ariyasacca

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2019-10-05 (土) [長年日記]

[メタル]Fiddler's Green & In Extremo JAPAN TOUR 2017の名古屋公演を見てきた

ドイツからフォーク系のロックバンドFiddler's GreenとIn Extremoをカップリングした日本ツアーが開催され、その名古屋公演に行ってきた。

Fiddler's Greenの2年ぶりとなる再来日も嬉しいのだが、個人的にはずっと見たかったIn Extremoが初来日となった事が何より嬉しい。このバンドは欧州遠征でもしなければ生で見られないと思っていた。まさか[[前回公演を見た時に日記で書いた組み合わせが実現|20170917#p01するとは。プロモーターさんありがとう。

会場はRAD HALL

会場は2年前と同じく大須のRAD HALLで、チケットは前売り券7,500円 + 当日ドリンク代600円。ビールはスーパードライだったため、ドリンクチケットはハイボールと交換した。

開場17:30の開演18:00というアナウンスではあったが、オープニングアクトは何度か見ていて今回は別にいいやと考えた僕は、18:30くらいまでネットカフェで時間をつぶして18:40頃に入場した。ちょうどオープニングアクトが終わって機材交換中であった。

物販ブースでIn Extremoの未所持音源があったら買おうかなと見てみたがFiddler's GreenのTシャツやCDしか売っていなかった。あとでプロモーターのTwitterを確認したら、In Extremはバンド側の持ち込みゼロだったらしい。いくら何でも商売っ気が無さ過ぎでしょ。欧州で売れているから日本で稼ぐ必要性が無いのかな。

RAD HALLはフロアが縦に長い構成で、ちょうどフロアが少し上がる2段目の2列目辺りに陣取って見ることにした。

【写真】入り口看板

In Extremo

ツアー発表された当初は「キャリアの長いIn Extremoがトリなのかな?」とも思っていたが、どうやらトリを務めるのはFiddler's Greenの方らしく、In Extremoはいきなりの登場となった。日本盤も定期的にリリースされているからFiddler's Greenの方が日本では人気・知名度あるのかも知れない。

In ExtremoはMedieval Metal(ミディヴァルメタル = 中世メタル)、Ritter Rock(リッターロック = 騎士ロック)などと呼ばれる、ヨーロッパの古楽を取り込んだメタルを演じているバンドで、現地ヨーロッパでは非常に人気があり、大型メタルフェスにも多数の出演経験がある。見るためにはヴァッケン行く必要があると思っていて、こんな小さなハコで見られて感激だ。

  • ボーカルのミヒャエルは、CD通りのよく通る中低音で、ドライブする曲にもよく合っている。
    • 曲によってはシターンを持ってかき鳴らし、雰囲気も抜群によかった。
    • ステージングもすごく慣れている印象で、筋肉の盛り上がる腕のタトゥーを見せつけるようなポーズもかっこいい。
  • 客席から見てステージ左手に陣取っていた巨体のアンドレがとにかくインパクト大だった。
    • ショームと呼ばれる古楽器の笛(というかチャルメラ)を陽気に吹いたと思えば、ハープに持ち替えて美しいメロディを披露する。何でもできるおじさん。
    • Dr. Pymonteという謎のステージネームを持っていて何者なんだろうと思っていたが、生で見てより一層、何者なんだと謎が深まってしまった。
  • あとビックリしたのが、このバンドってバグパイプ奏者が2人居るんですね。ツインギターならぬツインバグパイプ。
    • もちろん曲によっては楽器を持ち帰るため、常に2人居る訳ではない。
    • バグパイプをフィーチャーしたパートになると2人で前に出て来て吹きまくるし、出番の無いパートでも後ろで仲良く左右に揺れてて、ホント見てて楽しい。
    • フォークメタル系バンドはメンバーの入れ替えも結構多いのだけど、今日この編成で見られたのはラッキーだったのかも。

さすがにRAD HALLのステージに7人の大所帯が上がると狭い(Dr. Pymonteは超巨体だし…)けど、バンドメンバーが皆とても仲良しで、見ていても飽きなかったですね。ベースの人だけ他メンバーとの絡みが少なかった点は気になったけど。

持ち時間は1時間ほど。アンコールは無しでの構成が寂しいが、「また近いうちい会えるよ!」とMCで言っていたのを信じて期待したい。

LOUD PARKも、なんで今までこんなにフェス向きのバンドを招聘しなかったのかねぇ。

【写真】In Extremoは7人編成

Fiddler's Green

トリを飾ったのは、2度目の来日となる、アイリッシュパンクバンドFiddler's Green、やはり人気は高かった。というか、観客席に若い女性が多い。HR/HMのライブでは極めて珍しい現象である。

パーティーロック的にノれる楽しい曲が多いし、メインで歌っている2人はイケメンだし、確かに若い層から人気がありそうではある。

  • 相変わらずメインで歌っている2人は、それぞれタイプの異なる魅力的なボーカルで、声もよく通る。
    • 黒ぶちメガネの方は、セットリスト終盤では、客席に降りてきて歌っていた。
  • バイオリン奏者のトビアスが大人気で、愛称が「トビ」「トビー」のどちらかだと思うが、あちこちから黄色い声で呼ばれていた。
    • 時折もの凄い速弾きをするし、『コンドルは飛んで行く』のフレーズを弾くとみんな大喜びしていた。
  • 今回の公演でも帽子のアコーディオンおじさんがキュートだった。何故か途中でバケツを叩いたりもしていた。

アンコール1曲を含めて1時間15分ほどで終了となった。アンコールでは、フロア前方に居た女性7名をステージに上げて、一緒に歌って踊ってというフリーダムな状況であった。事前打ち合わせとかナシでやってたぽくて、みんな驚いていた。僕も「そんなんアリなんだ」と驚いたが、まぁ楽しければ何でもいいのかも知れない。

【写真】楽し気なステージ


最近のツッコミ

  1. 雷悶 (2023-06-24(土)22:25)「新大阪駅で降りると必ず視界に入るサムティ行くしかないのか~?」
  2. ブリネル (2023-06-24(土)20:58)「次はサムティアンド箕面ビールツアーしかないっしょ〜 DIE WITH ZERO〜」
  3. 雷悶 (2023-03-08(水)19:02)「10年後にはリゾマンを購入している筈っしょ~(言うだけ)」

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