ドイツからフォーク系のロックバンドFiddler's GreenとIn Extremoをカップリングした日本ツアーが開催され、その名古屋公演に行ってきた。
Fiddler's Greenの2年ぶりとなる再来日も嬉しいのだが、個人的にはずっと見たかったIn Extremoが初来日となった事が何より嬉しい。このバンドは欧州遠征でもしなければ生で見られないと思っていた。まさか[[前回公演を見た時に日記で書いた組み合わせが実現|20170917#p01するとは。プロモーターさんありがとう。
会場は2年前と同じく大須のRAD HALLで、チケットは前売り券7,500円 + 当日ドリンク代600円。ビールはスーパードライだったため、ドリンクチケットはハイボールと交換した。
開場17:30の開演18:00というアナウンスではあったが、オープニングアクトは何度か見ていて今回は別にいいやと考えた僕は、18:30くらいまでネットカフェで時間をつぶして18:40頃に入場した。ちょうどオープニングアクトが終わって機材交換中であった。
物販ブースでIn Extremoの未所持音源があったら買おうかなと見てみたがFiddler's GreenのTシャツやCDしか売っていなかった。あとでプロモーターのTwitterを確認したら、In Extremはバンド側の持ち込みゼロだったらしい。いくら何でも商売っ気が無さ過ぎでしょ。欧州で売れているから日本で稼ぐ必要性が無いのかな。
RAD HALLはフロアが縦に長い構成で、ちょうどフロアが少し上がる2段目の2列目辺りに陣取って見ることにした。
ツアー発表された当初は「キャリアの長いIn Extremoがトリなのかな?」とも思っていたが、どうやらトリを務めるのはFiddler's Greenの方らしく、In Extremoはいきなりの登場となった。日本盤も定期的にリリースされているからFiddler's Greenの方が日本では人気・知名度あるのかも知れない。
In ExtremoはMedieval Metal(ミディヴァルメタル = 中世メタル)、Ritter Rock(リッターロック = 騎士ロック)などと呼ばれる、ヨーロッパの古楽を取り込んだメタルを演じているバンドで、現地ヨーロッパでは非常に人気があり、大型メタルフェスにも多数の出演経験がある。見るためにはヴァッケン行く必要があると思っていて、こんな小さなハコで見られて感激だ。
さすがにRAD HALLのステージに7人の大所帯が上がると狭い(Dr. Pymonteは超巨体だし…)けど、バンドメンバーが皆とても仲良しで、見ていても飽きなかったですね。ベースの人だけ他メンバーとの絡みが少なかった点は気になったけど。
持ち時間は1時間ほど。アンコールは無しでの構成が寂しいが、「また近いうちい会えるよ!」とMCで言っていたのを信じて期待したい。
LOUD PARKも、なんで今までこんなにフェス向きのバンドを招聘しなかったのかねぇ。
トリを飾ったのは、2度目の来日となる、アイリッシュパンクバンドFiddler's Green、やはり人気は高かった。というか、観客席に若い女性が多い。HR/HMのライブでは極めて珍しい現象である。
パーティーロック的にノれる楽しい曲が多いし、メインで歌っている2人はイケメンだし、確かに若い層から人気がありそうではある。
アンコール1曲を含めて1時間15分ほどで終了となった。アンコールでは、フロア前方に居た女性7名をステージに上げて、一緒に歌って踊ってというフリーダムな状況であった。事前打ち合わせとかナシでやってたぽくて、みんな驚いていた。僕も「そんなんアリなんだ」と驚いたが、まぁ楽しければ何でもいいのかも知れない。
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