見に行く予定のライブに備えて、待ち時間用にKindle Paperwhiteを準備する。半年以上振りの気がする。タブレット端末と違って裸で持ち歩いているけど、やはりこのコンパクトさは良いな。
ライブ会場のZepp Nagoyaでは、案の定というか、会社の同僚と鉢合わせてしまった。休暇中は極力こういう機会が訪れないよう注意していたが、これだけ規模の大きい会場となると仕方ないね。「ずっと休暇が続けば良いのにと思ってます」と本音を伝えておいた。
会社の人とは整理番号が離れていた事もあって、Kindle PWで読書しながら開演を待つことに。『Business for Punks』という、俺にしては珍しい、いわゆる「ビジネス本」を読んでいるのだ。Punk IPAっていう大好きなビールを作ってる醸造所の創業者が書いた本なんだよね。今日の待ち時間や移動時間で30%ほど読み進めた。今週中に読んでしまおう。
ドイツで最も有名なメタルバンドの一角に数えられるHelloweenの、オリジナルメンバーが一堂に会した特別なツアー「PUMPKINS UNITED WORLD TOUR」の名古屋公演に行ってきた。世界規模でのツアーとなるため、かなり前からアナウンスされており、無事に興行されて良かった。
何せ1990年代に日本でも大ブームを巻き起こしたバンドのオリジナルメンバーが揃う貴重な機会であるため、ほとんどの公演がソールドアウト、東京公演に至っては発売初日の数時間でチケットが掃けてしまい、急遽2日間の追加公演が決まった。札幌・東京・名古屋・大阪の4都市を回って東京4Daysっていうのも、来日ツアーとしてはちょっと特殊過ぎておかしいバランスだぞ。
2階アリーナ席まで含めてソールドアウトした本日のZepp Nagoyaも凄い混雑で、整理番号900番台だった自分は随分と待たされてからの入場となった。チケット代は前売り券9,800円 + 当日ドリンク代500円の徴収。ドリンクはモンスターエナジーを貰った。大して美味しくない。
モンエナを飲み終えて1階スタンディングフロアに行くと、開演30分前にして、既に満員御礼状態で、開演直前には「フロアに入れないお客様が発生しているから詰めてください」と場内アナウンスが流れるほど。いやー、メタル不毛の地と言われる名古屋でこんなにメタラーが集まるとはねぇ。
やはりこの日のハイライトは、本編の先頭を飾った「Halloween」と、1回目のアンコールでトリを飾った「Keeper of the Seven Keys」の、いわゆる「守護神伝」収録の長尺2曲ともをフルタイムで演奏した点に尽きるでしょう。しかもオリジナルシンガーがメインで歌う。これはなかなか見られないよな~。
曲と曲の幕間には、謎のアニメーションが挿入され、演奏中もそれぞれのアルバムをテーマにしたと思しきCG映像が流れ、とにかく「金がかかってるな~」と感じられるショウでした。
特別な企画であったためか、ライブ全体も2時間45分と非常に充実した内容であり、1万円前後のチケット代にも納得の行くものです。しかし7公演の全通を目指してる人は、交通費だけでなくチケット代も馬鹿にならないよな……。全公演に入場できる通し券くらいは、ディスカウントで用意してあげても良かったかもね。
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