Ussyの日記によると浦沢 直樹『PLUTO』が完結したっぽいので、マンガ喫茶へ行って読んできた。
ゲジヒトやアトムの、人間以上に人間臭い葛藤に、胸を締め付けられそうになるなぁ!
8巻という適度な長さで完結したところも素晴らしい。MONSTERや20世紀少年は、やや長過ぎたよね。
正直云って、最近のマンガの連載が長期化しがちな傾向にはついて行けないなぁと感じていて、僕はどんなに「うわー、これ面白い!」と感じたマンガでも、刊行された単行本が多いタイトルは、所有することはすっかり諦めてしまった。個人的にかなり入れ込んでるジョジョだって、一応6部までは全巻家に揃っているものの、SBR以降は単行本を1冊も購入していない。
もちろん、長期化したマンガでも、ONE PIECEとか海皇紀は毎回信じられないくらい面白くて続きを楽しみにしているんだけど、やっぱり作品としては短く完結した方が読者も安心できるよなぁと思ってしまうのが正直なところ。ベルセルクなんて、作者も読者も健在な内に、本当に完結できるのかと心配になってしまうよ。
既刊が20巻を超えている作品になると、人にも薦め辛いし、自分が人から薦められても、読む前に「うえっ」って身構えちゃって、なかなか読もうと思わない。
やっぱり10巻くらいまでで完結する方が好きだな。小説にすると2〜3冊のシリーズ物というボリュームに相当するイメージ。
どれも10巻までに完結した大好きなマンガだ。作品として成功してしまうと、商業的に完結させ辛くなるのかもしれないなぁ。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
完全に同感。もっと突き詰めると、1巻完結の短い作品なんかは本当に心に残るし、何度でも読み返したくなる。そう、読み返したくなるってのが重要だよな。
読み返したくなることは確かに重要ですね。<br><br>読み捨てることは作品の消費だけど、読み返すことは作品を愛でることだからね。