if(window.loadURI) loadURI(getShortcutOrURI('ldr',{}));";
こんな感じで呼び出したいキー(ここではShift + Rキー)で呼び出せるように設定する。
ここまで一通り設定が終わったら、chrome/の中は次のようになっている。Firefoxを起動して割り当てたショートカットキーが無事に機能していれば、keyconfigはアンインストールしてしまえば良し。
Profiles/ [自分のプロファイル]/ chrome/ ←(1)でインストールしたアドオンで生成されたディレクトリ userChrome.js ←(2)でサブスクリプトローダで上書きされた内容 KeyChanger.uc.js ←(3)でダウンロードしたKeyChanger.uc.js _keychanger.js ←(4)で自分で作成し、keyconfigの設定を移植した定義ファイル
最初から含まれるcssファイルも含めると、こんな感じ。
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