日記で振り返ると2014年は12回のライブまたはフェスに行っていた。月イチのペースで、自分としては多く行った方の年だった。名古屋飛ばしは相変わらず少なくない。
Last.fmで再生回数を眺めて、あぁこのアルバムは良かったなぁというものを書いておく。ほとんどメロスピとパワーメタルばっかりだった。並べて見ると半分くらいは同じジャケットに見えるというか、絵とバンドロゴを入れ替えても成立しそうだな……。
遂に初来日を果たしたスイスの大所帯フォークメタルバンドの新作。
リリースされたのは来日ツアーの後だが、ライブでも何曲か披露されていた。
楽曲の傾向としてはアグレッションが増して、サウンドも硬質的になった。一言で表現するとメロデスへ再接近した。この点で評価が分かれそうだが、2ndアルバムが好きだった自分としては諸手をあげて歓迎したい変化である。時折狂ったように乱舞するフルートなど、バンドの個性もしっかり残った上での変化だと思う。
ジャーマンメタル界隈きっての名プロデューサーでもあるピート・シールクが自らVoをつとめる、テンションの高いベテランパワーメタルバンド。
これまでの最高傑作は誰が見てもCondition Redだったが、遂にあのアルバムに匹敵する作品が届けられた。近年は「悪くはないけど無難」な出来のアルバムが続いていてやや退屈な印象だったが今作は熱くてキャッチーなだけでなく、#9 Dance With Somebodyのように新境地のダンサブルな歌モノまで入っている。
後は一度で良いから来日ツアーをして欲しいのだけど、インタビュー記事を読む限り、ピート本人が乗り気ではなく実現は難しそう。
ハッピーでアゲアゲな明るいメロスピを金太郎飴のように作り続けるドイツのベテランバンド。
いつも通りの作品ではあるのだが、#5 Beyond, #7 Edge of the Oceanという出色のキラーチューンが存在することで、「期待通り」を上回って「期待以上」と言って良い出来栄えとなっている。
Facebookアカウントでちらっと出ていた初来日ツアーの話がどこへ消えてしまっているんだが?
2010年にデビューしたコテコテのパワーメタルバンドの2ndアルバム。演歌かと思うくらいに血管の浮き出そうなパワフルなボーカルと、ピロピロのギターが素晴らしいぞ。
(良い意味で)前作と一緒やんけという曲がずらっと並ぶのだけど#6 Far Too Longと#8 Standing Tallの2トラックが特に熱くて良かった。
アルバムタイトルからして「コテコテ」な、超Gamma Rayタイプ、すなわち現在のGamma Rayよりもかっこいい超ジャーマンメタル。オープニングらしい曲も無くアルバム再生始めるといきなりの疾走曲で、分厚いコーラスに拳を振り上げられずにはいられない。
このバンドはギターよりもベースがブイブイ言ってて凄くかっこいいし、そこがうまく個性にもなっている。繰り返すがGamma RayよりもStormwarriorの方が今やジャーマンメタルの体現者である。
まるでJRPGのようなジャケット、歌詞、楽曲……あの頃僕らが大好きだったシンフォニック・メロスピが帰って来た!!
中世ドリーミングなキーボードで装飾され、コーラスでは勇壮なクワイアに青い涙を流しながらガッツポーズ、これだよ!!
あちこちにB級メロスピ感が漂っているけど、新人離れした曲の良さと、手堅くまとまったサウンド(最近は酷過ぎる音質に遭遇すること自体が稀ではある)で、「あの90年代後半~00年代前半のシンフォニック・メロスピを現代のレベルで作るとこうなるんだ!」という、メロスパーの夢を見事に叶えてくれている。
友人のユーキさん(既婚)が帰省しており、夜に予定している忘年会まで時間あるから大須のオタク街をぶらぶら歩こまいてーという話になり、昼間から大須に行った。
大須301ビルの隣りにオープンした窯焼きピッツァのチェーン店「ナポリス」が前から気になっていたので、「昼間から最高に太るヤツやろうぜ」と、ピッツァとビールを行くことにした。なんか渋谷店は年中並んでいるらしいのだが、ここ大須では待ち時間ゼロで注文できた。大須でピッツァと言えば「チェザリ」という超有名店があるので、あっちに客が吸い込まれているのだろう(いつ行っても混んでる)。
ピッツァ + ポテト + ビールのアルコールセットで1,000円くらいだった。ピッツァは思ったよりも大きくて、1人1枚も食べたら最高に太ること間違いなしな気がする。生地はモチモチで美味しかった。ポテトの塩味が強めで、ビール3杯くらい欲しくなった。ビールは何故か日本のメーカーではなくカールスバーグだった。こだわりがあるのだろうか。
食べ放題 + 飲み放題コースやってるらしいので、いつか空腹状態で挑戦してみたい。
大阪や東京の電気街で見かけるレトロゲームの店が大須にもオープンしてた。20日にオープンしたばかりらしい。立地が、前からある大須のレトロゲームショップ隣りで、まるでセブンイレブンの出店のように仁義もクソも無いことをする。
どっちの店か忘れたけど、自分が持っているドリキャス版『風来のシレン外伝・女剣士アスカ見参!』が4,500円の買取価格と掲げられていたので、今度売ろうと思った。
夜の忘年会はお馴染みの元祖やきとり家 美濃路なのだった。ありがとうあみやき亭。
また瓶ビールを注文し過ぎて、途中から品切れになってしまった。
レンタカーをぶつけて11,000円の示談金を支払った天さんの傷心ぶりが面白かった。
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参号館 日記(ariyasacca)