先生たちはお手上げだ。文科省調査では、全国の公立小中学校で精神性疾患による教職員の休職者は一昨年度、病気休職者の56%を占める3559人に達した。10年前のほぼ3倍だ。研究会メンバーの嶋崎政男・東京都福生市教委参事は「現場感覚でいうと、精神性疾患による休職の多くに保護者対応による疲弊が関係している」と見る。
小野田教授の調査に、小中学校・園の8割が「無理難題要求が増えた」と回答。背景として嶋崎参事は「教師の能力に問題があるケースもあるが」と前置きした上で、「行政による『開かれた学校』がうたわれた結果、些細(ささい)なことにもクレームが寄せられるようになった」と指摘する。
保護者の理不尽な要求への関心は高まっており、小野田教授の講演依頼は学校やPTA、民生委員から殺到している。
オレの母親(小中学校の先生ではないけど、教育関係の仕事)も、教育の現場で今一番困っているのが、極一部の親御さん達との付き合いの難しさだそうで、家で愚痴をこぼすことが増えた。
凄く偏見たっぷりなことを書く。今年、中学の同窓会に出席した時に会った“ヤリ婚組”な子達の中に、「果たして、こんなのが親で大丈夫だろうか」と本気で心配になる子が居た。家に子供は置いて同窓会にやって来て、酒を飲んでタバコを吸って、お腹では今まさに二人目の赤ちゃんが育っている(ネタで書いているのではなくて、田舎はマジで何でもありなのだ)。
うちらの世代より一回り上の人達には、しっかり準備してから結婚して、子供もそろそろ小学校へ入る年になって・・・という“晩婚組”も居るだろう。そういった人達のお子さんと、18歳で産んじゃった家のお子さんが一緒のクラスになって、授業参観やら運動会やら、親の参加するイベントも幾つかある訳だ。想像するだけで嫌になる。オレには先生も子育ても無理だし、まっぴら御免だと思う。
昔読んだDQN再生産のしくみを思い出した。
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