奈良のマンション内、独身OLが出雲刀で惨殺された。密室殺人の手がかりは、壁に残された奇妙な紋様のみ。二週間前起きたひき逃げ事件の現場にも、同じ紋様が。遙か昔に実在したという忍び集団「出雲神流」との関連が疑われるなか、桑原崇と棚旗奈々は現場を訪れた。古代出雲にまつわる忌まわしき真実が明らかにされる。
読み始めは「現代に甦った古の忍者軍団『出雲神流』の謎に桑原崇が挑む!」というトンデモくさい話になるのかと思ったのだけれど、読み進めてみると、何のことはない、いつものような歴史の謎を解明したら密室殺人も解決したでござるという感じだった。
出雲という土地をテーマにしているので当然、出雲大社のある島根県が舞台なのかと思いきや、奈良県が舞台だった。「どうして出雲なのに奈良なの?」という疑問は、きちんと作品内で説明がなされる。
もう奈々ちゃんがどこから見ても桑原崇の内縁の妻みたいになっているにも関わらず、具体的な進展は遅々として見られないのでいい加減イライラしてくる。
JR東海から、エクスプレス予約サービスを利用する際に必要となるEX-ICカードなる白いICカードが届いた。
予想通りというか、クレジットカードや免許証と遜色ない厚みのカードである。「財布のカードを整理して入れておく場所を確保しておかなきゃなー めんどくせー」という感じなのだけど、同封されていたEX予約の説明書をよく読むと、モバイルSuicaでも使えるというようなことが書かれている。
がしかし、JR東海やJR東日本のウェブサイトを参照しても、モバイルSuicaとかいうサービスを使うのにJR東海エクスプレス・カードに納めるものとは別の 年会費が必要なのか、また新幹線から在来線に乗り換える時も携帯電話だけで良いのか、と云った辺りがさっぱり分からない。
EX-ICカードを持ち歩かずに済むならそれに越したことはないし、せっかくガラケー使っているのでガラケーらしさを全力発揮させたいところなので、ひとまずモバイルSuicaに集約させる方向で申し込んでみます。
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