ようやくファイアーエムブレム暁の女神(以下「暁」)を難易度ハードでクリアした。購入してから2ヶ月経ってしまった・・・社会人ゲーマーはこれだから駄目だね。
プレイ時間80時間超。リセット含めたら100時間くらいかかったのかな。前作と足して50 + 80で130時間。これが1つの大陸の戦記モノとして続いてるんだから、凄いもんだよ。シナリオ後半になって飛空挺が手に入ったり月に行けるようになったりするわけでもないのに。
ただ、やっぱり暁は前作「蒼炎の軌跡」をクリアしてからやるべきだ。オレはたまたま年明けに前作をクリアしたところだったので、前作で未消化だったシナリオ上の伏線が次々と消化されていって、大変楽しめた。主人公アイクの初期クラスは、前作をやっていると非常に感慨深いものがあった。
ボリュームの多いシミュレーションゲームのバランスと言われると、オレなどは真っ先に「スパロボF 完結編」のユニット能力ハイパー・インフレによるバランス崩壊の悪夢を思い出してしまうが、今作は結構巧いことバランスが取れていたと感じた。
「前作であれだけ育ったユニットが不自然なほど弱体化して育て直し」みたいなこともなく、上級職の上に最上級職を設定することで無理なく話が繋がっていた。これは良かった。
マップの難易度も、第一部終章や第二部終章はアイテムまで取ろうとすると一気に難しくなって、このシリーズの醍醐味を味わえた。
ただ、終盤の奥義の存在だけはゲームバランスを大雑把にしてしまっていたな・・・。
奥義にも色々あったけど、総じて上記の様に数倍の攻撃力が得られてしまうので、発動してしまえば敵はほとんど一撃死だもんなぁ。防御力無視とかダメージ分回復といった効果だけ残して、攻撃力補正は要らなかったと思う。
戦闘前の構えや勝利後の決めポーズなど、何だか格闘ゲームみたいになったなぁ。追撃時のモーションなどが前作に比べてグッと自然になり、見ていて飽きなかった。でも次回作から戦闘カットインと音声が入ってますます格闘ゲーム化・・・みたいな進化はやめてね。
を除き、欠点らしい欠点が見付からないシミュレーションゲーム。マップに高低差の概念が加わったことで、防衛マップの面白さがグンと増した。
戦闘のロードはサクサクで非常に快適。音楽も壮大で良かった。【印付き】関連のエピソードは涙無しには読めない。ハンカチ装備で臨むべき。
とりあえずお前らがっちりと成長し過ぎだろ・・・常識的に考えて。
他にもノイス、ケビン、ステラ、ミスト、ガトリー、キルロイ、ネサラ、ヘザー、フォルカと人数制限で諦めたキャラが沢山居た。2周目やるとしたら、とりあえず斧使い偏重は止めよう。
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