2004年12月12日の中日新聞朝刊より引用。
死んだ人が生き返ることがあると考える子供が五人に一人いることが、小児神経科医の中村博志日本女子大教授らの調査で分かった。
(中略)
「人は死ぬとどうなると思うか」という問いに対し、「生き返る」という回答を選んだ子は百七十三人(9.2%)、「生き返ることもある」は二百四十人(12.7%)で、合わせて21.9% 「生き返らない」「分からない」がともに三割強だった。
この記事は「こういう認識の低さが最近の子供の問題行動につながっているのでは」「死を正しく学べる機会を積極的に作っていく必要がある」という意見で要約されているが、別に最近に限らず、オレが小〜中学生の頃から死はタブー視されていたし、死生観を教えてくれる教師も居なかったぞ。
似たようなことは以前にTVでもやっていたので憶えているが、正直子供のうちから死と向き合わせるような授業を実施して行くのはどうかと思う。死を見つめるのはもの凄く勇気の要る行為だし、それを義務教育の中の授業という形で強いるのはハッキリ言って賛成し兼ねる。
公衆の面前で平気で「死ね」とか吐いちゃう困った大人も大勢居るのに、いつも必ず教育対象は子供から。子供だからドラクエのザオリクやらネットでの情報収集やらで死の認識が不足するのか? 本気でそう思っているなら、根本的に見誤っているようにしか思えないのだが・・・。
大人にも世代別に似たようなアンケート取って結果も公表したらいいんだよ。正しい死の認識を持ちましょうってセミナーが必要なのは子供だけじゃないでしょ。
バカな大人のせいで子供はどんどん堅苦しい世界で育てられにゃならんのが不憫だね。
もう二週間もすれば、会社は仕事納めなのである。は、早い。就職したら時の流れが早いぞと周りから聞いてはいたが、この早さはもはや異常だ。早くて非ドラマチック。
恐らく日々の生活パターンが固定化されているからなんだろうな・・・。
でかいプロジェクトや打ち合わせでもない限り、ほぼ必ず定時に会社を出て、その時間が電車に丁度良いもんだから寄り道せずに帰っちゃうんだよな・・・。変化が無いなぁ。
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