今年も結構たくさんのCDを購入した。忘れないように感想を書いておく。もうAmazonが輸入盤安過ぎて、足を向けて寝れないレベル。
フィンランドのメランコリックメロディックメタルの雄、Amorphisの10作目。
かつてないハイペースでリリースされているにも関わらず、相変わらず捨て曲の存在しない良いアルバムで、特に#1 Battle For Lightから#5 Song Of The Sageまでの前半部分はどの曲も素晴らしい。
もの哀しいピアノから始まる#2 Mermaidは、これまでに無かったほどキャッチーで、Esa Holopainenのギターの音色に悶絶せざるを得ない。
スウェーデン産、男女3人のボーカルが高速にスイッチしながらポップなメロディラインを歌い上げる、カテゴリとしてはメタルコアになるのではないか。演奏はヘヴィなんだけど、まるでポップソング、頻繁なボーカルのスイッチという辺りは同郷のScar Symmetryを連想させる新感覚さを感じる。ちなみにScar Symmetryの新作はイマイチだった。
キャッチーさが受けてかメディアからもプッシュされ、デビューと同時に来日ギグまで果たしたらしい。#2 Hunger, #4 Automatic, #8 Call Out My Nameなどがお気に入り。似たようなバンドが雨後の筍のように登場しそうな気はする。
おどろおどろしい楽曲イメージ、ザックザクと刻まれるリフ、芝居がかったクレイジーなボーカル、何もかもがダサくてかっこいいザ・ヘヴィメタルといったアルバムだ。
アルバム序盤から#2 On Earth As It Is In Hell, #3 Plague And Fyreと畳み掛けるような名曲連発で、サウンドプロダクションも極上。オカルト仕上げのPVが良く話題になっていたので、そこから入った人も多いのではないか。2011年で外せない1枚。
NWOBHM期伝説のバンドHellの作品を現代に甦らせた作品…らしいのだけど、オリジナルのHellについては良く知らないです。
台湾のシンフォニックブラック、前作まではハッキリ言ってパッとしなくて何で話題になっているのか分からなかったのだけど、このTakasago Armyで大化け。篭って聞こえていたサウンドプロダクションも一気にメジャー感が出てクリアになった。
二胡を大胆にフィーチャーした楽曲はどれもアジアンムード満点で、手数の多いドラミングと共に哀愁を撒き散らしながら疾走する展開へと雪崩れ込む#10 Quell the Souls In Sing Ling Templeは本作のハイライトで、何度もリピートしてしまう。
吐き捨て系のボーカルだけど聞き易く、キラキラメロデス好きな人はチェックしておくべき。
超王道ジャーマンメタルバンドStormwarriorの4作目。初期Helloween信者としか形容できないその分かり易過ぎる音楽性は今作でも健在だ。
最初は、前作Heading Northeに比べると楽曲がイマイチかなぁと思っていたのだけど、聴き込むにつれて今作も負けず劣らず魅力的だと感じるようになった。
Lars Ramckeのジャーマンメタルへの情熱は、もはやKai Hansenを超えている。Gamma RayよりもStormwarriorが来日すべきなのだ。
2011年のガッカリ Of Yearを決めたらコイツになってしまうかも知れない…。
決して悪いアルバムではないし、ライブもかっこ良かったのだけど、1stアルバム「Defying The Rules」の衝撃的なデビューのことを思うと、やはりつまらなくなってしまった印象はある。
しょっちゅうボーカルが変わっているバンドなんだけど、またしても変わってしまった。
これまではボーカルが変わってもパワーダウンを感じさせなかったが、今回は失敗だった。曲は良くも悪くもマンネリで変わらず良い仕事しているのだけど、余計にボーカルの迫力不足が目立ってしまう。
愛らしいジブリの楽曲がデスメタルに!
元々の曲が素晴らしいので、表現方法が変わっても良いものは良いです。デスメタルというよりはダンサブルなアレンジの方が目立ってるかも。
スコットランド産の海賊メタルバンド3rdアルバム。
よりフォーキーな方向へと進み、聞き易くなった。
ボーカルがヘタウマっていうよりはヘタクソそのものだと思うんだけど、それも含めて愛嬌のある存在。
ヴァイキング風味のBlind Guardian的なバンド。
ジャケの通り漢臭いのが好きなら買って損無し。
バンド名、曲名、ジャケット、あらゆるところから漂うB級臭(日本盤の邦題にいたっては『一刀両断~ヘッズ・ウィル・ロール』…)。
しかし#2 Blade Of Katanaや#5 Heart of Tokyoなど、名前はどうしようも無くても良い曲があるB級マニアなら買っておきたいアルバムである。
ベテランのヴァイキングメタルバンド。
ドイツ出身とは思えぬ土着性、まるで北欧のそれ。
北欧メロデスのド真ん中、ギターの音色からはAmorphisの影響を感じずにはいられない。
今作では#2 Through the Shadowsがハイライト。叙情的で素晴らしい。
まさかのTony Moore復帰、しかも高音域以外の中低音も無難に歌い上げるようになっていてビックリ。
バンド名を冠した#1 Riotを聞けただけで満足してしまうアルバム。
エロジャケから想像できる通りの能天気サウンド、いわゆるLAメタル。
In Flamesがアメリカに進出せずにずっとスウェーデンの片田舎でメロディックデスメタルをやっていたら、こんな感じになっていただろうなぁと思わずにはいられない。
キーボード主体ではなく、あくまでギターが主役のオールドスクールなスタイルで、ボーカルのイモ臭いところまで含めて完全に90年代メロデス。初期In FlamesやDark Tranquillityが好きな人向け。
シンフォニックブルータルデスメタル、おそろしくテクニカルで難解な演奏をしているのに表面上はオーケストレーションで彩られていて不思議な感じ。
とても新しさがあるけど、1枚買えばこの手の音楽性はもう良いやって気になってしまう。
ノルウェーの超ベテランヴァイキングメタル。
重苦しくて遅い、昔ながらの土着的なヴァイキングメタル。華やかさは全く無く地味だけどスルメ的な魅力あり。輸入盤が超安いのでおすすめ。
メロコアとかスクリーモとかいう、メタラーは余り接点のないあっち側のバンド。
800円くらいだったので買ってみたが非常に良かった。
ポストブラック。4曲しか収録されていない。
この手のバンドは幾つか後追いして買ってみたのだけど、結局AlcestとAmesoeursしか聴かないんだよなぁ。
LordiでKitaを名乗ってドラムを担当してたStalaのソロプロジェクト。
お化粧バッチリでノリノリな、いわゆるグラムロック。Lordiとはちょっと違った音楽性。
会社で電力乞食するのに使ってます。
iPod touch / iPhone / iPadいずれもOK
夏場はビールグラスじゃなくてこれ。
口を付けた時の金属臭に慣れれば、ずっと冷たいまま飲める。
机が水滴で汚れる心配が無いのもグッド。
必要にして十分なスペック、ほぼカタログ通りの動作時間を実現するバッテリ、毎日持ち歩くのに上限ギリギリといった絶妙なサイズと重量の組み合わせで、これは買って良かったなと思ったモデル。
ASUS ZENBOOKという強力なライバルが登場したものの、Ultrabookカテゴリ製品群の中では今でもトップクラスにお買い得だと思う。
B005O4XIDI
使わなくなったiPod nanoのリサイクルにと購入。音質に過剰な期待をしなければ、十分に普段使いに耐え得る。設定が簡単な点も良い。
買った当初は想定していなかった嬉しい点として、車で再生した履歴もときどきiTunesと同期してやることでLast.fmに反映できること、あと助手席に乗った人がDockコネクタ付いてる機器を充電したい時にも使ってもらえることがある。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)