来年3月に合併し、「あま市」誕生を目指す七宝、美和、甚目寺の3町による合併協定書調印式が2日、美和町文化会館であった。合併協議会でまとめた新市の行政について、3町長が合意した。今後、3町議会と県議会の議決などを経て、合併が実現する。
愛知でも群を抜いて異様なカッコ良さと迫力のあった七宝や甚目寺が合併して、平仮名で間の抜けた「あま市」になるなんて! ひどい! 残念すぎるよ。
だいたい、あま市の由来が「海部(あま)郡」だなんて、県外の人から見たら何のことか全く分からんだろ・・・。
関係者約270人が出席。近藤智・七宝町長、石塚吾歩路(あぽろ)・美和町長、村上浩司・甚目寺町長と、神田真秋知事が協定書に署名した
あぽろさん! 今からでも遅くはない、住民投票で合併協議を破棄しよう!
江戸川乱歩賞史上に残る問題作。7年の構想を経て、いま復活。
脳と精神と肉体と善と悪と神と愛と。
情報屋、統合失調症、精神科救急、連続爆弾魔、医療財団、関取、博覧会、記者会見、ケースワーカー、不安障害、神父、既往歴、拷問、ブローカー、天使、マグダラのマリア、救世主、絵画史、催眠術、白い帽子をかぶった牛、科捜研、ノアの方舟、イブ、電気ショック、捜査会議、マスコミ、DNA、フロイト、愛宕タイムズ
すべてを疑え、すべてだ!
乱歩賞を受賞した『脳男』の続編。7年振りの続刊となっているらしい(本書の発売は2007-12)が、僕は前作を読んだのが、つい最近だったので、間を置かずに『脳男2』を読めたことはとても嬉しい。
完治した筈の精神疾患患者を意図的に再度“壊して”犯罪者として街に放つ黒幕の正体を、前作の主要登場人物である鈴木一郎、真梨子医師、茶屋警部それぞれが独自の考えを持って行動し、物語を動かして行く。本作でも、前作と同様に精神疾患や脳医学への細かい薀蓄が登場し、それらを読むだけでも面白い。結末は、やはり前作同様、どこか少年マンガ的だという印象を持った。
通常、シリーズ物だと、初見の読者に向けてある程度の背景説明や人物の人となりの解説が入るものだが、『脳男2』では余りそういった配慮がなされていないので注意が必要だ。前作『脳男』を読んでいる前提で話が進むので、本作から読み始めたら何が何やらさっぱり分からないと思う。
これ、やっぱり『脳男3』もいつか出るんだよね? 続きが気になってしょうがない!
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
せめて「海部市」だよなあ・・・。
順当に決めたらそうなるよねぇ。
南セントレア市はまだですか。
よく考えたら、地理的には南あま市でも嘘にならなりませんね。