2013-09-12から3日間、少し遅い夏休みとして年次有給休暇を取得して、東北観光に行ってきた。
最初は大真面目に新幹線や空路を自分で設定して行ってみようと考えていたのだが、やはり価格に絶望してツアーを申し込むことにしたのだった。
こんな感じで29,980円 + 旅客施設使用料が数百円だった。
余りにも安い。出発日が土曜だと5,000~10,000円くらい跳ね上がる。
フリーの日は、当初は気仙沼市や陸前高田市に行ってみたい気持ちがあったのだけど、俗物だから「世界遺産の平泉へ行こうぜ!」という意見に傾いてしまうのだった。絶対にロケタッチのシールがもらえそうだし…。
午前の便で仙台空港へ移動。仙台空港を利用するのは初めて。
施設内に牛タンの店が幾つかあって惹かれたが、すぐにバス移動があるので我慢した。
3日目は高速道路を使うのに、初日は下道をバスでのんびりと3時間(!)かけて移動することになるのだった。
仙台市内を出るとソフトバンクもドコモも、ほぼLTEエリアを外れてしまい、スマートフォンが辛い感じになった。
3DSでカルドセプトを遊びながら時間を潰して過ごした。
宿泊するホテルは2日とも鳴子湯乃里幸雲閣というところの本館。ちょっと古びているけど接客の気持ち良いところである。もちろん露天風呂もあるのでお風呂大好きおじさんも嬉しいのである。閑散期のためか和室10畳のやたら広い部屋を使わせてもらいビビる。
バス移動が長かったため、ホテルに着いて荷物を置いたら16:30になっていた。ホテルの場所が鳴子温泉郷の外れに位置しているらしく、フロントで中心街の駅前を教えてもらい、ぶらぶら散策してみることに。
街全体に硫黄のような匂いが立ち込めており、あぁ温泉街だなーという感じの風情だった。外人さんが浴衣に下駄姿で立ち寄り湯を行ったり来たりしておりアメージングである。駅前は結構賑やかなんだけど、列車は単線で1時間に1本しか来ないようだ。
鳴子温泉のある大崎市はこけしの街らしく、至るところにこけしキャラクターが配置されており、こけし土産の店も沢山あった。
あと「青春18きっぷで行く温泉番付」とかいう番付で横綱に選ばれたらしく大々的にアピールされていた。青春18スキルが無いのでどこら辺が横綱なのかは良く分からなかった。
駅前を外れて行くと相当に寂れた温泉街という雰囲気が強くなり、廃屋に自民党の「日本を、取り戻す」ポスターが貼られていて何とも皮肉な感じがしたのだった。
途中に廃業したホテル(「ホテル湯泉楼」と読める)があって、スケールが大きく、こら廃墟マニアや心霊マニアは歓喜だろな~と思った。多分、入ったら駄目だろうから外から眺めたのみ。
夕食は料亭で立派な和食のコース料理が提供されて、何だか申し訳なくなってしまうくらいだった。生ビールがスーパードライだったため、ビールを注文するのは止めた。とことん金を落とさない客である。
ご飯が一粒一粒ふっくらと立っていて美味しいので感動した。アルコールを摂らずに白米と味噌汁だけ永遠に食べてぇ…って思いながらおかわりし続けた。仲居さんの説明によると宮城県産ひとめぼれということだった。
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参号館 日記(ariyasacca)
新米の季節にまた行きましょう
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