今日は法事ということで、親戚一同集まった。父方の祖父の十三回忌である。「もう、そんなに経つのか」と時の流れの速さに驚いてしまう。オレは小さい頃、じいちゃんに2枚落ちで将棋の相手をしてもらったなぁ。じいちゃんはタバコが好きで、肺を悪くして入院して、病院の先生から「タバコは絶対に止めるように」と言われていても、こっそり病室を抜け出して吸っていたんだよな。結局それが仇となってしまったらしいのだが。
人間、死んだら終わりだが、こうやって故人を偲ぶ時に、親戚が顔を合わせる機会をもらっているような感じがする。人と人の縁とは、なかなか不思議なものだ。
さて、うちの父親は男兄弟ばっかりである。皆が皆、そろそろ「定年退職した後」のことを考える年齢になって来たとかで、話題に上った。曰く、「何をやったものか全く思い付かない」そうである。そりゃそうだ、と思う。突然毎日、時間というリソースを(それ以前と比べて)自由に使えるようになっても、使い道は簡単には見付からないだろう。いや、既に有休の消化に入っていて、かなり暇なのだ(月の半分くらいは休み)。さらに暇になった時どうするか、という話なのである。
何年も先のことを今から考えるのも無理な話なんだが、自分が定年退職する頃には、そもそもCDとか本とか、そういったメディアが生き残っているんだろうか? BOOK OFFが存命ならば、暇しない自信があるのだけれど。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)