人気シリーズの初期3作品が1つにまとまり、尚且つダウンロード版がパッケージ版よりもさらに安くなっていたのを見て思わず購入。
今のところ逆転裁判2までクリアし、3の序盤を遊び始めたところ。以下の感想はネタバレなし。
登場キャラクターが全員濃い味付けで、掛け合いを楽しむタイプのアドベンチャーゲームという印象である。内容は古くからあるコマンド総当たりの見せ方を変えた形であるのに、裁判パートの巧い演出で驚くほど「やらされ感」が少なくなっていて、とても良くできている。GBA時代のゲームであるのにキャラクター達はドット絵で活き活きと動き回り、古臭さを全く感じさせない点も素晴らしい。
自分がハマった探偵モノのアドベンチャーゲームというと名作『クロス探偵物語』を思い出すのだが、あちらのような本格トリックに対し、こちらの逆転裁判シリーズはハッキリ言ってオカルト要素ありきで話が進むので、この世界観を受け入れられるか否かが評価に直結するポイントである。トリック要素よりも人間ドラマ的な部分に力を入れている印象で、連作シナリオながら過去のエピソードを上手く伏線として消化したり、物語導入部では『古畑任三郎』のような演出も見られ、とても凝っている作品で、人気があるのも納得する。
システム面は2で完成した感があって1はやれる行動が少なくシンプルと言える。ただ、1はDSリメイク時の追加シナリオ「蘇る逆転」が収録されており、このシナリオだけDSのタッチペンを使ったギミックが登場する。「蘇る~」は1と2のミッシングリンクを埋めるエピソードということで、巨悪に立ち向かう燃える展開でかなり面白かったのだが、冷静に2を遊び始めると、繋ぎ方にやや矛盾点があるような……。
3作品の超ボリュームがこの価格というだけでオススメですが、空き時間に探偵パートをちょくちょく進めるような遊び方もできて、社会人ヌルゲーマーには本当に良いですよ。
2016年最大の期待作である『カルドセプト リボルト』が発売された。
当然ながら僕もダウンロード版を事前購入し、体験バージョンである『スタートダッシュ』から遊んでいる。
今回も前作に続いてパブリッシャーが任天堂ということもあって、安心の親切チュートリアル設計なつくりになっている。
まだまだ序盤なのだけど、システム面が大幅に変更されており、その部分だけ感想を書いておく。
システム面も今まで以上にサクサクと心地良い完成度だし、そろそろ「熱烈なファンに支えられている隠れた名作」から脱却して大ブレイクして欲しいのだが。日本で何度目かのe-Sports元年にピッタリのタイトルだと思うぞ!
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