このところ、PS3叩きの話題を目にすることが多くて、先日のE3とかいうアメリカでのゲームショーのインパクトは本当に大きかったんだなぁと感じている。ここまで叩きムードが盛り上がるのは、ある意味PS3が「次の“ゲーム機”として期待されていた」ことの裏返しであって、その多くは理解不能な価格設定に対する不満として表れているのだろう。ゲームが遊べればそれで良いのに、色々とゲーム以外の付加要素でお金取られるんじゃ、そりゃ怒るよ。
わざわざ海の向こうのゲームショーで「PS3をゲーム機の括りで考えるな」「やべぇPS3の値段安すぎたかも」とか言ってないで、もっと「ソニーという企業グループの中核となる家電商品ですよ」とアピールしていたら、こんなに叩かれなかったんじゃないのかなぁ。HDDは1テラバイト付けてBDの書き込みも出来て15万円ポッキリ! みたいな商品構成が用意してあれば、ゲームやりたいだけの人も「あぁこれはゲーム機じゃないのね」って諦めがつくしね。
こんな感じの中途半端な位置付けでPS3が発表されるとは、多分ゲーム業界に造詣の深い人達も読み切れていなかったんだろうなぁと思って、価格発表前にゲーム戦争がどうたらこうたら述べているページを探してみた。
色々とゲーム戦争論を読んでいると、あちこちで“ロンチ”なる単語が出て来るのだけれども、これは一体何ぞや? オレはてっきり麻雀用語かと思っていた*1んだが、どうも違うらしく、新しいゲーム機と同時発売されるソフトを指す用語のようだ。
コンシューマーハードの立ち上げ時(launch,ローンチ)に同時に出されるタイトルのこと。分かりやすく言えば、新しいゲーム機の発売と同時に発売されるゲームソフトのこと。
恥ずかしながら、全然知らなかった・・・。
と言うか、これって最近出て来た用語じゃないのか。絶対にオレがファミ通を買っていた中学生の頃とかには、使われてなかったぞ!
*1 オレは自慢じゃないが、麻雀のルールは一切知らん。だが、ドンジャラなら任せろ。
煉瓦造りの洋館で起きた驚くべき殺人事件。屋敷には底意地の悪い実業家の女主人とその甥が住んでいた。叔母の財産を狙う甥の殺人計画はいかに練られていったのか。その手記を入手するため、取材者の“私”は屋敷に住み込み、事件を追体験していく―そして明かされる衝撃の真相!!名手の叙述ミステリー。
名手、折原一の、凝りに凝った構成の妙で読者を騙す物語。
叔母を殺した智樹の残した手記(殺人計画)と、その手記を手に入れるために叔母殺人事件の舞台となった屋敷に住み込むこととなった"私"、それぞれの一人称視点で進められるストーリーが、終盤で余りにも見事に交錯して、思わず「ギャー! 作者にやられた!」と叫びたくなってしまう。
この人の作品は読者の予想の斜め上を行こうとする余り、難解になり過ぎて読者がポカーンと置いてけぼりになりがちなのだけど、『叔母殺人事件<偽りの館>』は、初期の名著である『倒錯のロンド』『倒錯の死角』などと同様に、仕掛けられた叙述トリックがシンプルかつ「そ、そこかー!」みたいな感じでストレートに決まっており、相当に爽快な読後感を満喫できる。
相変わらず主人公が何もできないくせに自信だけは人一倍強い最悪な中年男性で笑ってしまうのだけど、作中の小道具がワープロからパソコンに変わって時代を感じたり、けれども何の脈絡もなく発見される屋根裏部屋や、登場人物があっさり気を失ってしまうところは他の作品と同様だったりと、折原ファンには楽しみの多い一冊でもあった。
折原一作品の一冊目にもおすすめ。かなり面白い。
ここ1年くらいに購読を始めて、更新を楽しみに待っているRSSフィードを紹介してみる。
いずれも更新頻度は穏やかなので、余りチェックの負担にもならない。
単一のテーマで更新されるブログは、ついつい購読したくなってしまう魅力がある。
悲しいのは、ゲシュタルト崩壊と戦うブログが2011年になって一度も更新されていないことだ。
午前半休で仕事を休み、今年もスギホールディングス株式会社の第33回定時株主総会へ行ってきました。
会場は昨年と同様に、刈谷駅からほぼ直結の刈谷市総合文化センター大ホール。
平均年齢は前回よりもやや下がったかなという印象はありましたが、それでも高齢な方が多かったです。開会に際して報告された出席人数と議決権数が大幅に乖離していて、あの空間内に明らかに大かぶ主が紛れ込んでいた模様。
会長の杉浦広一氏が仕切っての進行。この人は本当に芸能界の司会みたいな感じで、ファン株主も多いのか、質疑応答ではビジネス的でないしょうもない苦情やゴシップな質問ばかりで切れてしまう。
時折、会長から指名を受けて回答していた取締役社長の桝田という人が、かなりのやり手っぽい印象で、物流の建て直しプランを嬉々として語っていた。よくよく経歴を読み直してみるとこの人、ジャスコ(現イオン)で物流本部長を務めた後にスターバックスコーヒージャパンの最高執行責任者、そして今はスギホールディングス社長とチカラめし()で話題を集めた三光マーケティングフーズの社外取締役をやっているのだった。
2015年度までに1,500店舗という目標については、2015年5月時点で1,000店弱の現在ではどう考えても無理なためか、何度か質問を受けていた。やはりM&Aで良い縁があれば、という温度感のようだ。「ツルハホールディングスと株式を互いに一定割合持ち合ってるから可能性あるのでは?」という質問を投げている人が居て、よく見ているなぁと感心したが、きっぱりと否定されていた。
株主総会のお土産は、PB商品の詰め合わせ。中身はサランラップや洗剤などなど、前回と良く似た感じですね。
スギホールディングスの株主総会はそろそろ飽きてきたので、M&Aでも実現してなければ来年はパスで良いかも知れないですね……。NISA口座に移したから、あと4年間くらいは気絶保有するつもりだし。
NISA口座で株式を保有しているキリンホールディングスの株主優待が届きました。キリンの優待を貰うのは初めてです。
100株保有の株主には、一番搾りの「○○(ご当地工場名が入る)づくり」4本セットでした。たったの4本ってセコ過ぎる……。
1,000株以上を保有していると12本セットになるようです。酒類が要らない人には清涼飲料セットも選べます。
他にはキリンシティの食事券も後日届くそうで。
日本の4大ビールメーカー(アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ)の中で2015年度において1番イマイチな業績だったのがこのキリンホールディングスという印象です。
ただ、証券会社のレーティング改定で高い評価を得ているらしく、何故かこのところ株価は好調です。今期は期待して良いのだろうか。
株式を現物で保有している株式会社ゼットンの株主優待が届きました。
アロハテーブルやビアガーデンなど多数の業態で飲食店を運営している、ゼットンの店舗で使える食事優待券です。
「500株以上」「継続保有期間1年以上」の条件を満たすため、19,000円分が届きました。
とはいえ、去年2020年の分を丸々使っていなくて合計38,000円分が手元にあるんだが……。どうすんだよこれ……。
去年の分については、新型コロナウイルスの流行に伴い期限が2020-07-31まで延長されたので、ひとまずは夏までに使うよう意識したいところです。
しかし会社の人と宴会もできないし、本当どうやって使ったもんかね。
2020年は年初からずっと気絶投資しており全く見ていないです。
優待券と一緒に入っていたIRレポートによると、過去最高益を達成したみたいだけど、最高益というプラス材料と感染症で飲食店大打撃のマイナス材料、市場ではどっちが大きく評価されてるんだろう。どう考えても後者だよな……。
ビアガーデンやバーベキューはオープンエアでの営業になるため、上手く運営して感染症の影響を最小限に抑えてくれると株主としては嬉しいですね。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
▼ かわはら [PS3については筋の通った一意見として反論できませぬ。でもWiiは(ry とりあいずソニー役員はクタラギさんの口を封..]
▼ 雷悶 [「でもそれが、プレイステーション3なんだよね」 これは今年の流行語大賞候補で良いと思います。 ナガシマリゾート全体で..]