Xcode上でVim風キーバインドを実現するのに、長らくXVimのお世話になっていて、XVimはXcode 5 DPやGMの段階からXcode 5サポートブランチが活発に開発されていて本当に素晴らしいんだけど、どうしてもXcodeでなく手馴れたVimで編集したい場面(置換・検索などなど)が何度かあった。
一応そういう時のためにcocoa.vimという拡張も入れていたんだけど、長らくメンテされてないし、そろそろちゃんと準備しておきたいなと考えていたところに、Software Design 2013年10月号『Vim至上主義』特集で「VimでObjective-Cプログラミング」というコラムが掲載されていると知り、渡りに船とばかりに購入。
コラムを参考にclang_completeを始めとする拡張を幾つか導入し、とりあえずプロジェクト内のヘッダファイルから補完候補が出てくれるようになった。嬉しい。とは言え、IDEの補完には勝てないので、自分の場合は、あくまでも補助用途ですかね。オムニ補完の<C-x><C-o>って今まで余り使ってなかったんだけど、これからは時々お世話になるかも知れない。
特集全体を通して、日々Vimの話題を追いかけられている訳でない身としては、周回遅れで最新の知識にアップデート出来た点も良かった。いつの間にかneocomplcache.vimと別でneocomplete.vimが生まれていたんですね……(この書籍で初めて知った)。キャッチアップが早い人の.vimrcにはmeet_neocomplete_requirements()ってfunctionを定義して、新旧どちらでも動かせるような仕組みが設定されてる模様。近いうちに自分の.vimrcも編集しなければ。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
neocompleteってLuaが必要でハードル高いんですよね……。WindowsのkaoriyaとMacVim-Kaoriyaは大丈夫でしたが、UbuntuとArchのパッケージはダメでした。
>シナモンさん<br>確かにパッケージ管理システム経由でVimをインストールする前提だと、なかなか+luaの動作要件を満たせそうにないですね。