「iOS 16」はiPhone 8以降が対象 iPhone 6s/7と初代SEは外れるとある通り、自分の親がワイモバイルで契約して使っているiPhone SE(初代)は2022年9月に公開されるであろうiOS 16のサポート対象外となった。
5年間ずっと使ってきて手に馴染んでいるTouch ID搭載iPhoneの機種を継続して使ってもらうのが良いだろうと考え、名古屋市の大須商店街でも利用したことのあるイオシスでiPhone SE (第2世代)の中古端末を購入した。2022年の夏現在、中古Aランクの端末であれば、29,800円(税込)という価格が相場のようだ。どのキャリアモデルであってもSIMロック解除済で、かなり中古端末を選ぶのが楽になったな~と感じた。
iPhoneからiPhoneへの機種変更には特に迷う要素は無いが、LINEのデータ引き継ぎだけ不安があったため、以下の記事を参考にした。
TIME&SPACEというのはKDDIのオウンドメディアのようだが、結構しっかり解説されている。UQやpovoなど、ある程度を自分で解決できるユーザー向けに運営されているメディアなんだろうか。TIME&SPACEで検索すると二子玉川のカフェばかり出てくるが。
機種変更先の端末でLINEのトーク履歴を復元するのはiCloudバックアップに対応したことで、随分と改善されたなと感じた。前はマジでアホみたいに面倒だった記憶がある。iPhone同士でデータ転送を完了させて以降は、標準メールアプリでキャリアメールがログアウト状態になっていた以外は、問題なく移行できていた。
期待としては3年間はiOSアップデートが提供されることを望んでおり、目論見どおり3年使えれば800円/月くらいのコストだ。2020年にiPhone SE (第2世代)を購入して使っている人は、初代と同じく5~6年間はサポートされる訳で、かなり手厚いと言える。
IT業界で働いていると「パソコンの大先生」ポジションとして、親戚や近隣の人からこの手のサポートを頼られる事がある訳だが、僕はiPhone/iPad以外は全て断ることにしている。
WebKit以外のレンダリングエンジンでもブラウザーアプリをリリースできるAndroidの多様性は素晴らしいが、他人をサポートする上では、メーカーごとの激しいカスタマイズが大変な障壁となる。Androidはメーカーやホームアプリの種類が違うとそれぞれ通知などの挙動も変わって訳わからないからサポートしようが無い。逃げの一手しかねぇ……。
シニア向けスマートフォンに至っては、20年前のタッチパネルみたいな謎UIになっておりカスタマイズの極致で操作が何もかも分からない。まぁ、ああいうのはドコモ/au/ソフトバンクに毎月8,000円くらい支払って、ショップで助けてもらう富豪シニアが使っているんだろう。新規契約の時だけUQやワイモバイルの店舗に出向いて平均的な支出に抑えたいシニアには、iPhoneを勧めておくのがベストというのが僕の結論である。トラブルを自分で調べて解決できる人なら、OPPOやXiaomiといった廉価で性能の良い中華スマートフォンを使うという選択肢もあるが。
どれだけオタク男性がMT車をガチャガチャする魅力やカタログスペックをあれこれ語ったところで、女性やシニアは皆N-BOXやタントを運転している現実(※偏見)と似たようなものなんだ、きっと。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
両親がスマホ初手Androidを選んでしまい、LINEのトーク履歴が移行できないというクソみたいな理由でiPhoneに永久に移行させられない悲しみ
これだけ生活必需アプリと化しているのに、トーク履歴のポータビリティが低すぎるっしょ……
LINEの仕様がクソなだけなんだよなぁ……。