富山県の宇奈月温泉と黒部峡谷へ行って来た話の2日目。
出発の日から愛知でも風が強く吹いていて本当に心配だった台風12号(各地で被害が凄い模様)なのだけど、朝のNHKニュースで天候を確認したところ、富山だけが奇跡的に曇り予報なのだった。
予報どおりに、ほとんど雨が降らなかったので助かった。トロッコ電車が運休でもしていたら泣いていたところ。
実は申し込んだパッケージツアーでもらえる黒部峡谷鉄道トロッコ電車の乗車券が、宇奈月駅から鐘釣駅までで、最奥の欅平駅まで乗るには、差額(往復980円だったかな)を払わなければならないのだった。
ということで、宇奈月駅でそういった手続きを諸々済ませる。客車はフルオープンタイプの普通客車というやつ。一番安い。
親切なことに、出発駅であるここには、自由に持っていけるパンフレットが置いてある。
これ、途中の見所がコンパクトにまとまっていて、本当に便利なので持って行った方が良い。
始発から3本目、8:17発のトロッコ電車に乗って宇奈月駅を出発。
まだガラガラで、ほとんど貸切状態だった。
間もなくすると見えてくる新柳河原発電所。洋城をイメージしたというその風貌、かなり厨二ゴコロをくすぐられる格好良いデザインである。
ぐっ…。やめろ…。わが名を呼ぶのは……。
車内に室井滋(この人、富山県出身らしい)のアナウンスを流しながら、トロッコ電車はのんびりと渓谷を進む。
窓が無くむき出しの普通客車は、曇り空だったこともあって、トンネル内では涼しいを通り越して少し寒いくらい。
幾つもダムがある渓谷を、どんどん進む。
ときどき、反対車両と行き違ったり。
このように、行き違ったりしながら進む。
ダイナミックな景色を楽しみながらトロッコに揺られること1時間20分、ようやく最終駅の欅平駅に到着。標高も結構高くなっているので、涼しい。
よくガイドブックで絶景ポイントとして紹介されている岩壁の「人喰岩」、言うほど凄い光景でもなかった…。
一押しの絶景ポイントらしい猿飛峡というところを目指す。
遊歩道が整備されているんだけど、なかなかに険しい道のりである。
歩くこと20分ほどで、猿飛峡の近くまで到着。この案内から少し坂を下りると展望台として開けているところまで行ける。
ボートなんかで急流を下って行ける峡谷も良いものだけど、トロッコと徒歩で山奥まで分け入って行ける峡谷も秘境っぽくて良いものです。
ロケタッチでタッチしようとしたら、周りにスポットが無かったので作っておいた。猿飛峡へ行って僕と握手!
いやぁ、奇岩が沢山あって、かっこいい!
かっこいい!!
かっこいいですね!!!
しばし景色を堪能してから、帰りのトロッコ電車に乗って、再び宇奈月駅へ。
10:00頃から、続々とツアーの団体客が到着するらしく、満員で運行されている上りのトロッコ電車と何度かすれ違った。
僕は13:00前には宇奈月駅へ戻れたので、そこでます寿司定食を食べた。
夕食まで時間があったので、1日目に続いてぶらぶらと歩いていたところ、富山高専サテライトオフィスというのを発見したので写真を撮ってみた。
別に関係者でも何でもないんですが…。
夕食は和洋中が揃ったバイキングでした。プレミアムモルツを飲んだ。
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