悲惨なプログラマの状況を綴ったプログラマーの格言という有名な文書があるけれど、これは読んでいて笑えるけど、自分の実生活からはかけ離れていてピンと来ないんだよな。
そこで今日発見したのがプログラマ格言というもの。こっちは技術的なエスプリも効いている。特にJavaは21世紀のCOBOLです!
っていうのは、なかなか深いよ。
たまたま見付けたのだが、東京商工会議所の労働政策に関するアンケート調査結果(平成18年度)の資料で、例の残業抑制に向けた割増賃金引き上げについての質問がある。アンケート結果概要(PDF)の中では、次の様に述べられている。
労働基準法改正の一つの案として提案されている「退職者の未消化分の年次有給休暇を退職時に買い取ること」は、8割以上(82.4%)が『対応できない・したくない』と回答した。企業にとってコスト増だけでなく、年次有給休暇の取得促進にはつながらないと考えるから。また「一定時間を超えた時間外労働の割増賃金の割増率に応じた代償休日の付与」も『対応できない、したくない』という回答が8割(80.3%)に達しており、企業への一律の規制強化に強い抵抗感を示した。
企業の本音の部分が良く分かる結果だ。
能率の悪い社員や小遣い残業に頭を悩ませる人も少なくないのだろうけど、8割が「これ以上残業代なんて払えない」と考えているという数字を見ると、今回の法改正案が良いのか悪いのか分からんくなってくる。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
建前を置いておけば、<br>「できるだけ安く買って、高く売る」<br>当たり前のことであり、アンケートの意味が<br>「割と本音で答えてくれる」<br>程度の収穫しかないということです。
利潤追求という観点から見ればそうでしょうけど、私はどちらかと言うと「どこも人手不足なんだなぁ」という感想です。<br>ちなみに件のアンケート回答企業の内訳は、製造業が圧倒的に多いです。