WEB+DB PRESS Vol.60がgihyo.jpの紹介ページを見た感じ、面白そうだったので買ってみました。
巻頭で特集されている「言語設計の基礎知識」が、沢山の言語から仕様をつまみ食いで紹介しつつ、プログラミング言語の変遷と、よく「モダン」なトピックとして語られる概念がまとまっていて、とても勉強になります。すごくお薦め。
僕はPerlを余り触らないので「変数ってlocalキーワードは使っちゃ駄目で、myキーワードが好ましいんだよな」とうろ覚えしている程度なんですが、本特集の変数スコープに関する章を読んで、Perlの歩んできた歴史や、両キーワードの違いがスッキリすると同時に、「レキシカルスコープってこういうことだったのか!」と、やっと理解できました。
苦しんで勉強したクロージャの概念も、こういう分かり易い本で最初に学んでいたらなぁという気分になったし、クラスの概念より前にまず「オブジェクト」の必要性から説かれる点も、よくあるJava入門書へのアンチテーゼのようで面白かったです。
他の特集記事も、パラ見した感じ、内容が濃そうでした。
冬休みはWEB+DB PRESS Vol.60で決まり!
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