ようやっと積んでいたゲームをクリアし、テンション上がった勢いでそのままTwitterも再開することにした。我慢は良くないから、ちょくちょく思ったことをつぶやこう。
午後からは40日振りで電車に乗って名古屋へ行く。アポを取っておいた中古オフィス家具チェーンであるオフィスバスターズを訪ね、新品価格で10万円超となるワークチェアの在庫を試座させてもらった。
自分の中で本命はリープチェアだったが、座ってみると後傾にもたれた時の印象では、コンテッサがダントツに良かった。しかし中古価格でも7万円以上するんだよな……。これなら新品で買っちゃうなぁ。リープもコンテッサも、ハンガーが付いてるモデルで、いかにもオフィス落ちといった具合で便利そうである。
店舗スタッフさんが対応めちゃくちゃ良くしてくれて、中古の椅子選びで大変参考になった。自分の職場で見かけるタイプの椅子も積み上がってて、聞いてみたら「あ~、これ内田洋行で中位クラスのなかなか良い椅子ですね」という話。うちの会社も思ったより良い椅子を社員に提供しておったのだな。中古流通だと1万~2万円くらいで、いっそこれでも良いかなと少し考えた。ただクッション素材のため夏は蒸れるかも、とのこと。
どちらにしろ決済はインターネット注文で、という話だったので、よく考えて来週にも見積もり依頼を出そう。
夜はライブを見に行く予定で、またしても4バンド出演という噂で終わる時間が読めないため、念のため今池エリアでビジネスホテルを予約しておいたのだった。ル-トイン名古屋今池駅前、宿泊客が少ないからとツインルームに無料アップグレードしてくれたし、大浴場はついてるし、朝食は美味しいし、この駅近な便利さで金曜1泊6,500円なんてお得過ぎる。次から今池で深夜まで用事がある時はここを使おう。
ちなみに訪ねたオフィスバスターズ千種店も、今池駅からは徒歩10分程度。実は名駅エリアにも店舗があるが、あまりにも自分の職場に近いため、「休暇中に同僚と鉢合わせしたくねぇ~」と露骨に避けたのだった。
逆転裁判3の進行が途中で止まったまま積んでいた逆転裁判123、ようやっと最後までクリアした。以下はネタバレ無しの感想。
逆転裁判3のストーリーは、成歩堂くんの過去から作中での現在までが綺麗に1本に繋がる連作となっていて、なかなか遊び応えがあった。それにしても最後の5話は、もはやオカルト法廷としか形容できない裁判が展開され、真面目なミステリファンからはケチが付きそうではあった。
バーチャロンのテムジンにしか見えなかったゴドー検事、実はとても良い人で、なんかすみませんと謝りたくなるストーリーだった。
懐古おじさんだから、「やっぱりドット絵のアニメーションは良いねぇ」とか独り言をごちながら遊んでしまうんだよ。
前回2014年の初来日公演より3年半ぶり、スイスのNew Wave Of Folk MetalバンドEluveitieによる来日ツアー名古屋公演を見に行ってきた。会場は前回と同様に、今池にある3Starというライブハウス。Eluveitieって規模の大きなフェスにも出演してるバンドなのに、こんな小ぢんまりしたハコ(満員でもおそらく150~200人程度)でライブ鑑賞できて良いのだろうか。ありがとうメタル不毛の地・名古屋。
チケット価格は、前売り6,000円 + 当日ドリンク代600円。4バンドも見られてこの出費なら良心的と言えなくもないか? 正直メインのEluveitieだけ長く見られた方が、俺は嬉しいけど……。長丁場ゆえ、入場後にライブハウスを出るのもOKらしく、ただし再入場時はドリンクを再び買って下さいと書かれていた。
開場時刻17:30時点では、「おいおい大丈夫かよ~」と心配になる客入りだったが、メインのEluveitieが登場する頃には、スーツ姿の人も増えて、かなりの盛況になっていた。そうだよね、金曜だから普通の社会人は仕事してるよね……長期休暇の弊害でこの辺の感覚が無くなっている。
オープニングアクトは、Hybrid Nightmaresというブラックメタルバンド。緞帳が空いて登場した時、「こんなコテコテなコープスペイントしてる人達、10年振りに見たわ~」と出オチ感がもの凄くあった。動物園でパンダを見た人みたいに和んでしまう。しかし音楽性は王道(?)とも言える豪華な音像を聴かせるブラックメタルで、歌声もCradle Of Filthのダニ・フィルスを彷彿とさせる高音吐き捨て系でとても聴き易いものだった。
プロモーターからの事前アナウンスでは、メインであるEluveitieと同郷のスイスから2バンド呼ぶって言ってたけど、このバンドはMCで「オーストラリアから来たよ!」と喋ってて、もしかしたら後になって急遽出演が決まったんだろうか。出番は短かったけど、フロアも結構盛り上がっていた。
2番手はスイスのAbinchovaというバンド。多分。
ヴァイオリニストのお姉ちゃんがすごく美人だった事しか印象に残っていない。ヴォーカルの兄ちゃんだけ異様に体格デカかった事も憶えている。
なんか全体的に幼いパフォーマンスだった。
3番手は同じくスイスのHypocras、彼らは日本でライブするのも慣れている様子だった。
フォークメタルらしく、専任のリコーダー奏者が居るのに、音のバランスが悪くてあまり聞き取れなかったのが惜しい。
この日はバンドとバンドの交代に要する時間も、比較的サクサクと進んでいたのだけど、メインとなるEluveitieはさすがに大所帯であるためか、準備が長かった。何やかんやで、彼らの出番は21:00を回ってからの登場となったのだった。
やはりフェス出演経験から来るキャリアの違いをまざまざと見せつけるステージというか、MCも短めに、次々と代表曲を披露して行くセットリストで、フロアも熱狂の渦である。ボーカルのクリゲルも途中MCでサークルビットを要求し、観客もこの狭いハコでそれに応えるので、揉みくちゃだけど楽しかった。
前回の来日ツアー後に、バンドはかなりの人数がメンバーチェンジした筈だけど、過去の曲もほとんど違和感なく再現されていて、素晴らしかった。
この大人数でステージに上がってるのに、各楽器の音が破綻なく聞き取れるって本当に凄いことで、オーディエンスが万を数える大規模フェスでは、どうやって調整しているんだろう。クッソ狭い空間でこんな贅沢な演奏を見られて、名古屋は最高だわ~。
自分の立ってた客席から認識できた新メンバーは、女性ボーカルのファビエンヌ・エルニと、フルート/バグパイプ担当のマッテオ・システィで、ファビエンヌさんはマジで歌が上手過ぎで、前任者の歌ってたパートも全く違和感なくて本当に驚いた。
ハーディ・ガーディ奏者で日本へ来るのは初と思われるミハリナ・マリシュさんも、めっちゃ美人であることは認識できたのだけど、3Starのステージが低い位置にあり過ぎて、残念ながら演奏してる様子は1mmも分からなかった。
マッテオ・システィはKrampusというバンドでも活動してる人で、たしかにKrampusはEluveitieにも似た音楽性をしているため、この人選はピッタリだと思った。彼がフルートを構えて前面に出てくると、もう客席の視線がそちらに集中するほどの存在感で、まさに魔笛としか形容できない圧巻の演奏だった。君は吟遊詩人かよ。Krampusもいつか生演奏を見てみたいバンドの一つだけど、あっちは活動停止中なのかねぇ。
メンバー交代の多いバンドゆえ、今回の編成で見られる機会も、最初で最後かも知れない。フォークメタルに対して集客力の乏しい名古屋という土地柄のお陰で間近に見られるのは嬉しいけど、それにしてもこれほどのバンドなんだから、もう少し立派なステージでも見たいという複雑な気持ちだよね。
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