Travis CIという継続的インテグレーションのためのサービスが異常に重くなってどうにもならなくなり、GitHub, Inc.に転職した元同僚ともオンラインで対話する機会があり、移行のサポート問い合わせみたいなものが増えていると聞き、やっぱり自分も移行するしかないなと決めて移行し始めた。
重くなってしまった経緯などは、以下のブログエントリが分かり易くまとめてくれている。
個人的にはTravis CIというサービスには大変思い入れがあって、ズボラな自分がちゃんとテストコードを書く習慣が身に付いたのはこのサービスのお陰と言っても過言でないから、こういう形で決別するのは非常に寂しい。プログラミング言語ごとのRight Wayみたいなやり方を自然と学べる作りになっていたのも素晴らしいと思うし、とても感謝している。
自分専用のGitリポジトリなら最悪ジョブキューに入ってからビルド始まるまで1時間とか待ってもそれほど問題ではないのだけど、オープンソースとしてコントリビューションを受け付けている場合は、Pull Requestのレビューが始められず、かなり不便になってしまうので移行せざるを得ない。
「面倒かな~」と考えていたのは、複数バージョンのPythonでテストを走らせるパターンなのだけど、やってみたら意外と簡単だった。YAMLファイルのシンプルさで言ったら、Travisの方が圧倒的に簡単だったけどね。
ポイントとして覚えておきたいのは、
TravisのUI(いわゆるリニューアル前のレガシーWeb UI画面だと思うのだけど、もう使わないので新画面との違いはよく知らない)では、左上「+」を押してからリポジトリ一覧を出して、連携スイッチをOFFにすると連携を切れる。
GitHub Actionsめちゃくちゃ速くて快適で、Microsoftが買収した効果なのかなと邪推してしまう。Microsoftがオープンソースプロジェクトに対して気前よく計算機リソースを無料で貸し出してくれるなんて、10年前では想像もできなかった。ありがとうMicrosoft……好き。
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