どうにも最近、「オタク」という言葉がライトな響きで使われていてケツの穴がムズムズする。以前に、オタクとマニアにボーダーは存在しなくなったのかなどと書いたが、このオレの疑問に、ズバリ明確な答えを出してくれた人が居た!
まず90年代に、いわゆる旧来のマニアと言われる層の行動が社会的に目立たなくなった。バブル経済の崩壊により、お金のかかる趣味に没頭する人が少なくなったということもあるだろうか。筆者の知るところでは、高級オーディオやホームシアターなどの趣味は、いったんこの時期に衰退している。マニア層を相手にしていた商売にとっては、まさに失われた10年である。
継続的に使われない言葉は、古くなる。00年代を迎えてまた趣味などを始める多少の余裕が生まれると、かつてのマニア層を総称する言葉が空白となる。どうもその部分に、「オタク」という言葉を多少ライトな感覚で当てはめていったのではないか。
00年代に入ってからの「オタク」は、以前であれば趣味人や通(つう)であることの、自嘲的なニュアンスとして成立しつつあるように感じる。例えば「隠れオタク」などという言葉があるが、リアルに80年代のオタク像を当てはめると、そもそも隠れることが可能な時点でオタクではない。かつてのオタクが意味した層は、普段からの見た目や言動に社会的な適合性を持たないため、隠れる、すなわち一見通常の社会人と同等であるように見せかけることができなかったのである。
「オタク」という言葉が指し示す層が下へずれてくると、かつての「オタク」を指す部分が空白となる。そこに入るべき言葉をいろいろと考えたが、感覚的に近いのは「キモオタ」だろうか。
何と言うことだ! 「オタク」と「マニア」のボーダーが消えて融合したのではなく、「オタク」が「マニア」に置き換わっていたのだッ!!
冷静に考えてみれば、確かにそうなのだ。
全部、以前は「オタク」を「マニア」に置換して成り立っていた人種だったはずだ。鉄道マニアが突如として鉄道オタクに駆逐されたというのは、どう考えても不自然だ。ならば、消えた鉄道マニア達はどこへ行ったのか? 何の事は無い、それは単に呼称が変わっただけで、中の人は同じなのだ。
このケツの穴のムズムズのスッキリ解消感は、まるで憑き物落としと言えよう! オレは小寺信良をオタク界の陰陽師、いやオタク神と呼びたいぜーッ!! JDCは今すぐ、彼をS級探偵として迎え入れるべきだね。
凄いなぁ、去年の今頃は月額5万以上かかってたサービスが無料化ですよ。
これより低機能な有料ホスティング型のログ分析サービスをやって粗利を稼いでいるところは、腹立ててるでしょうね。
全部、既存の同業他社泣かせのサービスですよね。
そう言えば、スギカードは申し込んでからすぐに在確の電話が来て、それからあっという間に郵送されて来たんだった。
で、早速近所のスギ薬局で使ったんだけど、やっぱりまだ使用している人が少ないのか、店員さんが処理に手間取ってて、決済が劇的に早くなるという感想は持てなかったかな。この辺は店員さんが慣れて来たら改善されるだろう。
やっぱり気分いいよ、スギカード。月に2〜3回スギ薬局を利用する人なら、作ってみるメリットはあると思う。カードフェイスはもうちょっと何とかならんかとは思うけど。裏側にはバーコードあるし(笑)
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
> オタ<br>個人的には何を今更という感じですが、それはひょっとして俺がヲタクだからでしょうか?
>かわはら<br>それはお前が元祖電車男だからダ!
エルメェスはいないがな!!