ふとXREAサーバーのソフトウェア情報を眺めてみたら、2台だけMemory 6GBのサーバが追加されていることに気が付いた。
あと、いつからそうなっているのか知らなかったのだけど、今ってXREAでは無料アカウントの募集は停止しているのですね。新規にサーバアカウントを取得出来るのはバリュードメインを使っている有料会員のみ(?)みたい。「もしや、これって快適なサーバなのでは?」と思い、重い腰を上げて移転してみることにした。
ほぼ以前の移転エントリに書いてあることを見ながら作業するだけだった。昔のオレって偉いな~(自画自賛)。
将来のために今回の作業も記録しておこう。ポイントとしては、静的なHTMLファイルや画像その他は全部Mercurialリポジトリに移行しました。日記ツールのtDiaryもGit管理に移行したのだけど、これは別エントリで書く。
~/public_html/.htaccessとしてこんな感じで制限を付けておいた。
RedirectMatch 403 /\.hg RedirectMatch 403 /\.hgignore
旧サーバからはこんな感じで新サーバに飛ばしてる。
Redirect permanent // http://sangoukan.xrea.jp/
新しいサーバが今のところ非常に快適です。サーバ情報ではXeonって書かれてるけどcpuinfoを見る限りはIntel Core 2 Duo T7700だから大したこと無い気がする、が、やっぱり潤沢なメモリとサーバアカウントの空き具合が効いているのだと思われる。
旧サーバではVimでset cursorlineすると時が止まってしまっていたからな…。
新サーバが余りにも快適なため、勢いでtDiaryも最新版へアップデートすることにした。tDiaryのバージョンアップ方法 (gitを使う) - まちゅダイアリー(2012-08-12)というエントリを見て以来、「確かにこれは良いわ~」と思っていたので、自分もGitで追いかけることにした。
tdiary-coreリポジトリを取得して最新リリースタグから自分用ブランチを切る。
$ git clone git://github.com/tdiary/tdiary-core.git $ cd tdiary-core $ git checkout -b sangoukan 3.2.1
CGIで実行されるファイルの権限設定。
$ chmod 700 index.rb index.fcgi update.rb update.fcgi
旧設定ファイルと画像ディレクトリを持って来る。
$ cp ../tDiary/tdiary.conf . $ cp -r ../tDiary/images .
「そういえば標準添付じゃないプラグイン幾つか入れてたよな~」と思い出し、確認してみる。
$ cd .. $ git diff --name-status tDiary/misc tdiary-core/misc | grep "^D"
使っていたと思われるプラグインをコピー + category.rbを降順にカスタマイズしてコミット。
$ git log --name-status -n 1 Add my plugins A misc/plugin/blackbird-pie.rb M misc/plugin/category.rb A misc/plugin/category_ul.rb A misc/plugin/gist.rb A misc/plugin/hatena_star.rb A misc/plugin/jdate.rb A misc/plugin/prettify.rb
旧バージョンのtDiaryディレクトリは適当な場所に退避して後からtarで固めておくとして、Gitリポジトリ側をリネームして本運用とする。
$ mv tDiary ~/backup/tDiary-3.0.x $ mv tdiary-core tDiary
これでようやく遅れていた最新版へのアップデートが完了し、今後追いかけて行くのも多少は楽になった、はず。何といってもtDiaryは誕生して12年、開発コミュニティによる25年間のサポートが半分以上も残ってるのだから、楽しみですね!
しかしXREAでは使えるRubyのバージョンが古いのが気になる…。PHPは何故か5.4なのに。結局はCGIとして都度実行が出来れば良い訳だから、自分のホームでRuby 2.0.0を入れちゃってtDiary実行ファイルのshebangで指定してやれば良いのかなぁ。
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