2023年4月からAmazonプライムビデオで見放題配信が始まり、毎週視聴している作品・視聴しようか迷っている(諦めつつある)作品の感想を記録。春アニメは原作が好きな作品が多数アニメ化されていて追いかけ切れていない。
石川県から東京都の学校に進学した、おもしれー女みつみちゃんを中心とする、「みんな違ってみんな良い」を体現するスクールコメディ。ラブコメディでないところがミソで、ラブでなくライクの多様さが見られてほのぼのする。今クールの最推し。
色彩設計やOPのコンテが天才的で、原作の淡くてキラキラした雰囲気を見事に表現していると思う。みつみと志摩くんの謎ダンスが尊くて泣きそうになる。P.A.WORKSは『パリピ孔明』をかなり大胆なアレンジでアニメ作品に昇華していたから、本作スキローはどんな仕上がりになるか期待と不安が入り混じっていたのだが、原作ファンからするとイメージ完全一致のド丁寧な仕上がりで感謝しかない。志摩くんの声を担当されてる人はメイン級の役を初めて演じてるそうだが、原作そのままの爽やかな声で癒される。みつみちゃんの声はおもしれー女過ぎて笑ってしまう。
高校生くらいの頃って、不思議ちゃんも美男美女もお洒落さんも陰キャも、みんなそれぞれ悩みを抱えて生きているんだよな~そうだよな~って永遠に共感できる作品だから、アニメ化を機に人気出て欲しいな~。
舞台が「オーケストラ部の超強豪校」な青春群像劇。ある理由で弾くのをやめていたヴァイオリニスト少年の成長譚。原作コミックめちゃくちゃ好きでアニメ化は楽しみにしていた。
原作は「コマから音が飛び出してくる」ような描写が話題で、アニメでは当然ちゃんと音そのものが表現できる訳で、どうなるか楽しみにしていたら、EDクレジットではそれぞれのキャラクターが楽器を弾くのをプロの音楽家が担当して録音してるよう。気合の入り方がすごい。演奏シーンも滑らかに動かすのはセル枚数とてつもなく必要で大変そうだ。さすがにオケ部が全員で演奏するところはモーションキャプチャーを使ったアニメ風の3D CGで行くみたい。このCGも意外と違和感が無くて、アイマスとかウマ娘に課金してくれた課金兵たちのお陰でこの手の技術も進歩した(要出典)んだな……と感謝した。
青オケは秋音律子と小桜ハルのダブルヒロインみたいなところがあり、どちらも魅力的で、主人公の青野くんがどっちとくっつくかも見どころの一つである。エヴァでアスカが勝った世界線を見たい人は律子を応援しよう。原作では定期演奏会が終わって3年生引退後も魅力的な展開が続くのだけど、アニメとして区切りがいいのは3年生引退までかな?
アイドル・星野アイの子ども達による復讐劇を描く話題作。1話が90分という力の入りようで、アイドル界・芸能界をブラックに風刺する作風だからか、普段あまりアニメを見ない人にもかなり視聴されている印象。もともと人気あったけどアニメ化でさらにブーストされるのでは?
OP曲や作中曲PVも、とにかく「金かかってるな~」って思える仕上がりですごい。いわゆる「オタ芸」のガヤ声がやたら気合入れて吹き込まれているのは笑ってしまう。『推しの子』のキャラデザと言えばアイ・アクア・ルビーの瞳に宿る「星」な訳で、アニメ化で一層キラキラしていると引き込まれてしまう。アクアが『DEATH NOTE』の月よろしく悪巧みしている時は昏く光る演出がイイ。ED曲への入り方も大変かっこよかった。小ネタとしてはスターシステム的に原作者が同じ『かぐや様』の世界線と繋がっているのだけど、その辺の設定はどうするのかなと思っていたがそのまま採用しているみたいだ。あっちも人気作だからお互いに相乗効果ありそう。
この文章を書いている3話までは「重曹ちゃん」ことかなちゃんにスポットが当たっており、アニメ版でも大変いい子で人気が出そうである。今後もMEMちょやあかねちゃんが動いて喋るところが見えるのは今から楽しみ。ちなみに僕はアクアのカップリングは圧倒的にあかねちゃん派です。
分割2クールの後半クール。相変わらず地上波放送とAmazonプライムビデオの配信タイミングがしっかり違っていて、プライムビデオ民としてはネタバレに注意しつつ視聴している。
前半クールはお嫁さんを賭けて学園で決闘や授業をほのぼのやっていたところが最後に「急にガンダムになるな!」って引きで、後半クールはもう最初からずっとガンダムですね……。いやガンダムなんだけどさ。もう百合描写もどっか行っちゃったよ。完全にガンダムだよこれ。
今のところ主人公スレッタだけでなく、御三家である グエル・エラン・シャディクもそれぞれ思惑を持って独自に動いていて、彼らの成長が見られそうなところも楽しみですね。いわゆる「メスガキ」文法で造形されたキャラが多くて相変わらず自分の中では区別が付いていない。ガンダムだからみんな退場してしまうのか……?
みんな大好き鬼滅の新作シリーズ。この作品も1話が60分くらいあって豪華だった。映画館で先行して上映されていた部分が1話相当なのかな?
「炭治郎と禰豆子のほのぼの兄妹描写が多くて嬉しいな~」とまったり見ていると途端に敵の鬼が乱入してきてヌルっとバトル描写に突入して行く流れ、そういえば鬼滅ってこんな感じだったわ……と思わされる。上弦の鬼はみんなルールがクソゲーのレイドバトルなんだよなぁ。動いて喋る玉壺が本当に気持ち悪いよ……(誉めてる)。時透くんのボーっとした感じと甘露寺さんの色々おおきい感じは原作再現度120%でイイですね。
カルト宗教の教祖二世が異世界転生してカミサマの布教活動!! アニメ化される計画があるのは知っていたが、まさかこんなカルト逆風の中(統一教会的な意味で)放送開始されるとは思ってなかった。運が良いのか悪いのか。
原作は結構お下劣えっちなシーンが多くて、その辺りどうするんだろうと思ったがアニメ版でも踏襲するらしい。ドット絵が入るのはアニメオリジナルで、1話も原作に無かった征人が飛ばされてきてからカクリ村に馴染むまでのオリジナル展開が補完されていた。とにかくロイって奴が最低だから、中学生の猿だった頃を思い出いながら見ているのが楽しいぜ。
ミタマ様の声が禰豆子と同じ人ってマジ!? 他にも聞き覚えのある人が多くて、実はCV豪華な作品じゃないかと思っている。ベルトランとの対決シーンとか、まんま『呪術廻戦』の対戦カードだったな。声優陣が豪華な分、モンスターのモロCGなところが微妙に予算少ないのかな……。基本的に原作再現度は高いです。
原作コミックが好きでかなり期待していた作品。いわゆる「異世界に飛ばされる」ではなく「異世界からやって来る」パターン。『異世界おじさん』のおじさんが綺麗な少年になった感じだろうか(全然違う)。
コミック版もアニメ版も、「予備知識なしでネタバレ踏まずに1話を最後まで見る」のが非常に大事で、その意味ではアニメ版の再現度は非常に高いと感じた。狂人ばっかり出るせいか、各キャラの声も実力ある人が担当している人が担当している印象。ポルカくんの声がロボ太で合ってるのと、勇者っぽい人の圧倒的な主人公声が誰だろうと思って知らべたらTVアニメ版スラムダンクの桜木花道だったから納得しちゃったのと、おっぱいの大き過ぎる新宿の仲介屋クラリッサの色っぽい声が種﨑敦美さんでこの人どんだけ演技の幅が広いのと椅子から転げ落ちてしまった。
戦闘シーンで多用されるCGや劇伴も、この作品の暗い雰囲気に大変マッチしていて良いです。原作はどんどん魅力的なキャラクターが登場して各戦力が複雑化するのだけども、アニメ化できる尺は決まってると思ってて、どこまでやるんだろう? 阿牙倉の皆さんはさすがに全員登場まで行けないか?
厨二心をじっくりコトコト煮込んだ市川京太郎がヒロインと名高い僕ヤバが遂にアニメ放送始まってしまった。京ちゃんと山田がくっついてからの展開はずっと甘さが致死量のラブコメだ。
京ちゃんの声が非常にいい感じなのと、原作コミックの下ネタをほとんど自重しないで進むところが清々しい。クラスの足立くんと神崎くんといったゲス軍団の自重しなさっぷりが非常にいい。アニメなんだから少しは自重しろよ! ばやしこの声がベストキャストな気がする。ナンパイは声かっこ良すぎるよ……。京ちゃんじゃ勝てねぇ~~~。
地球侵略にきた宇宙人が地球の生物「ねこ」の可愛さに圧倒されて腰へにゃへにゃになって、遂にはねこと暮らし始めちゃうSF作品。ジャンプSQでの連載は毎回ページ数少なめであるが、アニメはしっかり1話25分くらいやってくれて嬉しい。
主人公リザのしゃべくり芸が『ぼっち・ざ・ろっく!』のぼっちちゃんみたいな面白さがあって、意外とアニメ化で人気出るんじゃないかと思えてきた。かなり好きな作品のため、アニメで気に入った人はぜひ原作も読んでください。ただし僕は犬派です。犬もたまに出て来るからよし。
コンセプトカフェで架空のお嬢様学校を舞台にビジネス百合してる面倒くさい人たちの百合。驚くほど丁寧にアニメ化されており、OP曲も含めていわゆる「原作解像度」が高い。
原作でも主人公の陽芽ちゃんがぶりっ子しながら「~~~だヨ!」ってノリツッコミ多用するんだけどアニメ版で声がつくと完全に陽芽ちゃんでビビった。
クオリティ高いし面白いけど全体的に登場人物がとにかく面倒くさい性格しているのと、ビジネス百合から「あら^~」って展開に移行するまで時間かかる(原作コミックのあとがきでも1巻が間延びしたと作者が書いてた記憶がある)ので、離脱しちゃう視聴者が多いかもしれない。自分は最後まで見るつもり。
宇宙から何か受信した姫が冴えない漫画家のところに居候するラブコメ。原作者が『甘々と稲妻』の人で、こっちの『おとなりに銀河』も、主人公の久我一郎くんと同居してるまち&ふみおの妹&弟コンビが異様に可愛い。声のイメージもバッチリ合っている。
原作ストックが余り無いから、どんなペースで進むんだろうと思っていたが、漫画制作シーンをしっかり描写するみたいですね。これはこれで面白い。
いい意味で「空気を読めない」転校生が、四白眼でクラスの中で仲間はずれにされてる茜ちゃんにグイグイ行って赤面させちゃうコメディ。
高田くんの無邪気で空気読まず自重しないイメージがしっかり声で表現されていてすごいなー。好きな作品だけどもクソガキ共のいじめ描写がリアリティあって、果たして受け入れられるのかどうか。
弟のことを好き過ぎる姉が追っかけ転生されてきて最強スキルなやつ。アニメ化されるとは知らなかった。ネットストーカーが注目しているようだったので1話を視聴した。あからさまで低予算だったから1話で見るのを止めてしまった。こういう行為を極力やりたくないのだがCGのあんまりっぷりとかさぁ……。
ちなみに原作コミックは結構好きで読んでいる。お姉ちゃんだけでなく、さまざまな人の母性を刺激している朝陽くんの愛されっぷりだけでよく話が続くなと感心するストーリーではある。もっとアニメ化に潤沢な予算があればと惜しい気持ち。
以下は原作を読んでいるからアニメでも視聴したいのだけどまだ1話も見ていない作品です。今クールちょっと多過ぎるって。こんなにアニメ作ってどうするの。
どれかは見たい。見れるかな……。こんなに沢山アニメ化しなくていいんだって。
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