最近色々と思うのですけど、私が見ている世界には、自分で「これは、こうだ」と認識しているものしか存在しないんですよね。当たり前と言えば当たり前ですね。例えば私の認識している世界というのは、およそ次のようになっています。
うーん、私の見ている世界は狭いですね。この1年くらい、認識している世界がほとんど広がっていないように思います。つまり、この狭い世界で、別に不満が無いのかなと。
わいには、この「オノレでプログラムを書かない上流のエンジニアが詳細設計書を作り、下流のエンジニアがコーディングをする」ちう工程そのものが、根本的に間違っとるとしか思えへんのや。「下請け」ちう弱い立場にあり、経験も少ない下流のエンジニアが、「仕事を発注してくれる大切なお客様」である上流のエンジニアに対して、「この部分は、設計をちびっと変更をした方がプログラムがシンプルに書けるし実行効率もあがると思うんやけどアンタ、変えちゃってええでっしゃろか」やらなんやらと言うことが出来るとは思えへん。下流のソフトウェアハウスの経営者にとっても、そないな余計なことを言うエンジニアよりも、仕様書通りのプログラムを納期以内に黙って作るエンジニアの方が使いやすいのではおまへんやろうか。
あぁ、これこそが、きっとオレが会社が嫌になってきた問題の根源だ。いや、設計書を作って発注しているなら、まだ良いのだ。「.NETやったことないから、今回の案件はXXXX(会社名)さん達に設計からやってもらおうよ」というような台詞が出ているのが、もう恥ずかしくてしょうがない。
ソフトウェア業界以外だと、こういうのってどうなんだろう。建築業界とかゲーム業界とかも、作り方をほとんど知らない人がプロジェクトの設計図を書き上げるようなケースがあるのかなぁ。
確かに、「とりあえず画面間で持ち回したい情報はセッションに入れておけ! これでソース見られても安心!」という実装をする人というのが、居るんだよな。何でもセッション変数に突っ込むから、名前がぶつかって、画面を行ったり来たりしている間に想定しない動きをするんだよ(酷い時は、表示したばかりの入力フォームに値が埋まったりする)。この手のバグの火消しをやった時は、泣きそうになった。
入力チェックに全て通って、あとはユーザのボタンによる確定を待ってコミットをするだけ、という段階に来てからセッションに入れれば良いはずなんだよな、本来は。クリティカルでない情報まで、全ての画面でセッションに入れまくっていると保守し辛いアプリケーションになってしまうのに、どうもhidden恐怖症な人は、何でもセッションが好きらしい。
hiddenと言っただけで、いわゆる「価格改ざん」攻撃のことを言い出す人がいるかもしれないが、ユーザが入力した情報のみを hiddenなINPUTに引き継ぐようにするのだから、その問題の影響は受けない。ページ毎に行っている入力のvalidationがすり抜けられるという点については、最後でvalidationすればよい。各ページでのvalidationはUIとしての機能(クライアントサイドスクリプトで処理してサーバでは行わないのでもよい)であり、最後でのvalidationはWebアプリとしての機能と捉えればよい。
その通りだと思います。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
「のだめカンタービレ」は実は「少女まんが」ではなく「ヤング向け女性漫画」というジャンルなのです。それよりも対象年齢の高そうな「NANA」は「少女まんが」で、「ハチクロ」は掲載誌がヤング誌から少女漫画誌に変わったのでWikipediaですら明言を避けているようです。女性誌は分かりにくいよ。<br>あと、6番目と7番目は矛盾してはいまいか。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー<br><br>私の世界に、ヤング向け女性漫画が追加されました。そう言えばNANAというマンガもあったなぁ。宮崎あおいが映画に出たことしか分からない。<br>コボラーは最強の矛です。余り野暮なつっこみはしないように。