原発事故後の記者会見で、東電・政府はどのように情報を隠し、深刻な事故を過小評価し、誤った説明を繰り返してきたのか。記者会見に出席し続けた二人の著者が、膨大な取材メモと新たな取材をもとに、正面から検証に挑む。また、マスメディアはなぜ“発表ジャーナリズム”に堕してしまったのか、そのあり方も問う。
図書館で見付け、興味を持ったので読んでみた。
福島第一原子力発電所事故の発生からの、原子力安全・保安院や東京電力発表の変遷と同時に、全国紙の表現も追いかけて「報道」がどう変化して行ったかを丁寧に纏めた本である。
いかにも理系出身の堅物といった印象でメルトダウンの可能性を示唆していた中村幸一郎審議官がスポークスマンの任を解かれ、(癖なんだろうけど)うすら笑いで応じる西山英彦審議官が代わって会見対応をしていたのは、震災と原発事故から1年、まだ記憶に新しいところだ。
その交代劇と時期を同じくして、朝日新聞や読売新聞の紙面からも「炉心溶解」といったキーワードがパタリと消えていたことは、この本を読んで初めて知った。
表紙のデザインから、いかにも陰謀論をまくし立てる論調を想像して読み始めたのだけど、どちらかと云うと「メルトダウン」や「シーベルト」といった用語の報道され方を時系列に沿って、淡々と拾っている内容だった。
事故当時に福島第一原子力発電所で所長を務めていた吉田さんの「死を覚悟した」といった言葉が表に出たのが2011-11になってからという点からも分かる通り、この1年間は文字通り混乱期にあったし、まだ現在進行形の出来事なのだなぁと思わせられる。
Vim環境のカイゼンを色々とやっている。
オープンソース系プロジェクトのコードを読むと、きちんとしているプロジェクトでは、必ず
といった特長が共通して見られる。
これらの慣習は見習った方が良いと考え、自分のVim環境をいじってみた。
前提として、カラースキーマはdesert256.vimを使っている。
16色環境には今さら戻れないので考慮していない。
cursorlineを有効にしてCursorLineとCursorColumnの色設定を変更している。
確かgVimのカラースキーマ「desert」に近付けようと試行錯誤してて、こうなったと記憶してる。
set cursorline set t_Co=256 colorscheme desert256 hi CursorColumn gui=NONE guifg=NONE guibg=Grey40 cterm=NONE ctermfg=NONE ctermbg=241 hi CursorLine gui=NONE guifg=NONE guibg=Grey40 cterm=NONE ctermfg=NONE ctermbg=241 hi Cursor guifg=Black guibg=Lavender cterm=reverse ctermfg=NONE ctermbg=NONE hi lCursor guifg=Black guibg=Lavender cterm=reverse ctermfg=NONE ctermbg=NONE
いわゆるハードタブで書かれたソースコードだと分かるように「^ 」で表示されるようにしている。
行末には「_」が連続して描画されるようにした。
改行文字(eol)を「$」などで表示している設定を結構よく見かけるけど、私はちょっと喧しく感じたため、設定していない。
set listchars=tab:^\ ,trail:_ set list
listcharsで「trail」を表示するだけでも十分なのだけど、さらに有用なプラグインがあって、いわゆる「ベストプラクティス」な設定と、修正用function定義が入っている。
最近発見して導入した。
うっかり消し忘れた行末半角スペースが強調表示されるようになり、さらにコマンドモードから
:FixWhitespace
を実行することで一発で消してくれるようになる。
『Vimテクニックバイブル』で紹介されていて、これまたごく最近になって導入した。
連続しているインデントが視覚的に把握し易くなって、インデントレベルがよく分かるようになるプラグイン。
GitHubのScreenshotsを見れば、どういうことをしてくれるものか良く分かる。
設定は自分の使っているカラースキーマにあわせて以下のようにした。「g:indent_guides_color_change_percent」は不要かもしれない。
let g:indent_guides_enable_on_vim_startup = 1 let g:indent_guides_color_change_percent = 30 let g:indent_guides_guide_size = 1 let g:indent_guides_auto_colors = 0 hi IndentGuidesOdd ctermbg=234 hi IndentGuidesEven ctermbg=233
最初は目立つようにしていたのだけど、背景色に近い色を設定した方が目に優しいように感じたので、少し調整した。
「IndentGuidesOdd」と「IndentGuidesEven」の調整には、ターミナルで256色表示する - VimWikiで配布されている「256colortest.vim」を利用して行った。
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