TiddlyWikiという、サーバ不要(!)でローカルPCで動作するWikiがあることを知った。非常に使い勝手も良く、インタフェースもリッチでぐりぐり動く。
会社のPCでは、
また、家で使う場合は
とにかくメモっておいて、後から検索やタグから効率良く探す、という使い方がおすすめ。
基本的にメモしたい時って、僕の場合はブラウザを開いて何かを読んでいる時なので、Firefoxの一番左側のタブにTiddlyWikiを動かしておいて、どんどん面白いと感じたものをペーストしている。
Wikiだから当然、HTMLとしてブラウザで整形して表示してくれる訳で、もうエディタのプアな画面で、「がんばってリストっぽくメモしておいたプレーンテキスト」を読み返さなくて良いのは助かる。気の利いたエディタならURLをクリックして関連ブラウザを起動出来たりもするが、TiddlyWikiならそもそもブラウザは最初から起動しているんだから、こっちの方が断然便利だ。
tDiaryで入力に慣れているWiki記法が、ほぼそのまま使えるのも良い。定義リスト(dl-dt-dd)がパースされないのは残念だが、他のリストは3つまでネスト可能だし、メモ用途ならこれでも十分だ。
ブログツールやらSNSといったものが絶賛される陰で、いまいち地味だったWiki*1が、こんな面白く使えるとは思わなかった。いや、Wiki記法そのものは便利と思ってはいたが、使える場が自分にはtDiaryくらいしか無かった。しかし、「1ファイル + グラフィカルブラウザ」というローカル環境で使えるとなると、改めて便利なものだ。その気になれば、USBストレージなどで持ち歩くことも出来そうだ。
JavaScriptでこんなものが作れてしまうんだなぁ・・・。この発想は無いわ。
*1 せいぜい、「ウィキペディアで使われているやつでしょ」とか、「livedoorWikiってまとめサイトに使うと便利だよ」と言われている程度では。
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