2014-09-20(土)から2014-09-22(月)までの3日間、四国へ観光に行ってきた。月曜日は年休を取得した。
珍しく旅行代理店の添乗員・ガイドが随行するタイプのツアーに申し込んだ(いつもは大体は気楽なフリープランを選ぶ)。
内容が四国のゴールデンテンプレートツアーといった感じでかなり忙しかった。新幹線での移動に加えて、バスだけで1,000km近く移動してぐったりした。
詰め込みすぎだろ……。
ツアー基本料金は39,800円で、オプションとして松山城見学を付けて+2,000円くらいだった気がする。参加者はシニアしか居ないぞ!
新大阪駅の観光バスターミナルから高速に乗って徳島県を目指す。
天気は良くも悪くもないといった具合だったが、潮の関係で鳴門の渦潮が見られなかったのが残念だった。駆け足の弾丸ツアーなので仕方ないが渦潮は正直かなり見てみたかった。
徳島県の山奥にあるかずら橋は団体料金450円くらいで渡ることができた。この橋は容赦なく揺れてかなり楽しかった。撮影用に取り出したスマートフォンを落っことしたら確実におじゃんというスリルがあった。
大歩危峡も非常にダイナミックな渓谷が美しく、時間があればじっくり渓流下りなどを楽しみたいスポットだった。
しかし弾丸ツアーのため、橋を渡ったらさっさとバスに戻って宿泊地の土佐までどんどん移動しなければならないのだった。
2日目も8:00前に宿をチェックアウトしてバスで桂浜へ。忙しい。
龍馬像の前で「ウェーイwww」って集合写真を撮影して、かなり団体ツアーっぽい経験をする。写真は高いので買わない。
静かな砂浜はなかなか良いところであるが、海の前に済んでいる自分としてはそんなに珍しい景色でもなかった。
そして例によって散策時間も短く切り上げて、バスで移動する。高知の海岸線には墓地とラブホばかり在ったことが強く印象に残った。
四万十川では屋形船に乗って、昼食を摂りながら地元の漁法を見学するなどした。
穏やかな清流で良いところだった。普通に旅行として来ていたら半日くらい滞在できるスポットではなかろうか。
ゆったりする暇も無く、2日目の宿泊地である道後温泉がある愛媛県を目指すのだった。
2日目の夜~翌朝にかけて道後温泉エリアに滞在した。道後温泉というか松山市全般に言えるが、観光施設の人が良く坊っちゃんとマドンナのコスプレ(?)をしている。ハイカラな女性の姿が太正桜に浪漫の嵐であり、グッと来る。
道後温泉本館は夜に見たところ激混みであり、どう考えても芋洗い状態であると容易に想像できたので、翌朝に開く時刻と一緒に入ってきた。中は街の共同浴場といった趣(というか実際そうなのだけど)だった。
道後温泉商店街や道後温泉駅周辺も歩いていて楽しいところだった。普通に3日間くらいこのエリアで滞在すべきである。道後麦酒館に行きたかったが開店時間に合わず泣く泣く断念した。
オプショナルツアーとして松山城見学にも申し込んだため、3日目も8:00に宿をチェックアウトしてバスで出発する。眠い。
松山城は石垣がやたらと立派で、想像していたよりもずっと凄い城だった。登りはロープウェイ、降りるのにはリフトを使った。乗り場の係員さんもハイカラなコスプレ(?)だった。松山はどこもこんな感じだろうか。
天守からの眺望も抜群で、松山市って都会だなと感じた。
オプショナルツアーに申し込まなかった人達をバスが拾って、香川県へ。
現地ガイドの人に案内してもらいながら、こんぴらさんこと金刀比羅宮の本堂を目指す。800だか900だかの石段を登る羽目になり、なかなか疲れた。
帰り道は石段でなく坂になっている裏道から降りた。この辺は現地ガイドの人が居ると心強いなと思った。何度か行っている熊野古道でもケチらずに現地ガイドを申し込むと楽なルートを教えてもらえるのだろうか。
四国に名残り惜しむ間も無く、岡山県へ向かうことに。
瀬戸大橋を渡る前に瀬戸大橋タワーというところへ案内され、瀬戸内海を一望できた。ナガシマスパーランドからなばなの里に移設された展望タワーを思い出した。
岡山県に入った直後にバスの窓からは鷲羽山ハイランドが見えて、「世界一怖いスカイサイクル乗りてぇ……」って考えてた。
いつサービス終了するか分からないロケタッチの都道府県シールずかん的には効率良くシールを集められる(6枚獲得した)旅であったが、こういう移動ばかりで忙しい観光は余り誉められたものではないなぁと実感した。個々の観光スポットが印象に残らないんだよね。基本的に乗り物酔いはしない体質ではあるけども、長時間のバス移動ばかりというのもなぁ。
自分で何も考えなくても有名どころに連れて行ってもらえるとは言え、さすがに今回は思考停止過ぎたかも知れませんね……。
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