カッとなって有給休暇申請して17連休を錬成した間に積読されてるKindleコミックをひたすら読んでいた。
なろう系コミカライズ作品でかつ、既にアニメ化されていたり、アニメ化が決定していて間もなく放送されるタイトルが多い。アニメ化されるということは一定以上の層に支持されていてハズレを引きにくい、セコい作品選択のやり方であるとも言える。カドカワ系レーベルやスクエニ系レーベルでは、アニメ化を見越して気合の入った作画担当の人を充てている作品が多いような気がする。
当たり前なんだけど、マンガとアニメというメディア特性の違い以上に、キャラデザの差異に気になってしまう事が多くて、何でもかんでも「マンガ版を知ってるから」って理由でアニメ版に手を出すのは止めた方いいのかもと思い始めている。『薬屋のひとりごと』みたく、コミカライズもアニメも特級術師に制作してもらえる事例の方が稀なんだよな……それはそう。たまげられるレベルの視聴数19本は余りに無理があって反省しているし数本脱落した。
『やり竜』みたく、「コミカライズとの違いは気になるけどこれはこれで好き」と思えるアニメ作品もあったから大変悩ましい。でも可処分時間には限りがあるし……。
たしか1巻から5巻までだか10巻までだか33円セールやってた時にポチっていて、アニメ第4期が制作決定のニュースで盛り上がっているのを眺めて、そろそろ入門してみるかと最新19巻までポチポチと購入して読んだ。
ゼロ年代のアニメ作品を全く知らないため『とある~』シリーズも冗談抜きに何も予備知識なし。名古屋の電気街である大須や、東京の秋葉原にも原作ラノベが平積みされていたような記憶はぼんやりとあるため、時代を築いた覇権コンテンツなのだろう。アニメイトタイムズの『とある』アニメシリーズを観る順番という記事も眺めたものの、シリーズ多過ぎ&プライムビデオでは1期しか配信してなさそうだったため、1話も見ていない。そのうちプライムビデオで配信されたら追いかけるのも良いかも知れないが。
マンガ版はタイトルに「外伝」とあり、正史扱いなのかよく分からないが、学園都市の近未来的ギミックも面白いし、クローン技術を巡るあれこれも物語が進むにつれて情報開示されて楽しく読めた。能力バトルにありがちではあるが、この子たち戦闘IQが高すぎるでしょというのは正直ある。JCとは思えないくらい考え方が成熟しているな。『ワートリ』のボーダー隊員みたい(あれも一部が成人だが大半は中高生)だと思った。
有名なセリフ「ジャッジメントですの!」って、悪者を断罪した時の決めゼリフと思い込んでいたけど、そうじゃなくて所属組織(風紀委員 = ジャッジメント)の参上を名乗り上げていたのね。天賦夢路(ドリームランカー)編が3期とある科学の超電磁砲Tだったらしいので、4期は学園派閥とかのややこしい話が映像化されるんだろうか。
コミカライズ2巻まで読んで止まってた。なんかアニメ2期が放送されるらしいと聞いて最新15巻まで読み進めた。過労死したブラックOLが転生して最強魔女になってのんびりスローライフ。ほんのりと百合描写がある。
コミカライズ作画担当シバユウスケ氏の絵柄がとにかく可愛くて、お色気描写も適度に健全で、胸よりも太ももや二の腕にフェチを感じる造形が素晴らしい。主人公のアズサ以上に竜娘ライカちゃんにフェチな愛情を感じる。アニメ版も割と気になるのだが、この可愛すぎる絵柄に慣れてしまうとアニメ版のキャラデザは厳しいものがある。コミカライズ版は戦闘が割とガバガバ描写なところがあるから、アニメ版でその辺が補完されているなら見てみたい気もする。
序盤はどんどん仲間というかファミリーが増えて行くから「高原の魔女が大大大大大好きな100人の彼女なのか?」とおじさんの記憶力で付いて行けるか不安になったが、中盤以降はレギュラーキャラが固定化してあまり増えなくなった。酒飲みエリート魔族ベルゼブブ様が好き。
アンデッド3人に育てられた少年ウィルの異世界やり直しファンタジー。たしかコミカライズ3巻の、ウィルが旅立つところまで読んで止まっていたのを、連休を機に1巻から最新13巻まで一気読みした。
とにかくウィルの性格が真摯で好ましく、旅立つところの感動がピークかと思っていたら相棒メネルや弟子ルゥが加入してからも加速度的に面白くなって行って止まらなかった。育ての親3人の偉大さをあちこちで感じる描写がいちいち泣ける。アニメ版はプライムビデオで見付けた時はコミカライズ3巻までしか読んでなかったこともあって視聴しなかった。コミカライズ作画が良すぎてアニメ版を受け入れられる気がしない。
水魔術の天才クノンが魔術で目をつくることを目指す学園モノ。クノン君が侍女から間違った紳士教育を受けたせいで軽薄軟派な言動をいちいちやってしまうところが絶妙にギャグとなっていて面白い。
アニメ化決定して制作進行中らしい。CV早見沙織さんの少年役というのは楽しみですね。
中華風王朝の後宮モノ。宮中にいる王女候補5家のうち、1番人気と1番不人気の2人が入れ替わってしまい……というダブル主人公の構成になっている。アニメ化決定で盛り上がっていたからようやく読んだがむちゃくちゃ面白い。コミカライズの4巻までと8巻まで、それぞれどちらもいい区切りが付くから、アニメ版のシリーズ構成もかなり自由に決められるのではないか。
体力バカ農業特化型の玲琳様、薬の知識もあるから『はめふら』カタリナ様と『薬屋』猫猫のハイブリッドというか、おもしれー女として限界突破していてズル過ぎる。本人は悪女になれてるつもりなところもテンプレで可愛らしい。大変おすすめ。
ハクスラ系というのだろうか? ハンターとして敵を殲滅して装備を整えて強くなろう! を繰り返す進行のポストアポカリプスSF。とにかく敵の物量も多いし弾薬の物量も多い。
最初は何も持っていなかったスラム街の少年アキラが、サポートAIの力を借りて名声を得て行く展開が心地よい。あと、お姉さんにモテまくるから若干おねショタを感じる。
アニメ化は2023年に発表されているらしいのだが、まだ放送されていない? コミカライズを読んでいても作画コストが凄まじいことは予想がつくのでもしや制作現場が万策尽きているのでは。
10年前に処刑された、稀代の悪女(とされる)スカーレットに取りつかれた弱小貴族令嬢コニーが、社交界を通じてスカーレットの処刑にまつわる謎に迫るサスペンス。むちゃくちゃ面白い。
先行公開されたアニメ版PVは『水星の魔女』なキャスティングで期待できるものの、やはりキャラデザがコミカライズ版と違っていることにどうしても馴染めない。
コミカライズ版は毎話の冒頭に「あらすじ」をいちいち挿入してくれるため、記憶力の覚束なくなってきた中年のおじさんにも優しい。おすすめ。
なろう系コミカライズ作品ではない。現代オタク君が白ギャルと黒ギャルに好かれてキャッキャウフフしてる平和な作品だったのだが、最新9巻でまさかの第三のギャルが投入された。まじかよ。
「今さら新キャラ投入なんて許されるかよ!」 → 「マキマさん助けて、俺この娘好きになっちまう」だった。
ずっと「アニメ化しないのかな」と思って新刊買ってる作品だが、動いて喋る追加ギャルが見れないならアニメ化しなくていいのかも知れない。
『幼女戦記』のカルロ・ゼン氏が原作の、諜報や外交をテーマにした戦記モノ。やっぱり日本やイギリスに似た架空の国が登場する。この『明日の敵と今日の握手を』は、『幼女戦記』で言うところのレルゲン大佐との会話によくある腹の探り合い会話劇をずーっとやってる感じ。主人公の正論モンスター海軍中将・ハラルドも幼女でなくイケおじなので、テーマもキャラ造形もしっかり差別化できている。
作画担当しているフクダイクミ氏も異常に画力があって、振り回されるアメリア中尉のかわいそうが可愛い。海軍が空戦をするという設定(?)が最初よくわからなかった。
なろう系コミカライズ作品ではない。「女の子がぴっちりスーツ!」「近未来お仕事!」「寄生獣や怪獣8号で見た主人公と同居する怪物!」と、どこかで見た売れ線の設定をこれでもかと盛り込んで、しかも面白い。すごい。
「裏サンデー」作品って僕は連載では追っていなくてコミックスでしか読まないんだけど、琴線に引っかかる作品が多い。表サンデー(週刊少年サンデー)より好きかも。表サンデー作品ではP.A.WORKS制作の『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』の放送に期待している。『スキップとローファー』同様に、原作絵に寄せてくれる制作は本当に嬉しい。ありがとうアニプレックス。
3回目の優待権利GETで届いた株式会社ティーケーピーの株主優待、期限の2025年5月末までにホテル宿泊で使える見込みが全く立たないため、名古屋の栄にある和食処 伊勢へ行ってきた。
ランチコースでは使えないそうなので、ディナーの伊勢まぐろづくしコース8,000円 + 飲み放題2,000円を3名で予約すると、ちょうど使い切れるようだ。
伊勢まぐろのオードブル、ぶつ切り、しゃぶしゃぶ、握りなどなど、名前に偽りなしの満足度が高い内容だった。食品サンプルみたいに光ってるまぐろの握りなんて初めて食べたわ。
X(旧Twitter)には含み損50万円などと投稿してしまったが、帰宅してから念のため確認したら買値からヨコヨコくらいだった。嘘ついてスマンカッタ。まぁTKPをホールドしておらずサンリオでも買っていたら50万円どころではない利益になっていた筈なので、完全に嘘という訳ではない……はず。
ちょうど健康診断の2次検査で「改善したと思って調子こくな」と女医さんに言われたところなので酒量は自重したが、伊勢まぐろが旨すぎたためビールだけでなく愛知県設楽町の銘酒である蓬莱泉も1本追加で注文してしまった。今は反省している。
早くインデックス投資家に転身して、優待に自分の行動を縛られる桐谷さん生活やめてぇ……。
2024年11月に「6ヶ月後に再検査」と引っかかったやつの再検査を近くの病院の申し込んで受けてきた。採血検査の結果としては、健康診断時とこの日の数値変化として、次の通りであった。
心配なら動脈硬化度を測る血管チェック(ABIと呼ぶらしい)も数分でやれますよと言われ、手足を締め付ける検査も受けてみたところ、血管の硬さ(血管年齢)は40代ド真ん中ですという結果であった。正常値らしいけど40代ド真ん中と言われると何だか凹むものがある。
血液や血管の数値が改善するとすぐ調子こいて暴飲暴食で悪化させる人が多いから、引き続き適度な飲酒量とウォーキングを続けるように、と釘を刺された。はい……。
春分の日を前後に有給休暇が使えそうだなーと思案していたら、何だか行けそうな気がしてきたのでカッとなって3月後半を全て有給休暇申請して17連休を錬成した。
休んでいる間に、いつも6ヶ月以上空いてしまって毎回お叱りされる歯の定期検診に行っておこうかな……。今は知覚過敏が出ていないから、検診の後にやれれる大音量が苦手な歯石クリーニングも大丈夫な気がする。
とりあえず一生読めないレベルで買い溜めされているKindleのなろう系コミカライズ作品を読み進めていて、自分が知らないだけでアニメ化されてる作品が結構あったんだなと驚いている。2000年代~2010年代前半を全くアニメ見ていなかったから、知らないことばかりだ。そのうち個別に感想を書くけど直近では『最果てのパラディン』『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』をコミカライズ最新刊まで読んだ。たぶんアニメ版の方は見ないと思う。
Amazonプライムビデオで配信され毎週視聴している2025冬アニメの感想を残す。今クールではかなり色んなものを削って可処分時間を捻出しているためか、今のところ1作品も脱落していない。すごい。Kindleで買ったまま積んでる電子書籍生活の方は……うん。ノーコメもありや。
そういえば年始に視聴する作品をリストアップしている時にあらすじ読んでて『グリザイア:ファントムトリガー』という作品が「美浜学園」なる舞台と知って視聴しようか一瞬迷ったものの、エロゲー原作らしいかつ続編らしいので、前提知識たくさん要求されそうと考えてやめた。どうせ千葉か福井の美浜のことやろ~(未確認です)。
月刊アフタヌーン連載中のフィギュアスケートで金メダリストを目指す少女・結束いのりさんと新人コーチ明浦路司のバディ成長もの。原作むちゃくちゃ熱くて大ファンかつ、識者おじさん達がアニメ化決定時点で「制作会社ENGIは外れ」と吹聴しているのをそのまま受け止めていて、正直ほとんど期待していなかった。中の人ネタでアイマス界隈が過剰に盛り上がっているのも手伝って、僕は事前情報でかなり醒めてしまっていた。手のひら返してごめんなさいしなきゃいけないくらい良かった。本当にごめんなさい。
まずこのアニメ『メダリスト』は「原作に忠実なアニメ化」ではない。いのりさん母であるのぞみさんの毒親仕草はかなりナーフされているし、原作でもの凄く細かく入る試合中の技術解説は大半がオミットされている。代わりに、3DCG + モーションキャプチャー + 音楽で実際のフィギュアスケート演技シーンを思い切った映像化やっていて、マンガとは別表現の作品として非常に上手く成立させている。原作ファンがアニメ版を見ても楽しめるし、アニメで好きになった人が原作を読んでもよりフィギュアスケートの解像度が高まる、「1粒で2度おいしい」を実現したアニメーションである。愛知県民はスケート王国であるから作品舞台の大須周辺は見覚えあり過ぎるし、冬季五輪テレビ放送ではフィギュアスケートの試合は見まくる傾向にある(偏見)ため、3DCGのスケートシーン「入場シーン、五輪の試合中継でよく見る抜き方のカメラ画角だ!」というのと「こんな選手ギリギリに近付いた撮影は現実じゃできないよ!」というリアル志向とバーチャル志向が両方そなわり最強に見えて楽しく視聴できている。
いのりさん役の春瀬なつみさん、1st PVでは「声が低くて合ってないのでは?」と感じてしまったが、1話のいのりさんが震える声でスケートやりたいと訴えるシーンを見て自分の誤りに気付かされた。これはいのりさんだわ。すみませんでした。司先生のガタイもデカいし声もデカいところ、完全に原作再現で「見なよ…オレの司を…」ってイマジナリーいのりさんが頭に浮かんでしまう。OP曲を米津玄師という人が逆指名で提供したというのがネット上で話題になっているが、確かに司先生の心情を見事に綴ったすごい歌詞だ。この人『チェンソーマン』でもデンジ君の心情をやけにリアルな歌詞に込めてたもんな。徳島の至宝か?
アニメ版が1クールと仮定すると出番の無さそうな僕の最推し腹筋バキバキ岡崎いるかちゃんも、顔見せ程度でいいから出してくれんか。いるかちゃんはね、いのりさんにとっての脹相なんだよ。大会に入ってスケート選手とコーチのバディが次々と登場するの『金色のガッシュ!!』感がすごいんだよなぁ。
やり直しアニメーターはクソアニメを全修正中。原作の無い完全オリジナルアニメーション作品。制作会社が『呪術廻戦』担当しているMAPPAだからという理由で全幅の信頼で視聴し始めた。事前解禁されてた予告PVからは「お仕事アニメか?」と思っていたので、まさかの異世界転生(というか作中作転生)する展開だったとは。いい意味で騙されてしまったわ。
若くして監督に抜擢されている天才アニメーター広瀬ナツ子が牡蠣弁当(おいしそう)に当たって何故かアニメ『滅びゆく物語』の中に入ってしまい、アニメーター技術を駆使して2次元キャラクターを召喚(?)して困難を打破して行く。かなり変なアニメなんだけと大変面白い。「バンクは甘え!」とか言いながらナツ子が猛烈に原稿描いてるシーンは毎回バンクだし。1話の巨神兵で掴みはオッケーだし、ゲーム『スーパーロボット大戦』の戦闘アニメで散々見た「板野サーカス」まで出てくるとは……たまげたなぁ。
書いてる時点で5話まで視聴していて、『滅びゆく物語』の主人公ルークがどんどん可愛い生き物になっているので、闇落ちしたらしい作中原作クソアニメのルートは回避して欲しい。ナツ子役の永瀬アンナさん、『サマータイムレンダ』潮や『呪術廻戦』理子みたく、強気で芯のある女性が本当にハマり役だわ。ちょっと気だるげでドライな性格がすごく合う。QJなる土偶の見た目した全く役に立たないロボットキャラクター、巧みに視聴者のヘイトを集めてそうでコイツ一体何なんって思って演じてる陶山章央さんの名前を調べたら俺たちの『サクラ大戦』大神一郎さんだった……。ショックを隠せない。ヘイトを集める無能役を演じられるのも役者としての能力なのだろう。QJも最後は大活躍で俺たちの手のひらを返させてくれるんだろう?
妻子持ち中年公務員の屯田林憲三郎が子供をかばって交通事故に遭い、娘の屯田林日菜子が熱中する乙女ゲーム『マジカル学園ラブ&ビースト』に悪役令嬢グレイス様として転生してしまう。原作コミック全巻読んでいる。アニメ化とても楽しみにしていた作品。
ビックリするくらい「原作に忠実なアニメ化」で、エレガントチートされたグレイス様の美麗なセリフを言う時のお花畑になる額縁まで再現されているのは笑う。先行する『はめふら』といった人気悪役令嬢転生モノを徹底研究して作られただけあって、おじさんが親目線で振る舞うことで周りから好感度をどんどん獲得して行くお約束展開が非常に心地よい。
おじさん役の井上和彦さん、僕の中では未だに『機動戦士Ζガンダム』ジェリド役の印象が強く、他の作品に出演していても「あっジェリドだ」と受け止めてしまっていたのだが、今回の屯田林憲三郎は本当にハマり役で、とうとうジェリドの印象を上書きに成功した。オーディションには他の声優さんも参加してたそうだが誰が来ていたんだろう。子安武人さんのWおじさんも見たかった気持ちも少しあるが、やはり井上和彦さんの起用は大成功だと思う。あとアンナ役の関根明良さんが、他作品だともっと元気娘を演じてるイメージが強いのだけど、アンナのポンコツで盲目にグレイス様を慕う役どころがめちゃくちゃ合ってる。アンナは原作より可愛くなっている筆頭キャラ。グレイス様のお声は……まんま桐姫様ですね。
ED曲のマツケンサンバ以上に、各話エンドカード提供作家陣が豪華すぎてビックリしているわ。『異世界おじさん』『Dr.STONE』『はめふら』の人……つよい上に狙い過ぎてるチョイス。原作の上山道郎氏が1番喜んでるまであるんじゃないかこれ。ゾイドの人らしいね。
月刊少年ガンガン連載中のタイトルまんまな作品。『悪役令嬢転生おじさん』と同じく、この『戦隊レッド』もライトノベルのコミカライズではなくオリジナルコミック作品である。僕は1巻だけ何かのKindleセールの機会で買って読んでいたのだが、今回のアニメ版があまりに面白くて全巻買ってしまった。見比べると結構違うところがあるというか、アニメ版は作中作『絆創戦隊キズナファイブ』を過剰に盛ってるようだ。いいぞもっとやれ。
戦隊ヒーローの構造をメタ的に悪役の視点などを使って扱った作品は過去幾つかあったものの、シンプルに「異世界に転生してしまい、身体能力のギャップや火薬量で周りに驚かれる」のは意外と無かったから新しい感じがする。戦隊モノ描きたかった作者に異世界転生をアドバイスしたのは担当編集さんらしいのだけど見事なアドバイスである。レッドの相棒兼ツッコミ役であるイドラがちゃんと太眉のままアニメ化されていて可愛い。色々とデカ過ぎるけど。「ペッターン!」も「そういうシステムボイスだったのかよ!」と驚かずにはいられないし、全体的にアニメ化の恩恵がデカ過ぎんだろ。
我慢できず原作で先々の展開を読んでしまった身としては、戦隊モノに限らず多くの特撮モノを取り込んで行く激アツなストーリーの映像化が楽しみである。キズナファイブもどれくらい盛られるか、いつもの採石場もあと何回登場するのか、気になり過ぎるぜ! コロコロやボンボンのような雰囲気の絵柄がマッチしているというか「小さい頃キズナファイブ見てたなぁ」と「存在しない記憶」を錯覚させる効果が獲得できていてずるい。
レッド役の井藤智哉さんはアフレコ当時リアル高校生だったそうだが、堂々とした発声で戦隊ヒーローのセンターポジに相応しい声質をしていて頼もしい限りだし、イドラ役でツンデレツッコミキャラをやってる稲垣好さんも珍しい気がする。両者とも原作イメージに合っていていいキャスティングだと思ってる。
『八十亀ちゃん』の舞台を名古屋から沖縄に引っ越してラブコメのラブ要素をマシマシにした沖縄ご当地コメディ。キャスト陣が地元勢ばっかりなのも『八十亀ちゃん』みがある。褐色元気娘の喜屋武さん(ひーなー)と褐色ギャル比嘉さん(かーなー)のダブルヒロイン。原作読んでるけど比嘉さんは負けヒロインじゃねーから! 煉獄さん的な意味じゃなく本当に負けてないから!
喜屋武さんの方言がキツ過ぎて内地の人間としては字幕が無いと理解が追いつかないレベルだが、これ海外視聴者はどうやって理解しているんだろうか。沖縄の強い日差しや温暖な気候が反映された明るい絵作りで、冬に見ていて癒される。原作でも可愛かった比嘉さんがアニメだと尋常じゃない可愛さになっている。ファイルーズあいさん史上最も可愛いまである。実はアニメスタッフにも比嘉さん派が多いのではないか。
ED曲がひーなーとかーなーによる沖縄ゆかり曲カバーで何バージョンかあるようで、サビで「あっ、これかぁ!」ってなる曲が多い。2人とも歌うまい上にちゃんと「キャラが歌ってる」曲として成立しているのがすごい。そらまぁ「お願いマッスル」を歌ってた人だからな。中村照秋くん(てーるー)が大塚剛央さんなのマジでびっくりして、司先生のムキムキ感とも壬氏様の繊細さともハル君の胡散臭さとも違った演技ができるの本当に尊敬したわ。1話を見ている時点ではED曲流れるまで全然気付かなかった。
ヤングジャンプ連載中の、運命の人100人を彼女にするまで続く宣言されている狂気の100股を目指す誠実モンスター愛城恋太郎が主人公のファミリーラブコメ。『マケイン』の大ヒットにより、あらゆる作品で気軽に「負けヒロイン」認定されがちになった令和において「誰も負けない」カウンターカルチャーとして『100カノ』のギャグと狂気がますます冴えわたるアニメ2期。1期と2期の合間に『マケイン』が放送されたの、狙った訳じゃないだろうけど絶妙だったと思う。
緻密な情報量とテンポのギャグが中心に進むストーリーながら、1期で言うと静ちゃん加入回、2期では胡桃加入回のようにしっかりラブコメもやるからいいんだよなぁ。原作者の中村力斗氏が単行本で「もしアニメ化されたら2期の山場は決まってる」と宣言されていたエピソードに向かって脚本も構成されてるであろうと予想できる中で、尺が不足しそうなところはどうするんだろうと思っていた箇所を「詳細が気になる人は原作で!」とメタ発言でまるっと省略するのは恐れ入った。つよい。まぁアニメでは難しそうなパロディネタも多い作品だからねぇ。『ワンピース』『ドラゴンボール』パロは同じ集英社だから大丈夫なんだろうけどジブリのパロが普通にアニメでも採用されてるのは何なんだろうな。ポムじいさん出ちゃってますよ。
2期最初の加入だった胡桃がビックリするくらいアニメで可愛かったから今後の展開に期待が高まりつつも、唐音のツッコミや羽々里さんの「あびゃー!」といった1期加入済みのメンバーも原作で聞いた声(脳内)がして安心できる。EDパートの絵が1期に続いてむちゃくちゃ可愛い上に、今回もシークレットヒロインとして芽衣さんが最初は伏せられていてスタッフの愛を感じる。作画担当も嫉妬する芽衣さんのゲーミングお目目本当に可愛いですね。
人数が増え過ぎるからアニメ3期以降はいくら何でも無理だよ派なんだけど、「屋上で恋太郎ファミリーに新規加入される回で背景にいるメンバーがわちゃわちゃする」(原作では人数が増えると多用される演出)が再現されていた上に、明らかに3期4期でないと声が付かない筈の子がチョイ役で出ていたから、もしかしてやるんだろうか。本気か? もうED映像ではミチミチに情報量が渋滞起こしてて、これ以上詰め込むのは無理そうに見えるぞ……。まぁ原作も既にコマが窮屈ではあるんだけど。
前クール「襲撃編」に続き「反撃編」が放送開始された。『鬼滅の刃』も同様だったけど、固定ファンが居て売上見込める作品は「1ヶ月遅れて放送開始」なんてやり方も許容されてるんだなぁ。書いてる時点では「反撃編」の初回59話しかまだ見ていない。
退屈だった2nd seasonが嘘のように、反撃に出るメンバー構成や、それぞれのマッチング相手となる敵勢力の動向など、気になることが多過ぎて全てが面白い。大罪司教4人とも会話が成立しない異常性が会話の端々から漂っていて、キャストの怪演も相まってコワ~となる。もしかして暴食担当は食べた相手の性格に引きずられるんです? コワ~……。でもラインハルトの剣聖の加護がインチキ過ぎて1番怖いまである。
原作ライトノベル読んでいないため先の展開は読めないけど、原作でも特に人気の高い章を映像化しているそうなのでとても楽しみ。ガーフィール幸せになってくれ。
あきらめたらそこで試合終了と諭してくれそうなファブル。殺し屋を引退してコンビニで働く元・最強の殺し屋坂本さんのアクション作品。原作は週刊少年ジャンプ本誌で読んでる。完結した『ヒロアカ』『呪術』の"次"を期待されてる作品だと思っているけど原作の絵が上手すぎるためアニメ化は期待と不安の半分という読者が多かったように思う。
映像としては原作絵に寄せつつ、アクションシーンはカット多めにしてカメラが次々と切り替わることで迫力を出している。『夜桜さん』同様に、序盤のコメディちっくな話からシリアス展開に突入して一気に人気が上がった印象の強い作品なので、巻きでORDERやXの勢力を出した方が良さそう。どんでん会さっさと倒せ。おーん。そら噛ませ役よ。
近年のジャンプ作品は「アニメ化1クールで終わり」が少ないから、本作『SAKAMOTO DAYS』も2クール以降が決まってるかも知れない。
タイトルまんま、天敵のツンデレ女子と結婚することになった北条才人くんのドタバタラブコメ。原作のKADOKAWAライトノベルは読んでいないがコミカライズは既読。僕はゼロ年代に全くアニメを見なかったが、すごくゼロ年代感のする暴力ツンデレちょろインに既視感がある。きっと大量生産されたパターンなんだろう。
いい意味で予算のかけどころを取捨選択しているというか、背景の一軒家とかOP/ED映像はあまり力が入っていない割に、トリプルヒロインの朱音・陽鞠・糸青を可愛く見せるシーンではむちゃくちゃよく動く。声のついた陽鞠があまりに巨乳ギャル化した虹夏ちゃん過ぎる……。
普通に安心して見られるラブコメなので最後まで視聴する予定。王道ツンデレから得られる栄養が摂取できる。SDキャラのわちゃわちゃがコミカライズとは違った表現で、こっちはこっちで可愛くて好き。
架空の中華風国家にある後宮を舞台に薬学オタク猫猫が事件解決するミステリー。スクエニ版コミカライズだけ読んでいるため先の展開はおおよそ把握しているが、もしかしたらコミカライズで拾われていないエピソードもあるかも知れない。
1期に続き色彩が凝っていて、架空中華であるもののファミコン『キョンシーズ2』で見た光景の完全版みたいで、背景美術を眺めているだけで楽しい。東映アニメーションだと思っていたら東宝アニメーション制作だったのを警察に怒られた件は本当にすみませんでした。
コミカライズ版でも癒しだったやぶ医者がアニメ版でも癒し。OP曲が毎回オシャレ。
モーニングで連載していた社会人ラブコメ。完結した原作は全巻読破済み。『あせとせっけん』同様に、掲載が青年誌だと行くとこまでキッチリ行くのがいいですね。アニメ版でどこまでやるのかはわからないけど。
舞台はお菓子メーカーで、経理職と企画職のカップルがメインながら、原作であったサブカップルのエピソードもちゃんとアニメ化するっぽい。 立石真直役の山下誠一郎さんと三ツ谷結衣役の宮本侑芽さん両名のナチュラルな演技でラブラブちゅっちゅが甘ったるくて目がポムじいさんになりそう。モブ役はのっぺらぼうだけど主要キャラは細かく動いて、ラブコメのアニメ化はこういうのでいいんだよ。
原作全然知らんけど原作者さんのX(旧Twitter)アカウントは拡散されているのをよく見かける気がする。アフタヌーンに掲載されてたコミカライズ版とはストーリーが違うので時系列が異なるのかも知れない。天才医師の天久鷹央(あめくたかお)とワトソン役の小鳥遊優がコンビで難事件を解決して行く。
1話2話では天久先生が患者の親御さんにキツく当たる描写があり、ちょっと苦手かなぁと視聴を迷ったのだが「まぁミステリー作品の探偵役なんて人格破綻者ばっかりだしな」と思い直し、小鳥遊くんの愛車RX-8が爆発四散した流れで面白くなってきたので視聴継続することにした。
各事件のゲスト役(被害者や犯人側)で登場する人のキャストがやたら豪華な気がする。制作会社のことよく知らないけど映像は繊細で美しい。
ウルトラジャンプ連載中、朗読好きの春山花奈ちゃんが、高校進学を機に放送部へ入部し、Nコン(NHK杯全国高校放送コンテスト)出場を目指す。百合作品ではないと思っているけどアニメになると微百合っぽさが漂っている。
原作者の武田綾乃氏が(僕は未視聴だが)『響け!ユーフォニアム』の原作を手掛けた人でもあることで、本作『花修羅』も放送部の魅力を全国の高校生に伝えるべく構成されている。NHK教育テレビで放送されてもいいくらいの健全作品。どこからどう見ても健全なのに心の汚れた中年男性だから、制服から見える脚の描写にえっちを感じてしまう……。劇伴をほとんど使わず声の響きに力を入れた演出が特徴的で、映像もすごく綺麗。舞台の十鳴島は架空の島だけども四国や瀬戸内海を参考にしているようで、穏やかな海をフェリーで通学する風景がとても美しいし癒される。朗読シーンはあまりに領域展開でちょっと笑ってしまう。
花奈ちゃん役の藤寺美徳さん、僕は本作で初めて名前を知った。まだ出演作の少ない若手の人らしいが、緊張シーンなどの演技がむちゃくちゃ上手くてびっくりした。最初は石見舞菜香さんが演じているんだと勘違いしてた。四国のゆったり流れる時間と放送部のわちゃわちゃ楽しい活動を愛でることのできる、とてもいいアニメ化作品。原作コミックの作画担当むっしゅ氏の線が細くて可愛らしいキャラクターデザインも上手く再現されている。大変おすすめ。
かつてヤングガンガンで連載されていたダークファンタジー作品。「アニメ化されるにしてもなんで今なの!?」と不思議に思ったが、どうやら令和に続編が連載始まっていたらしい。知らなかった。まぁ復讐譚は海外勢に大人気らしいので、需要はあると判断されたのだろう。YouTubeの先行公開PVも英語コメントだらけだし。
汚名を着せられたケインツェルによる七英雄への復讐、ロマサガ2の反転かな? という設定。原作を読んだのかなり昔なので記憶がおぼろげである。
週刊少年ジャンプ本誌連載中の健全スポーツラブコメ。放送2クール目。
OP映像、ED映像ともに刷新され、とくにEDは負けヒロイン蝶野雛ちゃんにフォーカスの当たったつくりになっている。どうしてこんな残酷なことができるんです? どうして……。
雛ちゃん、普通の負けヒロインなら身を引くであろう場面で逃げず切り込んで行くつよつよキャラクターであるがゆえに、負けっぷりの美しさが際立っている。雛ちゃんのあらゆる行動が千夏先輩へのサポートになってしまうという。雛ちゃんが弱いんじゃない、千夏先輩が強すぎるのだ。
相変わらずバスケやバドの試合シーンにも気合が入っている。2クール目のOP曲、どこかで聞いた声だと思ったら『忘却バッテリー』でも歌っていたグループだった。いい曲を書くよねぇ。OPは2クール目の方が個人的に好き。EDは敗北者に残酷すぎて見る度に泣いちゃう。
そそるじゃねーか主人公によるベンチャー企業を興して一攫千金RTAストーリー2クール目。ダブル主人公の表裏であるハルとガクがすれ違ったり信頼を高め合ったりする。石毛翔弥さんの「あばばばば!」相変わらず良すぎる。
1クール目に引き続き、胡散臭い中年男性のキャスト陣があまりに合っていて素晴らしい。祁答院おじさんに負けない蛇島おじさんも原作の声がする。皇会長も渋くていいわ~。
たまにソシャゲに課金するようになってしまった身としては、課金欲をつつくゲームデザインのところ、わかりみが深いんだよなぁ。
オタクニート退魔忍に居着かれてしまうサラリーマンの同居コメディ。原作コミックは1巻だけKindleで激安だったのか無料だったのか忘れたが読んでいる。原作もフルカラーだったからか、アニメ版でも配色に違和感が全く無い。
尺が短めのアニメーション作品で、あまり難しいこと考えずに頭カラッポで見られる。ファイルーズあいさんの演じるキャラが壊れ過ぎていてちょっと不憫だ。
週刊少年マガジン連載中、巫女三姉妹トリプルヒロイン + 幼馴染も居るよ! のラブコメ2クール目。いよいよスピリチュアルSF展開に突入。
アニメ版の三女がちょっと可愛いすぎる。あと長女と次女が『100カノ』でドスケベ親子やってる2人なのか……とドン引きするとますます三女派に傾いてしまいそうになる。本作や『アオハコ』で多用される演出として、恋愛シミュレーションゲームのイベントで獲得できる「スチル絵」みたいなものが挿入される手法って、アニメ作品ではいつ頃から使われるようになったんだろう。あまり気にしていなかったがこの2作品はスチル絵がとても印象に残る。
週刊少年マガジン連載中のエロコメ寄りのラブコメ。マガジン本誌はエロコメ作品が多すぎだと思う。たまに期待できそうな王道少年漫画が始まったと思ったらマガポケ移籍、みたいなパターンも多いし。本作は息をするようにモテる学校の女王蜂を自称するモナちゃんが、自分になびかないメダカにアプローチをかけ続けるうちに惹かれてしまうラブコメ。
原作の絵は美しいのだが、アニメは予算が足りないのか制作ガチャがダメだったのか、ひっくり返った虫ダンスなるネットミームを発生させるに至ってしまった。明らかにOP映像おかしな動きしてたもんな……。各話の導入部も毎回バンク映像を使い回していて明らかに予算か制作期間が不足している感が漂っている。至高の可愛い動き満載OP映像だった『スキップとローファー』が同じクールに再放送しているらしいのが残酷すぎるでしょ。同じ講談社レーベル作品のアニメ化なのに予算が違いすぎる。
残念予算を感じて1話だけ見てやめようかと考えたのだけど、モナちゃんの独白セリフがコテコテ関西弁で厄介タイガースファンみたいで面白く、何だかんだで毎話見てしまっている。これ見るのやめて『シャンフロ』『るろ剣』の2期を追いかけた方がいいのかも知れない。
前回2024年2月に通した3回目の車検から1年が経ち、スイフトRStを定期点検に持ち込んだ。ガソリンターボエンジン車だから、一応3,000km走行ごとを目途にオイル交換はするようにしていて、夏頃に交換して貰った際に「そろそろタイヤの溝が浅くなってるから次回の車検は通せないかも知れません」と言われ、じゃあ乗り換える予定も無いから交換しておくか~と発注しておき、今回の1年点検入庫で交換した。費用10万円くらい。
ディーラー側も新車購入当初は、燃費にいいオイルだとかタイヤだとか色々と薦めてくれたものだが、僕がデフォルト厨だといい加減わかっているため、メーカー指定のオイルとタイヤで淡々と交換作業やってくれた。走行距離はおよそ43,500kmで、前回車検からおよそ12ヶ月弱で6,500kmほど走っていたようだ。鉄道を全く使わない生活になったから走行距離は漸増傾向にある。
一応タイヤを交換するか、いっそ次の車検までに乗り換えるかで、ディーラーで最近のスズキ新車も教えてくれたのだが、
日本もマイルドインフレが進行していて、もともと新車購入用に貯めていた予算300万円では、上記の車種は不足しそうだった。結局このための予算を証券口座に移して構築した「どんでん三銃士」あらため「幸せな虎」デッキである銘柄オカダ(6294)・アレ(5857)・タイガース(4231)は、2024年は不調だったし、ようやく復調しそうなところで株価上向いたところをパクニカル投資でアレ買ってもうた宣言して来るどんでんファンがナイストレードで利益たっぷり乗ってそうである。切れてしまう。こんなことなら幸せな虎デッキ構築せずクルマを買い替えておけば良かったのではないか。
手持ち銘柄の一つギガプライズがTOBされると発表があって市場売却したら税引き後200万円ほどキャッシュできるから、あらためてコツコツ新車購入予算にでもしようかな……(とか言いつつ別の銘柄に投資してしまう可能性)。
僕は2022年頃からいわゆる「歯間ブラシ」、フロスピックを使っているのだが、最初に使っていた小林製薬の「糸ようじ」という商品が、「紅麹問題」の巻き添えで店頭から消えてしまい、乗り換えを余儀なくされた。
色々と使ってみて「OraLuLu(オーラルル)」なる商品に落ち着きそうなので、使ってみたフロスピック商品の感想を書いてみたい。
フロスピック商品って大抵1つのパッケージに大量に入ってるから、1日1~2回しか使わない勢としては、そんなにホイホイいくつも試用できないんだよな。他にもまだ自分にとって理想のフロスピックを求めてはあるかも知れない。
最初に使ったのがこれで、餌を与えられた雛鳥のように馬鹿の一つ覚えでずっとリピって使っていた。初心者向けとされるフロスピック商品だけあって、苦手意識を感じることもなく習慣化できた。
フロス部分が千切れてしまい易く、一応フロスを強化したタイプの商品もあるのだが、やっぱり千切れてしまう。ただし歯間への挿入し易さはピカイチと感じる。
あとピック部分がそんじゃそこらの爪楊枝よりも使い心地がいい。今となっては、どっちかというとフロスとしてはお気持ち程度で、ピックとしてメインで使っていた気もする。
糸ようじはパッケージの中にフロスピックの携帯ケースが封入されていて、旅行や出張で持ち運ぶ時に便利。今でもこの携帯ケースは使い回している。
近所のドラッグストアでもAmazonでも在庫から小林製薬の糸ようじが消えてしまい(または変な業者が吊り上げ価格で出品している最悪状態)、いつも行くスギ薬局で売っていたので試しに買ってみた。
フロス部分が非常に強靭なつくりで、簡単には千切れない。のだが、僕の歯間には太すぎるようで、なかなか入って行かずちょっと使いづらかった。
あとピック部分が尖り過ぎていて怖い。
100本も入っていて大変お徳用パックではあるが、手元にある分を使い切ったらリピートはしないと思う。1本3円未満で、とにかく安いのは間違いないので、これが歯に合うって人はお金かからなくていい。
やや小ぶりで、フロス部分が細くて通り易い、かつとても頑丈で簡単には千切れない。かなりいい。今まで「フロスではあんまり取れなかった汚れをピックで掻き出すぞ~」みたいな使い方していた自分の価値観が完全に置き換わった。
ピック部分はあまり尖っていなくて、オルタナティブ爪楊枝としては僕にとって糸ようじシリーズが1番だったかなぁと感じている。ただ尖っていないから携帯ケースで持ち歩く際もあまり気を遣わなくて済む。
今のところフロスとしての造りが自分にフィットしていて満足できるため、しばらくはこれをリピるつもり。すぐ切れてしまうフロスは嫌だって人におすすめ。
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