はじめて「スクラム」をやることになったら読む本
高品質のソフトウェアをすばやく開発できる手法として、世界中で注目されている「スクラム」。実際の開発プロジェクトにどう適用すればよいのかをとにかくわかりやすく解説します。 これからスクラムをはじめたい人はもちろん、スクラムを導入してみたけどなんだか上手くいかないなぁ……と思っている方にぜひ手にとっていただきたい一冊です。
- 人気の先生たちが書き下ろした理論だけで終わらない“実践”の手引き
- 実際のプラクティスを架空のプロジェクトをもとに詳細に解説!
1年ほど前にKindleセールで半額となっていたのを購入し、ちょうどスクラムについて学んだ知識の復習に良いかなと思って3日間くらいで読んでみた。
本の紹介にある通り、架空のプロジェクトにスクラムを導入する物語形式になっていて、たまにマンガも挿入されてライトな内容と思わせておいて、意外と現場で発生しがちなヘビーな交渉も「あるある」と言いたくなる絶妙なタイミングで入って来て、ためになる一冊。
特にプロダクトオーナー(PO)を決める時に、必ずしも役職の偉い人をアサインするのではなく、そのプロダクトを良くして行く情熱を持った人に役割を任せようみたいな話が腑に落ちた。そもそも偉い人は会議やら何やら多くて、セレモニーに参加できなくなりがちだもんね。
スクラムガイドよりも平易な表現だし、尚且つ大事なポイントは外さず網羅されていて、読む前に本書に対して抱いていた印象よりもずっと良かったです。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
▼ かわはら [脚立?(・∀・)ニヤニヤ それはともかく、意外と簡単に慣れるものだと思いますよ。 そして元に戻すとまた落ち着かなくな..]
▼ 雷悶 [確かに慣れるは慣れるかもしれませんが、また寿命が来て交換となった時には、多分白色蛍光を選びますね。]