中国かどこかの海賊版ゲームが沢山入ってる機械*1みたいな名前の「2in1」というサービスが目玉のようだ。法林岳之氏の解説記事によると
そして、今回の発表でもっとも注目されるのが2in1だ。2in1は簡単に言ってしまえば、月額945円を追加することで、現在の契約に“電話番号”と “Webメール限定のメールアドレス”をセットにした新しい回線の契約を追加できるものだ。個人ユーザーが公開用の電話番号として利用したり、メールマガジン購読用のメールアドレスとして利用すれば、端末側のメールボックスがいっぱいにならないなど、個人にも利用するメリットがありそうなサービスだ。
かなり斬新なサービスだとは思うけど、月々1,000円弱を多く払って手に入るのが「電話番号1つとWebメールアドレス1つ」というのを安いと見るか高いと見るか。この945円という月額料金は、ソフトバンクのホワイトプランを強く意識している
そうだけど、あっちは同一キャリア同士なら(時間帯限定で)通話料が定額というのが売りだから、それに比べたら2in1で得られるメリットは微々たるものに思えてしまう。
だいたい人間は記憶力とか認知する力が割と適当だったりするので、「今はAモードの番号だぞ」とかいちいち考えながら携帯電話を持ち歩くというのはストレスが溜まりそうだ。2台所有して「あっちはメインの番号、こっちは家族連絡用」みたいに頭の中でアイコン化して整理出来た方がオレのような記憶力の無い人間には絶対に向いている。
DoCoMo2.0というキャッチコピーにいちゃもんつけるのは、いかにもスルー力が無くて釣られているみたいで大変かっこ悪いんだが、それでも敢えて言おう。
こういう発表の場で、ワンフレーズで消費者向けに語り掛けることは、ソフトバンクの孫さんの方が圧倒的に巧いよね。「予想外」「薄型」「定額」と、肯定否定含めて色々と言及されてたもんな。DoCoMo2.0は今年の年末には、皆が忘れてしまっていそうだ。
*1 鈴木みそのファミ通連載マンガで昔見た記憶がある。
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