ゴールデンウィークの連休を利用して2009-05-03から2009-05-05まで2泊3日で、以前から行ってみたかった南紀の熊野古道へ行ってました。
旅行中の宿泊は、南紀の観光拠点としてアクセス性の良い勝浦温泉エリアにあるホテル浦島というところに連泊しました。
施設全体が馬鹿みたいに広く、温泉が7つも用意されていて、お風呂が好きな人は一度は行ってみる価値があります。旅行ポータル系サイトのクチコミでも、食事以外は評判が良いようです。
食事に関しては、毎日似たようなメニューがバイキング形式で提供されるため、さすがに飽きました。
温泉は7つとも全部入って来て、満足しました。玄武洞という名前の洞窟の中から海を望める露天風呂が一番気に入りました。
ホテル浦島では、地上33Fにある「天海の湯」へ入るために、なんと5分以上もエスカレータに乗りっ放しという修行が用意されています。
エスカレータの途中で横道にそれて外へ出ると、そこには広大な神社がありました。何が何だか分かりません。
熊野古道自体はとてつもなく広域を指す総称みたいなんですが、僕らが歩いたのは大門坂という熊野那智大社へ行くためのルートでした。
凛とした、静かに張り詰めた空気の中を、ひいこら言いながら登りました。木の樹齢が百年単位でインフレを起こしていて凄かったです。
かなりの距離の参道でしたがゴミが全然落ちていなくて、日本人って観光マナーが良いよなぁと思いました。
熊野那智大社の鳥居が大変でかくて紅かったです。
でかい建造物は心躍りますね。
広島の宮島を観に行きたいなぁ。
熊野那智大社から少し降りたところにある那智の滝も、でかくて圧倒されました。
何年か前にアメリカのヨセミテ国立公園で滝を見に行ったことがあって、あの時は天気が最悪で、以来「滝なんて見物してもちっとも面白くねーぜ! でかいダムの方が何倍も面白いぜ!」と思っていたんですが、今回の那智の滝は、天気が良かったから全体がはっきり見えたし、滝壷も間近に覗けたし大満足でした。
全くノーマークだった瀞峡(どろきょう)っていう場所をウォータージェットに乗って渓流下りしたんですが、ここの秘境っぷりが半端なかった。たまげました。
巨岩奇岩のオンパレードに囲まれながら、澄んだ水の上を、コーナーを攻めまくって爆走するウォータージェットで見物できるという、かなりすごい体験ができました。
個人的には、瀞峡が今回の旅行のハイライトでしたね。日本にも、まだまだ知らないところが沢山あるなぁ。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
QED 〜ventus〜 熊野の残照<br>を読んでから行ったら良かったのに<br>つーか、熊野だと知っていれば、もっと前向きに<br>検討したのになあ、と(絶対ポシャると思ってたですよ)
当初は1泊で鳴門海峡を見に行く〜 とか確実にポシャりそうなワナビーっぷりだったんですけどね。<br><br>熊野は素晴らしかったですが、陸の孤島過ぎるところと雨の多い地域というところが二度目以降を躊躇させられてしまいます。近場に住んでいる人がうらやましい。