ariyasacca

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2011-06-05 (日) [長年日記]

[Software]リリースバージョン番号の付け方

ソフトウェアのリリースバージョン番号(「1.2.3」みたいなやつ)の付け方について。ネット上で探してみても「これ」という指標が余り見付からないので、「とりあえずこうしている」という意味でメモっておきます。

それぞれの番号をここではA.B.Cと呼ぶとして、

A(メジャーバージョン)
それまでのバージョンと比較して、一部の動作において、後方互換さえも破棄するような大きな変更が含まれる時に繰り上げます。例としては、過去に許されていた一部文法が通らなくなったプログラミング言語Python 2からPython 3への変更などが当てはまります。メジャーバージョンが繰り上がることを「メジャーバージョンアップ」と称するケースが多く、大々的に告知してから移行するのが通常です。また、バージョン番号「1.0.0」を最初の製品レベル品質に達したリリースと位置づけるプロジェクトも、良くあります。
B(マイナーバージョン)
それまでのバージョンと機能互換性を保ちながら、新しい機能を追加した時に繰り上げます。例としては、他の機能は維持されたままAirPlay機能が追加されたiOS 4.2からiOS 4.3への変更などが当てはまります。ただし、Android OS 2.x系や、過去のJava 1.x系など、ここの繰り上げを「メジャーバージョンアップ」と呼ぶプロジェクトも、時々あります。
C(メンテナンスバージョン)
バグフィックスやホットフィックスといった、不具合の修正を目的としたリリースの際に繰り上げます。例としては、位置情報の履歴をずっと残す不具合を塞ぐ目的でリリースされたiOS 4.3.2からiOS 4.3.3への変更などが当てはまります。「メンテナンスバージョン」という呼び方の他にも、「パッチバージョン」「ビルドバージョン」とも呼ばれます。

実際のところは、

  • メンテナンスバージョンを表記しない
  • メンテナンスバージョンの下に、さらにビルド日時をぶら下げる
  • リリース時点の年号をそのままバージョン表記として採用する
  • あらかじめリリースバージョン番号が年月から決まっている(Ubuntuのように)

などなど、様々なバリエーションがあります。

参考

[メタル]Amorphisの新作が素晴らし過ぎるので単独で来日ツアーやって欲しい

Amorphisの今年リリースされた新作「The Beginning Of Times」が素晴らしい。特に、2トラック目に収録されているMermaidがバンド史上でも屈指の名曲だ。

6月の来日ツアーでは、名古屋公演もソールドアウトに近い売れ行きのようだ。まぁこれは、カップリングで来日するChildren Of Bodomの人気に拠るところが大きいと思うのだけど。

CDのセールスも好調の模様。

どうせなら6月のツアーとは別で、Amorphis単独で来日ツアーをやってくれないものか。前作「Skyforger」も素晴らしい出来だったにも関わらず、結局来日しなかったし。

しかしAmorphisの他にもLordiやLovexがしょっちゅうチャートインしているフィンランドは、やはりメタラーなら、北欧の中でも、一度は行ってみたい国の筆頭だなぁ。

こないだ職場の人が新婚旅行で行ったそうで、国際線のフライトがすごく…長かったみたい。中部国際空港からはフィンランド直通ですげー便利らしいのだけど、飛行機は苦手なので長時間のフライトは精神的にきついです。つっても飛行機以外の手段じゃ行けんのだけど。

ザ・ビギニング・オブ・タイムズ(アモルフィス)

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