今年も新入社員の自己紹介ウェブページというものが社内で発表されて、その中には「自分はこういうブログ(或いはウェブサイト)を運営しています。是非見に来て下さい!」という子がチラホラ居るわけ。これは僕としては、度胸があるというか、凄いなぁと思ってしまう。
会社の人に自分のサイトを発見されたとしても、リンクされて困るような情報は最初から掲載しない方針でやっているので、ここに書いてあることは基本的に「バレてもOK」である。要するに、僕が痛々しいセガ信者だとかメロスパーだとか、最近は転職を考えているだとか、バレたところで困りはしない。本当にバレたら嫌な事は、身内向けに書くか、もしくは自分の心の内に留めておくことにしている。
だから万が一バレたとしても構わないのだけれども、能動的に会社バレしようとする気持ちがいまいち理解出来ない。よっぽど自分が作っているコンテンツに自信があるから見に来て欲しい、ということだろうか。そう考えると、僕は自信が全然無いので宣伝する気にはなれない。ヘボいコンテンツを宣伝したところで、メリットが何も無い。*1
ここまで考えてから、そう言えば以前に似たような話を読んだことがあるぞと思って記憶を辿り、「実名・仮名・匿名、私のスタンス」という文書を発見する。
もちろん何が何でも絶対に知られたくないというわけではないから、こうして備忘録などを無制限に公開しているわけです。しかし本名で Google 検索したときに、簡単に徳保隆夫の名がバレるのは嫌です。なので、「徳保隆夫の本名は***です」「deztec.jp は***が仮名で運営しているサイト」といったことは、どうか書かないでいただきたいと思います。私は読者の善意とご理解に依拠して当サイトの運営を継続しており、この信頼関係が当面破壊されないことを期待しています。
別に会社の秘密をバラしているわけでもないし、決定的にまずいことは書いていないつもり。だから究極的には誰にバレたっていいのだけれども、でも嫌なことってあるじゃないですか。そのあたり、こちらの気持ちを汲んでいただければ幸いです。
僕としても、「お前は、うちのあいつか!」と分かっても、遠巻きに眺めてニヤニヤしているだけにしてもらいたい。バレても良いけど敢えてバラそうとは思わない、分かるかなぁ、この複雑な気持ち。
*1 会社の人が見に来てカウンタが回るとかを期待しているなら、メリットかもしれない。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
いつかの損得勘定の話ですよね<br>ばらして何の得になりますか、と