新年、明けましておめでとうございます。年末は晩酌しながら「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン13を視聴して過ごしました。夜は一時的に雨が降ったり風が強まったりしていたけど、令和6年の元日は雲ひとつない青空で気分がいいです。
2014年から始まったNISA制度をSMBC日興証券で10年運用していました。まだ売却していない資産もあるから、それらを現金化するまでは出口戦略を考えながらの運用が続くのですが、一旦はここまでの区切りです。
使い方は前半と後半で大きく変わっていますね。2017年や2018年はトランプ大統領の誕生などで大きい値動きをしたのに巻き込まれ、かつコロナショック直撃の時期に保有期限が来たことで最終的にマイナスで終わっているのが悲しい。
期限が来て損切りしたエクセディや飯野海運といった銘柄は、ここ2年間ほどで大きく業績と株価V字回復を達成しており、やはり5年間で免税の期限を迎えるこの制度は上手く使うのが難しかったなと実感します。色々と納得行ってないものの、ポジティブに捉えるなら損切り力は鍛えられたかな(こんなもん鍛えられたくなかった)。
残ってる年の枠は次のような感じ。トランプ再登板もあり得るから、2024年の10月くらいに全部現金化してもいいかも知れないですね……。こうやって並べてみると野村のNEXT FUNDSシリーズめっちゃ買ってるな自分。
さて、様々な欠陥を抱えた制度であったNISAが岸田文雄首相の決断によって改善され、2024年から新しいNISA制度が始まりました。
1年目のつみたて投資枠と成長投資枠をそれぞれ決めたので覚え書きです。
プラチナプリファードを発行して始めたクレカ積立を、そのままスライドさせています。積立投資するインデックス商品をS&P500のままにするか心機一転NASDAQ100にするかで結構悩んだのですが、市場でショックが起きた時にNASDAQ100だと50~60%近いドローダウンも起きることを考えると、メンタルが持たないと思い、より動きの小さいS&P500にしました。同様の理由でギャンブル性の強いつみたてFANG+インデックスもナシと結論しました。インデックス積立投資は必要以上に値動きを気にせず、淡々と続けられることが何より大事だと思っています。
NISA口座の金融機関変更でタイムラグがあった関係で、2024年1月のクレカ積立はNISA口座でなく特定口座で発注されてしまったので、年初に慌てて設定し直すも、つみたて投資枠として使えるのは115万円ということになってしまった。クレカ5万円と現金5万円ずつを毎月注文して行きます。期せずして発注日も分散される結果になってます。SBI証券のクレカ積立5万円/月の上限に見直しが入ったら、また設定し直すんかこれ。面倒だなぁ。
成長投資枠で検討していたSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクっとインド株式)をそのまま採用しました。タイやベトナムなど、アジア圏には他にも有望な新興国がありますが、人口比で考えると小国では景気減速が懸念される中国の影響は避けられません。それよりも、これから期待できる大型インフラ投資や自国で賄える内需の大きさを考慮し、インド1本で良くことにしました。2023年末に240万円分を金額買付で注文済みです。
SENSEX指数も今まで保有していたNIFTY 50指数とそれほど違いは無さそうで、値動きを見てもS&P500指数と同程度のリスクで、許容できると考えています。
某氏がブックマークしていた、2023年12月に設定されたばかりのSBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)も魅力があり、ちょっと迷いました。引き続き高配当の日本株は成長期待できるし、1年後には分配金の実績も出ているため、また改めて検討していいかも知れません。ともあれ、2024年の成長投資枠はサクっとインド1本で終わりです。
個別株→ETF→投資信託と、全く初心者におすすめできないルート(たぶん初心者は投資信託から入るのが正解)で投資道を歩いてきたせいか、積立投資も投信の買付も2023年から初めて手を出したため未だに慣れないです。とにかくリアルタイム取引できないから「あれっ、いつまでに注文しておけばいいんだっけ?」となってしまう。そういえば京都で一緒に飲み歩いた投信フルインベストメント勢の元同僚も、NDロードスター購入のために米国株投資信託を売った時なかなか現金化されなくて焦ったって言ってたのを思い出した。
メインの特定口座では、引き続き損益通算などをやって行きたいため、リアルタイム取引できるETF商品を売買するようにしたいです。非上場の投資信託だけでなく、東証ETFも岸田NISAにあわせて多くの新商品が出ているから、引き続きチェックしておきます。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)