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2006-04-06 (木)

[時事ネタ] 後席シートベルト義務化と一緒に法定速度も改善しろ

交通事故による死者の大幅な削減に向け、警察庁は、乗用車後部座席のシートベルト着用の義務化や、ひき逃げの厳罰化などの検討に乗り出す方針を決めた。6日、初めて策定した今後5年間の「交通安全対策推進プログラム」に盛り込んだ。

昨年1年間の交通事故死者は全国で約6900人。政府は「2010年までに5500人以下とする」との目標を定めており、同庁は従来以上に踏み込んだ施策が必要と判断した。

シートベルトは、運転席と助手席で定着が進んで事故の被害軽減に効果を上げたが、後部座席についても着用促進を図る。昨年の着用率は一般道で運転席が92%、助手席が80%だったのに対し、後部座席はわずか8%にとどまっていた。

さっさと義務化して、違反者に罰則規定を盛り込んでしまおう。後席シートベルトを進んで着用する人が「プッ、怖がり〜」とか言われる現状がおかしいよ。乗客が危険にさらされているタクシーも、運転手が乗客に常時着用を促すとかじゃなくて、着用を義務付けるようにして欲しい。

また、悪質で危険な運転者への対策として、ひき逃げの厳罰化や、酒気帯び運転の罰則対象者の拡大についても検討することにした。

酒気帯びは一発免停で良し。個人的には、以下の点を実施してくれれば文句無しなんだが。

  • 酒気帯び運転の厳罰化
  • 運転中の携帯電話使用の厳罰化
  • 法定速度を納得出来るものに

法定速度に関して細々と言わせてもらうと、立派な一般道は70kmとか80kmまで制限速度を引き上げて欲しい。*1利用者が納得出来る制限速度を、路線毎にきめ細かく設定すべきだ。オレはスピード狂ではないので速度が出せないくらいでイライラはしないが、現状だと常に制限速度 + 20kmが妥当だと勘違いしている馬鹿には大変イライラしている。本当に30kmキープじゃないと危ないような住宅の間を50kmとか60kmで走行するDQNの多さと言ったら・・・。

お金かけて立派な道路造ってる割に、何処も彼処も60kmで制限されているから、妙な学習をする(したつもりになる)馬鹿が出て来るんだよ。

*1 愛知県で例えるなら、西知多産業道路みたいに。

[雑記][健康] LG21の抵糖タイプはいまいちだった

知らない間にLG21に、「甘さひかえめ」というラインナップが追加されていた。興味を持ったので、今日の昼食はいつものノーマルLG21でなく、この甘さひかえめの方を買ってみた。

しかし、全然美味しくないのだった。糖分と一緒にLG21の美点である大量の生乳まで減らされてしまった印象だ。ブルガリアヨーグルトのプレーンタイプを食べているようだ・・・。

やっぱりノーマルLG21が一番だね。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ユーキさん [バイクの高速料金についても 一考の余地が有りますよぅ 今更ですけども、一人暮らしの男にとって、 嗜好品の扱いはむず..]

雷悶 [スイカチューハイを作って飲むか、スイカバーを肴に酒を飲んだらどうかな。 マジな話、一人暮らしだと冷蔵庫に余り酒を買い..]


2008-04-06 (日)

[ミステリ]篠田節子『弥勒』

弥勒 (講談社文庫)(篠田 節子)

『弥勒』は、『聖域』と並んで、篠田節子という作家を代表する傑作である。

既に一度読んでいる作品なのだが、2008-03に起きた中国によるチベット弾圧の報道を見て、もう一度読み返してみようと思い再読した。

本書の裏表紙には、次のように概要がまとめられている。

ヒマラヤの小国・パスキムは、独自の仏教美術に彩られた美しい王国だ。新聞社社員・永岡英彰は、政変で国交を断絶したパスキムに単身で潜入を試みるが、そこで目にしたものは虐殺された僧侶たちの姿だった。そして永岡も革命軍に捕らわれ、想像を絶する生活が始まった。救いとは何かを問う渾身の超大作。

『弥勒』は、パスキムというカースト制度が敷かれた国を舞台に起こる、共産主義革命を描いた物語である。

物語の舞台となるパスキムとは

物語の舞台となるパスキムとは、インドのヒンドゥー教とチベット仏教、そして土着信仰の濃密に混じり合った独自の文化を持つ国として語られている。著者が独自に作り上げた架空の国ではあるが、主人公である永岡がパスキムの国王サーカルと謁見した場面において「しかし交通・通信手段の発達した現代において、鎖国体制を敷けば、今世紀中頃のチベットの例を見るまでもなく国家は侵略され、破綻する。そんなとき君ならどうするかね?」と問われるように、幾らかは「まだ外的要因による文化破壊がなされる以前のチベット」を意識して描かれていることが窺える。

10年も前にスイーツ的価値観を描いていた篠田節子

改めて再読してみて、初めて気付いた点は、そもそも永岡がパスキムへ入国するきっかけを作ることになる妻・耀子の人物造形の絶妙さだ。

  • ジュエリーコーディネイター
  • アートプランナー
  • エッセイスト

といった肩書きを持ち、テレビ番組やファッション誌に出演しては、若い女性に向けて「スピリチュアルな癒し」を発信する耀子。これは、言うまでもなく、2007年のネットコミュニティを騒がせたスイーツ(笑)そのままである。

10年も前にして、既にスイーツ・エヴァンジェリストを描いてみせているのである。再読してびっくりした点の一つだ。

強烈な個性と魅力を持つ妻の耀子が、若くして成功した実業家に寝取られて、それを傍観するしかないダメ亭主の新聞社員、永岡英彰・・・と、導入部だけ読めばこのまま『男たちのジハード』といった作品が始まりそうなものだが、篠田節子はあっさりと、それらの人物設定を切り捨てて舞台をパスキムへ移してしまう。

序盤における永岡の価値観

美を最上とする永岡という人物の価値観は、序盤における次のシーンに如実に描かれている。

この国の人々、この寺の人々、国王さえも見ることの許されない弥勒を、生命の危険を冒しても一目見たい、というのは、学問的興味を越えて、永岡の生理的欲望のようなものだった。

この絶対的な美術品への執着こそが、永岡を惑わせ、革命への立会いを余儀なくさせてしまうところが何とも言えない皮肉を感じさせる。

宗教者としての僧の価値観

革命軍・パスキム解放戦線に寺院の僧侶を全て殺されて、それでもなお、僧院長が心情を吐露する次のような場面がある。

「死ぬことは怖くはありません。来世もどこかで生まれ変わるのですから。苦しみの分だけ、幸せな来世が約束されるのです。けれど黒い服を着た猿のような人々が、来世にどれだけの業を背負っていくのか、転生してどれだけの苦しみを味わうのだろうかと思うと、ただただ哀れで恐ろしく、涙ばかりが流れました。暗やみで彼らのために祈りました。」

日本で暮らしていて、この価値観に理解を示せる人が、どれほど居るだろうか。インチキでない宗教者と出会う機会の方が稀な国というのが、現代の日本であり、自分たちを殺しに来た人間の来世を心配しろなどと、どだい無理な話だ。

しかしそれでも、僧が尊敬され、魂は巡ると考える文化を持つ世界が在るということは、頭の片隅で考えておかなければいけないと思う。

永岡もまた、この僧院長との出会いには、己の価値観を強く揺さぶられることとなる。

完全平等社会を目指す共産主義者の価値観

革命軍を率いるゲルツェンの正体に永岡が気付いたときの驚きは、ミステリ小説としてのカタルシスを得られるところだ。ネタバレになるため触れないが、是非実際に読んでみて意外な正体にびっくりして欲しい。

ゲルツェンの価値観というのは、完全平等社会を目指すことが全てだ。

「私は、自分が兵士やここにいる他の人々と違うとは思わない。私の家が、一晩中明かりをつけられるようになったときは、この国のすべての人々の家に、一晩中、明かりがともるときだ。そして私が、麦以外のものを口にできるようになるときは、すべての人々が、麦以外のものを食べられるようになったときだ」

歴史上の共産主義者とは少し違い、自分さえ含めた完全に平等な国を目指そうというのが、ゲルツェンという人物である。

永岡はゲルツェンを、次のように評する。

今まで、だれも想像しなかったような、精神の改革を目指している。これは革命でもクーデターでもなく、宗教改革だ。宗教を否定したものが行おうとしている宗教改革。

僧侶を殺し、もし売ればその代金で大量の武器を買えるはずの貴重な宗教美術を谷に投げ落とし、既存の宗教をすべて否定し、親子や家族の絆を断ち切り、兄弟という言葉でくくられた水平平等を達成しようとしている。

ゲルツェンの唱える理想の全てを肯定することは出来ないにしても、彼の作り上げた社会で過ごす内に永岡は、自分の暮らしてきた都市文化への考えを改めるに至る。

「肉というのが、僕たちのために、あたかも切り身のままこの世に生まれてきたと信じられるのが、都市に住むってことだ。しかし自らの手を血で汚す仕事をだれかがしている限り、彼らもどこかで救われなければならないはずだ。今、彼らはどうやって救われるのだろう」

そして永岡は地獄を経験する

結局ゲルツェンの目指した社会は、破綻してしまう。永岡は、この世に現れた地獄を経験することになる。

ここからの容赦のない描写は凄まじく、篠田節子という作家の本領発揮といった感じがする。とにかく曖昧に描かない。読んでいる方も激しく消耗するが、作者はいったいどれほどの覚悟で本書を書き上げたのだろうと、ただ驚嘆するばかりだ。

伝染病や飢えで人が死に、自然の養える適正規模まで人が減らなければ、ゲルツェンの考えたシステムは機能しない。そもそも鎖国、自給自足とはそうして成立するものなのだ。もしも自然の許容量を越えた人口を養いたければ、直接的、間接的に他国を侵略するしかない。

日本の近くにも、このような共産主義国家は無かっただろうか。或いは、このような道を辿った国が、日本も含めて、過去に無かったか。

余りにも多くのことを問いかける作品

本書は、余りにも多くのことを問いかける作品だ。正直、ウェブ日記に感想を書き留めておくには、スケールが大き過ぎる。

そして、読む側も激しく消耗する。もちろん、先に述べたようにミステリ的なカタルシスを得られる作品であるし、そもそもが娯楽小説なのだから、一度読み始めたら寝る間も惜しい、いわゆる「徹夜本」というやつである。寝ることも忘れて一気読みすること自体が疲れるのに、内容が濃いために、ただごとではない読書体験を強いられることになってしまうのだ。

この書評を書いている時点では、今年に開催が予定されている北京五輪がどうなるかは全く分からない。こうやって呑気にキーボードを打っている間でも、チベットでは大変なことが起きているはずだ。ただ、間違いなく言えることは、篠田節子の『弥勒』という作品は、今だからこそ読む価値のある一冊だということだ。


2010-04-06 (火)

[雑記]三菱東京UFJ銀行から新しいキャッシュカードが届いた

今までUFJ銀行時代の、オールワンICカードというやつを使っていたのだけど、そいつの期限がもうすぐらしく、三菱東京UFJ銀行から新しいキャッシュカードが届いた。

真っ赤な派手派手しいフェイスのカードである。

  • ATMで一度でも新カードを使ってから、旧カードを破棄すること。新カードの最初の利用によってシステム側では新旧が切り替わるらしい。
  • 旧カードで身体認証機能(静脈認証)を使っている場合は、新カードにも認証情報を、銀行窓口か郵送で登録する手続きが必要らしい。自分は使っていなかったので関係ない。
  • 旧カードでEdyをチャージして使っていた人は新カードへ残高を引き継げないため、Edyを全額使い切ってから破棄するよう注意書きがある。自分は使っていなかったので関係ない。

[雑記]mixiが色々と変わっていた

半年振りくらいに友人の日記とか読みたくなったのでmixiにログインしてみたら、個人ごとのページにテーマ(?)みたいなものが導入されていて、色々と雰囲気が変わっていた。

というか、余りにもログインしていないと、マイミクの更新情報には過去の日記を全く表示してくれないらしい。何じゃそりゃ。

しょうがないから、過去の日記の、月別のリンクから辿って読もうかなと思ったら、1日も日記が更新されてない月まで全部アンカーになってるので諦めた。ひどいナビゲーション。

【スクリーンショット】更新の有無に関わらず全ての月にリンクアンカーが設定されている。


2014-04-06 (日)

[SF]星新一『きまぐれロボット』

きまぐれロボット (角川文庫)(星 新一)

おなかがすいたら料理をつくり、あとかたづけに、へやのそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて離れ島の別荘に出かけたお金持ちのエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を…。博士の不思議な発明、発見が様様な騒動を巻き起こす。傑作ショートショート集。

2014年はこれまで殆ど読んだことの無かった国内SF作品を読もう、と決めて、Kindleストアでセールがある度に気になった作品をポチポチと買っているのだけど、ようやく1冊読めた。時間かかり過ぎた。

単純に、ショートショートっていう形式が苦手なのかも知れない。

  • 博士がロボットを発明する
    • 何かしらの制限・欠陥を抱えている
  • 科学者が凄い薬を発明する
  • 異性人が地球にやって来る

といったパターンを踏襲した短編がたくさん収録されていて、個々にはもちろん面白い(ネコが飼い主の人間を「奴隷として使役してる」と異性人に説明する話なんかは最高に面白い)のだけど、本数が多過ぎる、各々が短過ぎるという点が苦手なのかなぁ。

この、どこかシニカルで、意味があるようで無いオチを持たせる構成を見ていると、森博嗣って本当に星新一という作家が好きで、とても影響を受けたんだろうなという感想を持った。

[雑記]『IT起業家10人の10年』

IT起業家10人の10年(滝田 誠一郎)

藤田晋、浅田一憲、大川弘一、南場智子、堀江貴文、孫泰蔵、尾崎憲一、本間毅、江端浩人、川邊健太郎。

1998年から2000年まで、飛ぶ鳥を落とす勢いだった若きIT起業家たち。

ITバブル崩壊、IPOブーム、ライブドアショックにリーマンショック。荒波のような経済環境の激変を経て、彼らカリスマたちはどうなったのか。

大成功した人、被告人になった人、組織の一員として頭角を現した人……。それぞれに直接取材し、ロングインタビューを敢行。

表紙でちょっと興味を持って読みました。

1998年-2000年当時の「若き企業家」時代へのインタビュー記事と、彼・彼女らの2013年現在のインタビュー記事が並列して掲載されているという、何というか、ニュースで話題になった人物の卒業文集を発掘して来て傷をえぐるような斬新企画。

1人1人のインタビュー記事自体は文章量もそこそこで、サクサクと読めます。

全員分を読んでみて思うのは、ITバブル当時に「ネット関係の仕事なら何でも請け負います、ウェブサイト制作からソフトウェアまでトータルソリューションです」って起業して、バブルが弾けると自社売却して大企業の役員になったような人が多い中で、やっぱり絶頂期にDeNA社長を後任へ譲って一線を南場智子、退いた元ライブドアで収監まで行った堀江貴文という2人は、この世代の成功者の中でも特に異質な存在ですよね。どこか達観しているというか。

サイバーエージェントやガンホー・オンライン・エンターテイメントみたいな、今では相当規模まで行った企業の萌芽期においても既に、あらゆる人が孫正義の後姿を見てネット業界でジャパンドリームを目指していた事が分かるというか、皆が皆、言及しまくってて、日本のネットベンチャーって根っこの部分はアスキーとソフトバンクなのだなぁと。

あと面白いなと思ったのは、プログラマからキャリアをスタートしてる人は、起業から10数年経って、大金を手にした筈が何故か痩せてるパターンが多いのが不思議ですね。


最近のツッコミ

  1. ムノーン (2018-09-20(木)07:26)「デボラ様派なんだけど、少ないのか。」
  2. 雷悶 (2018-09-04(火)18:36)「やるしかないっしょ~」
  3. うどん職人 (2018-09-04(火)18:00)「年末耳うどんミーティングか〜?」

参号館  の中の  日記(ariyasacca)

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