名探偵・法月綸太郎の長編シリーズ。著者曰く、この作品は『頼子のために』『一の悲劇』に続く三部作という位置付けであるとのこと。
三部作の大きなテーマとして「父と子」が解説でも取り上げられているが、この三部作に限らず、法月綸太郎の長編は、探偵役である綸太郎とワトソン役である親父さんの絆みたいなものが描かれ続けている。本書も、ラジオ局のアルバイトを刺殺してしまったと悩むアイドル・畠中有里奈の育ての父親、そして過去に惨殺されたとされている実の父親が物語の大きな鍵となっている。
また、綸太郎が『頼子のために』の事件の後遺症から、探偵としての在り方に悩む場面も本書の多くを占める。余りにもうじうじしていて「お前ちょっと中二病とちゃうんか」といった感じではあるのだが、『頼子のために』『一の悲劇』という流れを俯瞰してみると、彼の事件への関わり方が「探偵」から「傍観者」へと変わり、そして本作で再び「探偵」になったのかな、という印象を受ける。
他の長編(特に『雪密室』と『頼子のために』)への言及無しに感想を書くことは難しいのだが、刺殺に関するトリックも、ロジックを積み上げて解いて行けば確かに納得できるものだったし、物語の後味は三部作の中では一番良かったと思う。ただ、後味の良し悪しと作品の良し悪しは別であり、読後に強烈に読み手の感情を揺さぶる『頼子のために』に比べたら、小さくまとまっている感じは否めない。
最強の武器生成があっさりと頓挫した風来のミギーは、Wi-Fi通信を利用した風来救助隊に精を出していた! 人の役に立つって素晴らしい!
今日の救助は変化の壺が沢山落ちているダンジョンだった。ミギーは思った「何回か救助に行って手持ちの木の矢が増え過ぎたかな。変化の壺に入れて白紙の巻物にでもなってくれないかな」
あ・・・。
メイン武器が「金の盾」に変化した/(^o^)\
ああああああぁぁぁぁ。
食神のほこらに潜って、ブフーの包丁を拾って来るところからやり直しだぁ。
大阪府吹田市千里万博公園の遊園地「エキスポランド」で15日、宙づり式ジェットコースター「OROCHI(オロチ)」(全長約1200メートル、高さ43メートル、32人乗り)がコースを1周した後ホームで停止せず、乗客10人を乗せたまま、さらに1周するトラブルがあったことがわかった。一部の乗客は2周目の前に、係員の指示で安全ベルトを外していたが、上半身を固定するバー(ハーネス)が下りており、けが人はなかった。
風神雷神2の事故により一躍時の遊園地となったエキスポランドで再びトラブルがあったそう。このオロチは足を投げ出した形で乗車する、「インバーテッドコースター」に分類されるタイプ。これは私が以前いい歳して一人で乗りに行ったピレネーと同じタイプのコースター。
ハーネスがそのままだったとは言え、それを繋げておくベルト(自動車のシートベルトみたいな器具)を外してもう一周は半端じゃなく怖いね。巻き上げ時はジワジワと嫌な汗が出て来るだろうし、その先にはインバーテッドコースターのコースレイアウトの花形「垂直方向のループ」や「ひねり回転」が待っている訳だからな・・・。
先日ナガシマで遊んで来た時も度々話題に上ったのだけど、この手の遊具は結局「どれだけ安全装置を信頼できるか」の一点に尽きるんだよね。当たり前だけど。私は普段から死ぬのは嫌だ嫌だと思っているんで、遊園地で絶叫マシンで絶叫したままあの世へ行っちゃって、リノリウムの床の向こうの霊安室で家族と対面するような悲しい事態は勘弁願いたい。いざこういう目に遭ったら、良く言われるように、死ぬ直前に脳が意識を断ち切っちゃうんだろうな。
で、本題。
絶叫マシンの宝庫と名高いナガシマスパーランドの乗り物は、それぞれ安全装置が万が一駄目になった場合、致死率はどれくらいなんだろうか?
公式のスリル&スピードを参照しながら、独断と偏見によって検証してみる。
以上、私の独断と偏見により、
これらを避けて乗っていれば、多少は助かる可能性があると判断しました。
でも、そんなナガシマはきっとつまんないよね。スペースシャトルはどうでも良いけど。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
そしてリノリウムの床に響く足音
もちろん私は苦虫を噛み潰したような表情で涙目でした。
安全装置が壊れるより、動作中にベルトが外れる方が怖いと思うんだ。