旅行記

自転車本州縦断(33日目)

8月25日(周南市 - 下関市)

移動地図

この地図は、フリーソフト「白地図KenMap」によって作成されています。

今日は何が何でも下関市まで行ってやるぞ、と気合を入れて7時半に起床。8時前には準備を終え出発する。

新南陽駅近くの県道を西に進み、国道2号に合流。コンビニの駐車場で座って朝飯を食っていると、トラックのおっさんがカロリーメイトをくれた。ありがたくもらって、サイドバッグに入れておく。

防府バイパスを避け、防府市内を抜けて行く。防府市は、山口県内では珍しくフラットな道路で、大変走りやすい。

そのまま山口市、宇部市とかすめるように2号線を走り、峠を越えて楠町に入ろうかというところで、突然の大雨。雨に加えて、雷まで轟いている。民家で頼み込んで、しばらく雨宿りをさせてもらい、一時的に弱くなったのを見計らって、楠町総合センターというところで一休みすることにする。

幸い夕立はすぐに収まり、再び下関市に向かって走り出すことが出来た。標高100m前後の小さな峠を数回挟んだが、天気の大崩は無く順調に進めた。途中から国道9号線に移り、海沿いに下関市内を走ると、壇ノ浦合戦場のすぐ向こうに九州が見えて来た。泳いでも行けてしまいそうなほどに、目の前に感じる。

相変わらずどこの写真か覚えてない

下関駅前近くで、夜に雨が降ったときの事態に備えて、きちんとした駐車場のあるホテルを探すことにする。ラッキーなことに、地下駐車場完備のヴィアイン下関というホテルに入ることが出来た。

もうこの旅行が終わるのも目前だし、豪華なものを食ってやろうと駅前をうろつく。が、結局、駅構内のダイエーのパック寿司とお惣菜(しかもタイムサービス中)を買って、ホテルに持って帰って食べることにする。どうも、都会に来ると貧乏性のビビリが顔を出してしまうようだ。

ホテルに戻る途中で、キリスト教の宣教師の兄ちゃんに、片言の日本語で話し掛けられた。彼らは最初に神の有無がどうこうは興味は無い、と一言入れておけば、案外普通に話せるものである。名古屋市にも君のような人が居て活動していると言うと、妙に嬉しがっていた。お互い頑張ろうなどと言ってお別れ。

そう言えば、今日からサイクルメーターが復活した。何も触ってないのに、何でだろう。

出費
走行距離
96.7km

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