就職した時、真っ先に学生時代とのギャップを感じたのが、「飲み会の費用が高いこと」でした。
お前ら、たかだか1回飲みに行っただけで、会費が4,000〜6,000円って本気かと。
要するに学生の頃と違って、社内でスケジュールを合わせてお店に行ける機会なんて貴重だから、多少はお金をかけても良いという感覚なんでしょうね。今では良く分かります。
ITproに、ケント・べックのインタビューが掲載されている。かなり良い事が書かれているので、忘れないようメモ。
「XPを広めるにはどうしていけばいいか」という質問に対しては,Beck氏は「まずは努力して自分を変える」ことだと答えた。「自分が変わることによって,立ち居振る舞いや行動がどう変わったかを人に見せる。その変化がどれだけプラスの方向に働いているかを証明する。自分がよい方向に変われば,対人関係もよくなる。そこから信頼が生まれる。そこまでいけば,まわりは『自分も変わってみようか』と思う」(同氏)。「相手を説得しよう,相手が言うことを覆して自分が言うことを納得させよう」という態度では決して伝わらないのである。「まわりの人間のどこが悪い,ここが悪いという点に注目するのではなく,ポジティブな方向性でよりよくものごとを変えていく」という心構えが必要だという。
よし、オレも愚痴ばっかり言ってないで、まず自分自身が努力して変わって行くぜ! それでも周りが変わらなかったら、その時のことは考えてあるぜ!
そう言えば少しだけど昨日はペアプロがやれたな。ああいう体験を、多くの人と共有して行くことが大事かもしれん。
Beck氏は,アーキテクト,プログラマ,テスターといった古典的な役割分担の弊害にも触れた。「分業体制では,責任を分けることで,その部分しか責任を負わないことになってしまう」というのだ。ただ「5年前,10年前にはプログラマはテストを書いていなかった。ところが,今は書いている。役割分担に対する見直しが起こっている」(同氏)。
重要なのは「すべての人々が責任を持って開発に携わる」ことである。Beck氏は,それを示す一つの逸話を紹介した。1960年代のNASAの掃除担当者にある人が「あなたの仕事は何ですか」とインタビューしたところ,その人は「私の仕事は人類を月に送ることだ」と答えたという。同氏は「トイレを掃除しています,コードを書いています,テストを書いています,ということではなく,最終的なゴールを全員が共有する」ことが大切だと語った。
ここら辺は、実に耳の痛い話だ。
NASAの掃除担当者はかっこいいな!
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
要するにデスマでこう変わったぜ!と周りにアピールすればいいんでつね?いやいい話です.
それポジティブの視点が間違ってるよ!