単語だけ聞くと、まるでsshのような印象を持つ、その名もshtml(Secure HTML)という、HTML暗号化ソフトが登場したらしいです(SSIでしばしば慣例的に用いられる「.shtml」という拡張子とはまた別)。
サンプルページが公開されており、アクセスするとjavascriptでエンコードしたものをブラウザに返すようです。javasciriptがOFFだとnoscript要素がブラウザに表示されて「どうだ参ったか!」という感じなんでしょう。IEでmht形式で保存したら画像が普通に見えてしまいましたが、この辺は製品版でどうにかしているのかもしれません。
FAQ2.そもそも何のために暗号化するのですか? 何のために右クリック禁止するのですか? 「そんなのしても無駄だ」と笑う人がいます。によると、
確かに、「右クリック禁止」や「暗号化」に対して懐疑的な人もいるでしょうが、そういう人はそのように思わせておけばいいのはないでしょうか? SHTMLは守るべき価値のあるコンテンツをお持ちの方の見方です。守るべき価値のあるコンテンツをお持ちでない方には、縁遠い製品だと思います。(お客様がこのページを見られているということは、ニーズをお持ちであるということでしょうから、お客様のコンテンツは守られるべき価値があるのだとお見受けします。)
恐らく「見方」は「味方」の誤変換だと思いますが、まるでSHMLとやらで暗号化せずに公開している人のコンテンツは守られるべき価値が無いと言わんばかりの主張を展開しています。個人的には、公開して困る情報をHTMLでマークアップしてサーバに置くのがそもそも間違いのような気がします。
しかしながら、ネットサーフィンをしていると確かに一定の需要*1があるかもしれないなとは思います。もしかしたら売れるかもしれません。
一番嫌なのは、「我が社はSHTMLを使っているから安心です!」と言ってパラメタを何でもhiddenで持ち回すアプリケーションを平気で作る所が出て来るんじゃないかということです。冗談みたいな話ですが、上の方の人達は外聞さえ良ければ、中身は気にしないことがありますから・・・。僕の仕事の話ではないですよ。
*1 自称「Webデザイナー」のサイトでは何故か「このページのソースはxxxが所有しています。無断転載禁止!」と書かれていることがありますし、エロサイトでも時々右クリックをjavascriptで抑止しようとする例を見かけます。
相変わらず僕の携帯は「*(記号)キー」の利きが悪くて困っています。濁点が補われたと思って文章を作成していると大変なことになり兼ねません。
以下マンガネタです。分かりにくい例えで申し訳ないですが。
今日はマンガ喫茶で週間少年マガジンの「はじめの一歩」というマンガを読んだ後に
とメールを送ろうとしたら、
と変換されてしまい焦りました。今後の展開的には後者の方が正しい可能性も否めませんが、僕の送りたい意図とは異なっているためやはり問題があります。どうにかならないものでしょうか。
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参号館 日記(ariyasacca)