2016年は9回のライブへ行って、まずまずの回数だった。HR/HM以外では、ゲーム音楽の演奏会にも行くようになり、2017年も機会があれば引き続き行ってみたい。
CDを買う回数も少なくなって来たものの、印象に残っているのは以下の作品。
自分でもこの結果には「マジかよ」といった感想だが、Last.fmでの再生回数実績では、BABYMETALの新作アルバムを、最も多く聴いていたようだ。
色物として見られる事もある彼女達だが、提供される楽曲のクオリティは高く、#1 Road of Resistanceや#5 Amore -蒼星-といった典型的なメタル・アンセムから、#6 META!メタ太郎といったfork metalを意識した多様性まで、ワールドワイドで支持される内容であったように感じる。
僕が買ったのは輸入盤で、#7 From Dusk Till Dawnが大変かっこいいとベビメタファンと話していたら全く会話が成立せず、どうやら日本盤ではこの曲は『シンコペーション』という名前で収録されているようだ。
メンバーの大幅な入れ替えがあったドイツのRageだが、今作は意図的に「粗い」音質となっており、それが良い方向に作用して勢いのある楽曲が多く収録されていた。
惜しむらくはバンドとしての来日ライブがLOUD PARK 16のみとなってしまったことで、ライブ映えしそうな曲が多かったのに残念だ。2017年は来日ツアーが実現すると良いなぁ。
Twilight Force — Heroes Of Mighty Magic
超絶クサいスウェーデン産ファンタジック・メロスピの2ndアルバム。
ジャケットも音質も一気に洗練された作品ではあるのだけど、個人的には青臭い勢いの感じられた前作の方が好みだったり。
「超キスク期のHelloweenタイプ」と形容されるべきイタリアのバンド。2016年には初来日ライブが実現した。
特に#3 Cloudriderと#6 The Great Escapeの2曲が超絶キラーチューンで、ガッツポーズせずには居られません。ライブも最高だったので、今かなり応援して行きたいバンドの一つ。次は前座でなくメインで来て欲しい~!
フランスの「ブラックゲイズ」と形容されるシューゲイザー・ブラックメタルの代表格であるAlcestの新作。
前作『Shelter』では攻撃性が減退し、甘いメロディばかりでやや残念な出来だったものの、今作ではその攻撃性を取り戻し、傑作2nd『Ecailles de Lune』に近しいものを感じられる完成度となった。
曰くジブリ作品の『もののけ姫』にインスピレーションを受けたという話だが、その真偽は置いておいても、特に#2 Eclosionと#5 Oiseaux De Proieの2曲は、かつての攻撃性を感じられるトレモロ・リフやグロウルが登場し、聴き応えは抜群。また来日ツアーやって欲しい。
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