7月の土日を使って、ちょくちょくと『うしおととら』を1巻から読み返していたのだけど、ようやっと全巻読み終わった。
一気に読むと、週刊連載では気付かなかったような小さなエピソードの積み重ねが、1本の大きな物語の流れを作っていたことがよく分かる。丁寧に伏線が回収された稀有な少年漫画ですね。
今となっては、どこをどう読んでも真由子が絶対的ヒロインだろうという感想(故に、麻子派とは相容れない)なのだけど、リアルタイムで読んでた頃は、伝承者候補の日輪さんが一番好きでした。
ちなみに『うしおととら』は、最初に濃い絵柄で敬遠していて、あるエピソードをきっかけに興味を持つという、『ジョジョの奇妙な冒険』と同じパターンで好きになった作品なのです。ジョジョはたしか、三部のダービーと花京院のゲーム対決あたりから読み始めて、DIO様と承太郎の対決で「うわ何だこれやべぇ」って1巻から追いかけました。
90年前後のサンデーは、ジャンプに負けないくらい、思い入れのある少年漫画が直撃していてやばい世代です。
この辺が直撃コース。
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