並のサラリーマンなら、ちょっと長い休暇になると浮かれてしまって食生活がガタガタになってしまうところだが、オレ様は「みどりの日」から今日まで、当然の如く1日3食の生活リズムを守っているぜ!
おかしい、外の世界と時間軸が合っていない。これは新手のスタンド攻撃か。
IT業界でしばしば示されるキャリアパスとして、「プログラマとして何年間こういう業務に携わって、これこれ以上の資格を取得して、システムエンジニアになって下さい。その次は、何年間これこれ以上の規模のプロジェクトに携わって、これこれ以上の資格を取得して、プロジェクトマネージャになって下さい」といったものがあります。暗黙的に「ウォーターフォールモデルの上流を扱う職種を目指せ」と主張している訳です。
こういった主張が生まれる背景には、大手ベンダが上流区分(所謂「一次請け」)を独占してしまい、下流を担当していては儲からないというITゼネコンな現実があるのですが、それにしたってプログラマが全員システムエンジニアを目指す必要があるのかなぁ、と僕は思うのです。というのは、下流業務を社外の年配VBプログラマ*1に投げたらとんでもないスパゲティ志向プログラミングの成果物*2が納品されて、今まさに火消し担当として自分が駆り出されていると云う現実を目の当たりにしているからです。
もしかしたら件のVBプログラマに渡した設計書の品質が著しく低かったのかもしれませんし、まともに成果物の検収をせずに納品の完了としたのかもしれません。プロジェクトのスタートから関わっていない自分には判りかねますから、そこは置いておきます。コストを削減しようとして外に業務を投げたのに、成果物の品質が低くて余計にコストがかかっているところが問題です。何故、自社で「1の品質の設計書を見て10の品質の成果物を作れるプログラマ」を育成しようとしないのでしょうか?
プログラミングという業務は、非常に創造的かつ繊細です。成果物の品質は、個人の能力に大きく左右されます。僕のような3流プログラマが作ったコードと、凄腕のプログラマの作ったコードとでは、生産性とか保守性とかにおいて数倍の差が出るでしょう。
最近色々と転職情報を眺めたりしていますが、どこも似たようなものです。どうして経験を積んだプログラマもどうしようもないプログラマも、皆システムエンジニアという肩書きに変わっていくのでしょうね。不思議です。
酔った勢いで適当に書いていますが、8割方は本音です。
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