日経平均株価の34年ぶり高値更新の時に「真に東京株式市場を表している指数はTOPIXの方」で、こちらの高値更新を待っていると記していたが、とうとうその日が訪れた。
何が高値更新の要因だったのかは正直よく分かっていない。アメリカ大統領選挙2024の討論会を経てトランプ氏の再登板が確度を高めたといった分析も聞かれるが、関係あるのかなぁと疑っている。
日経の記事に
トヨタやホンダ、三菱UFJも買われ、バリュー株の影響の大きいTOPIXの上昇を後押しした。
と書かれている通り、かなり大型バリュー株が上がっている印象で、過去に保有していて株価がパッとせず損切り撤退を余儀なくされた三菱重工業(7011)や、欠陥制度だった一般NISA口座で持っていて期限を迎え利確をした(まだ特定口座では多少持っている)JT(2914)が派手に値を上げているのを眺めていると、自分の主力である東証スタンダード市場や東証グロース市場に上場している銘柄は付いて行けておらず、悲しい気持ちになってしまう。
不幸中の幸いは、一般NISA口座でまだ保有を続けているNEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)が、ほぼ大型バリュー相場の恩恵を受けられている点である。もうインデックスETFだけ買っていればいいのでは? と延々と思考がループしている。まぁとにかく、日経平均株価に続き、TOPIXも失われた34年を取り戻してスタートラインに立てたのは、めでたいことである。
そういえば、東証はTOPIXの見直しを発表しているけど、指数としての連続性はどうなるんだろうね。というか大型バリュー株が強いのって東証のTOPIX見直し発表が要因なんじゃないのか。2023年に東証プライム市場の中小型のバリュー株ばっかり拾った銘柄も、きっとTOPIX見直しで外されるやつばっかりで、失敗だったなぁ。時価総額の小さい会社の経営者も、PBR改善をがんばって進めてTOPIX採用銘柄としてこの先生きのこるのを目指しますと宣言して欲しいね。
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