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2013-09-21 (土) [長年日記]

[雑記]ホテル浦島・熊野古道・潮岬へ行ってきた(1/3)

祝日となる2013年度の秋分の日で3連休となるのに合わせて、南紀方面へと観光に行ってきた。

南紀へは数年前にも行ったことがあって、その時は友人が車を出してくれて運転もお任せしていたのだけど「陸の孤島っぷり半端ねぇ…」って後部座席から実感したので、今回は甘えパッケージツアーを利用したのだった。

3連休初日の土曜日出発でコミコミ28,000円くらいの価格。団体割引おかしい。

  • 1日目、8:00台の特急ワイドビュー南紀の指定席利用で名古屋駅から紀伊勝浦駅へ移動、各自でホテル浦島へチェックイン。夕食付。
  • 2日目、終日フリー。朝夕食付。
  • 3日目、各自で12:00台に発車する特急ワイドビュー南紀の指定席利用で紀伊勝浦駅から名古屋駅へ移動、解散。朝食付。

宿泊したホテル浦島は、前回に自分で申し込んだ時も、GWシーズンでも1泊1万円前後でそれほど高い印象はありませんでしたが、部屋が広い和室だったり、夕食の内容が1日目と2日目で変わったり(前回は連泊中ずっとバイキング形式)、細かい点で違いました。

ワイドビュー南紀で移動

朝の07:30頃に名古屋駅コンコースへ集合して、ツアーの説明と、往復の特急券をツアー会社の人から受け取り。ツアー会社の人と話すのはこれ切りで、後は勝手に各自で行動です。

ワイドビュー南紀では残念ながら車内販売が廃止されてしまったため、名古屋駅で駅弁を買うなどして乗り込み。鉄道車両には詳しくありませんが、多分ワイドビューひだと同じ形式だと思われます。指定席は、まずまず広くて快適。

名古屋から4時間弱、列車に乗りっ放しです。車だと6-8時間は必要。どんだけ陸の孤島よ…。

【写真】名古屋駅ホームへ入線するワイドビュー南紀

紀伊勝浦駅に到着

トンネル区間が多く、ひたすら暇で3DS不可避な鉄道移動を終えて、紀伊勝浦駅に到着。実は前に来た時は、駅前をちゃんと見ていなかったので、今回初めて駅舎や駅前商店街を見ました。ほとんどゴーストタウン化してなくて、活気ある商店街です。

到着が昼で、まだ宿にはチェックイン出来ないため、手荷物を駅のロッカーへと預け、駅前バスターミナルから出ている熊野交通社のバスで熊野古道の那智大社方面へ。

【写真】紀伊勝浦駅の駅前風景

大門坂を登る

バスを降りて、那智大社への参道である大門坂へ。「あー、ここ前もこんな感じの景色だったなー」と懐かしい気持ちに。

杉並木の景観が素晴らしいです。天気が良く気温が高かったこともあって、上り坂が相当キツかったです。

【写真】杉並木の景観

熊野那智大社を参拝

大門坂を登りきって、熊野三山の一つである熊野那智大社を参拝。

ここも石段が多くてなかなかハードです。連休初日ということもあって、それなりに賑やかでしたが、大阪・名古屋からのアクセスが容易な伊勢神宮や京都の寺社と比べたら静かなもの。

【写真】熊野那智大社の鳥居

三重の塔と那智の滝へ

そのまま石段を降りて、今度は三重の塔と那智の滝へ。

前にも来た定番コースですが、那智の滝の落差は雄大で何度見ても良いですね。

三重の塔は今回も料金を払って中に入ったけど、1回入ったらもう良い気がします…。

帰りのバスが1時間に1本しか来ないこともあって、滝壺までは行けず引き帰すことに。ここら辺、自家用車利用の旅と違って融通が利かないですね。

【写真】三重の塔と那智の滝

桟橋からホテル浦島へ

バスで紀伊勝浦駅へ戻って来て桟橋まで歩き、専用の船に乗ってホテル浦島へ 渡ります。

どうもここ勝浦温泉地区では、ホテル浦島とホテル中の島の2つが知名度を二分する存在のようで、どちらも専用の船が出ています。ホテル中の島の船もくじらを模しており、なかなかかっこ良いです。

ホテル浦島は浦島伝説の亀っぽい船と、もう一つ違ったデザインの船がピストン輸送しています。これに乗らないとホテルへ行けないのです。

【写真】ホテル浦島の船

6つの温泉を持つホテル浦島

ホテル浦島はただのホテルではありません。ホテル浦島という名前の「町」なのです。これは行った人には伝わる表現だと思います。フロントにチェックインカウンターが11も並ぶホテルが他にあるだろうか。俺は知らない。

施設内にも6つ(正確には男女別で集計すると7つ)の温泉があり、訳の分からないことになっています。

館内案内図がずっと変わっていないのがウケる。

【写真】ホテル浦島の館内案内図

夕食はバイキング形式

幾つかの温泉を堪能した後は、バイキング形式の夕食。

前にも同じ形式だったのでネタバレ感は激しくあったのですが、マグロ解体ショーや、「世界のビール展」と称して色んな瓶ビールが供されており(1本400円くらいと安いのが嬉しい)、少し新鮮な気持ちで臨めました。生ビールは残念ながらアサヒスーパードライとサントリープレミアムモルツのため頼んでいません。

【写真】世界のビール展


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