2025年に買ってよかったと思ったもののまとめです。買ってないけどApple Musicでライブラリ追加してよかったCDとか2025秋アニメに関しては未視聴でたまってしまっている状況のため、あらためて2026年1月にでもまとめる予定です。何故ならずっとゲーム遊ぶのに時間を吸われ続けているから……。
買ってよかったというか、大半がAmazonポイントで交換したものばっかりだったりする。ずっとKindleでセールになってるコミックを買って積むゲームやってて、そのオマケでポイントがたまってる。ポイントなんて基本的には毎回使い切るくらいの方がいいんだけど物欲の消えた中年になるとそもそも欲しいものがないから気がつくと増えてるのよね。
Googleストアの期間限定ポイント的なやつの利用期限に迫られて今年もPixelシリーズを最新の乗り換えた。結局ここ4年くらい毎年Pixelを買ってたな。何でだよ。Preferred Care2年一括プランに加入したためもうこれを壊れるまで7年間使う予定。
Pixel 9aそのものは気に入っていて、未だにiPhoneシリーズが対応してくれない顔認証 + 指紋認証の両対応が便利だし、MagSafe対応ケースを装着することでレンズの出っ張りは完全にフラットとなり机の上に置いてもポケットの中でも引っかからない点が気に入っている。バッテリーもアホみたいによく持つ。
スマートフォンでゲームを遊ばないという人やズームレンズが要らない、という人には強くおすすめできるベーシックな端末である。ゲームもポケモンGO程度ならそれほど苦にならない印象。ただスマートフォンのゲームに関しては、SoCの性能そのものに加えて画面構成もAndroidはあまり最適化されてないから結局iPhoneで遊ぶのが一番無難という結論に落ち着きがち。
Amazonポイントで貰ったシリーズ。それまで使っていたiPad mini(5th Gen)もKindleコミック専用端末としてほぼ不満は無かったけど買い替えてみたらビックリするほど快適になった。あと5th Genの方も売却したら27,000円で買い取られたのでちょっとビックリ。Apple製品のリセールが安定していてビビる。
バッテリー充電を上限80%にして使っているけど今のところ何の不満も無い。
あと、最近ゲーマーとして復帰したこともあって、Safariで攻略情報を見るのにも使っている。タブレット端末って便利だな……。マンガ読むだけの機械じゃなかったのか。まぁこれくらいの用途にしか使わなくて、普段はオフラインで使うならAndroidタブレットでもいいんじゃないか説もあるが、結局リセールやらサポートやらの差でiPadシリーズになってしまうかなぁ。Pixel TabletやXperia Tabletはもう何年も新製品が出てないイメージだし。
Amazonポイントで貰ったシリーズ。それまで使っていたApple Watch Series 8のバッテリーがちょっとヘタって来ていたこともあって、セールの時に注文した。
watchOSの改善なのかSoCの改善なのか何もわかっていないけど、バッテリーがめちゃくちゃよく持つことに感動している。Apple Watchシリーズで初めて1日バッテリーの不安を感じなくなった。Series 11だとさらによく持つらしいけど、今のところSeries 10で満足している。セットアップの際におすすめされた水深のモニタリングに加え、高血圧のモニタリングもwatchOSアップデートを経て追加されたのでONにしている。OS側のアップデートで色々機能が増えるのがApple製品の嬉しいところだ。
Amazonポイントで貰ったシリーズ。数世代のジャンプアップだったこともあって、かなり快適。一緒に契約して使い始めたpovoのau回線の方も、かなり快適。たまに鉄道を使うと駅によってはソフトバンク回線の方が快適な時もある。ドコモ回線は離脱済みのため知らん。
これもバッテリーがアホみたいに優秀で、充電を上限90%で設定して使っていて全く困っていない。ニンテンドーミュージアムに行ったときも上限100%に戻さなかったが何の不安も感じなかった。カメラコントロールだけは何のために存在するUIなのか未だにわからず使いこなせていない。
これまでProシリーズで専用だった多くの機能がベーシックな無印のiPhoneとしてサポートされ、逆に次からの世代でガッカリされないものを出すのが難しくなってしまったんじゃないかという気はする。iPhone 16eがガッカリだったから、という消極的理由で選んだ端末だけど、iPhone 17とても満足しています。
Amazonポイントで貰ったシリーズ。同梱されていたSwitch 2専用ソフトであるマリオカートは最初の数時間を遊んだだけでNintendo ClassicsやSwitch 1時代のソフトであるファイアーエムブレム 風花雪月の方がたくさん遊んでいる。
本体をスリープしながらの運用やワイヤレス接続のコントローラーで遊ぶのは自分にとってWiiのとき以来であるが、かなり便利になったなぁと時代の進化を実感している。Nintendo Switch Online加入時にオマケで使えるようになったNintendo Musicがオマケのレベルを超えている。何でこれが毎月300円くらいで使えるの……? 他のサブスクを見直したくなってくる。
これはAmazonポイントで貰ったのではなくAmazon Prime Mastercardで買ってポイントがたまった。
多分MagSafe対応3-in-1のバッテリーチャージャーを選ぶときはAnkerやBelkinといったメーカーのを選ぶのが鉄板で、欲しくなったときセールになってるものを買うのがいいと思う。定価で買うと10,000円を超えるのが普通だからね。僕は信頼のスタパ齋藤氏がレビューしていて19,990円が7,990円になってたからAnkerになった。
充電スピードも速いし、MagSafeもバチっとくっつくし、とても満足している。その後にたまたま入手したAirPods 4がQiのワイヤレス充電に非対応で、3-in-1でなく2-in-1で十分だったと判明したのは悲しいことだが。
もともと夜に名駅エリアでメタラー忘年会が予定されており、午後から名古屋まで出かける日であったのだが、ゆるキャラ写真家mono氏も帰省で愛知に戻っているそうなので、忘年会へ行く前にちょろっと会うことになった。
年末の名駅、東京や京都ほどではないものの、かなり混んでおりキャパオーバー気味であった。訪日外国人も結構見かけて、そんなに日本でニューイヤー迎えるつもりで来ているんか。
とりまビックカメラで合流っしょ~と連絡し歩いていたら今はビックカメラ名古屋JRゲートタワー店もあることすっかり忘れていた。昔からあるビックカメラ名古屋駅西店で待ち合わせた。
3Fゲームコーナーに立ち寄ったら普通にSwitch 2売ってたし(他の小売店と同様に販売条件はいくつか付いてそうだが)、さすがに任天堂が大きくリスクを取って大量生産だけあって、徐々に店頭での不足感は解消に向かっているようだ。入荷されるのは専ら日本語・国内専用モデルであることから、外国人が買い取って転売することも無いのだろう。お年玉商戦でしっかり子どもたちに行き渡って欲しいね。令和の子どもたちがお年玉49,980円も貰えるものなのか僕にも判然としないが……兄弟姉妹で出し合えば買えるものなんかな。店舗指定クレカの縛りもあるし、やはり親が買ってあげるのが常道なのかしら。
4FのPCパーツショップでは、AKIBA PC Hotlineでの定点観測記事(2025-12-25時点)で既報のとおり、DDR5メモリはそもそも高騰がひど過ぎて相対的に割安なDDR4メモリが買われて行き店頭在庫が捌けつつある様子がこのビックカメラでも窺えた。
AppleショップではMac StudioやMac miniの実物を初めて見た。Mac miniめちゃくちゃフットプリント小さいな~と感心した。monoさんはApple製品ユーザーのProとして初売りでAirPods Pro 3を狙っているようだった。僕はIT業界を引退したから、もうProラインの製品を購入することも一生無さそうだ。

どこもかしこも素人だらけで座れそうな店があんかけスパ専門店くらいしか見当たらない状況であったがサッポロのNAGOYA BEER STATION 浩養園 名駅店ならカウンター席くらい用意してもらえるのではないかと期待し向かったところ、幸いにもテーブル席を使わせてくれた。注文端末が店舗側のiPad miniにインストールされたイマイチな専用アプリではあったが、このクソ混み年末進行でゆっくり座って話せるのはありがたい。
一応18:30-で忘年会へ行くため、お互いビールは2杯だけ注文し、あとはひたすら水でねばっていた。monoさんと会うのは恵比寿ガーデンプレイスで合流してコーヒー飲んだとき以来と思い込んでいたが、どうもその後に一度だけ年末に名古屋でも会っていたらしい。お互いほぼ記憶が無いのでクソ飲みでもしたんだろう。
会話で憶えていることのメモ。2人ともサンリオ株のホルダーであり、いわば株主の対話である。
最後の方はdisられていた気がしないでもないけど手土産で萩の月姉妹商品まで貰ってしまった。ありがたい。

コロナ渦に入る前のタイミングで一緒に新潟旅行へ行ったメンバーで今年の年末は名駅に集まれそうだったことから、久々に世界の山ちゃんでやりますかという話になった。予約して初めて知ったけど2025年現在は、世界の山ちゃんも飲み放題コースで1人最低5,000円が相場だった。4,000円弱くらいのイメージなんだが……。インフレすごいな。
手羽先を食べながら、直近リリースされたメタルアルバムの話だとか、ゲームの話だとか、ドメイン切れてしまった教頭先生のページ(キラキラ☆メロデス学園)を復活せいといった話をするなどした。教頭先生ことKyotoMETALの最新曲であるWhite Flame ー白炎ーが収録されている最新4thアルバムをチェックしていなかったことを知り、Apple Musicでライブラリ追加しておかねば。
僕がカッとなって退職してしまった以外にも、みんなカッとなって退職したり、仕事辞めて~という思いを抱きつつつ労働しているんだなという感じであった。労働からイチ抜けしちゃってすみません。
幻の手羽先はコースに入ってた分に追加で3人前おかわりした。口が旨しょっぱくて酒が進んだが、前後不覚とならずきちんと終電で帰宅できた。えらい。

手土産にもらった萩の調 煌(はぎのしらべ・こう)はホワイトたまごのホワイトカスタードクリームを白い生地で包んだ、萩の月の色違いとも言えるお菓子のようだ。上品な甘さでとても美味しいし、そこそこ日持ちする(1週間+α)こともあって、喜ばれること間違いなし。
萩の月と萩の調 煌、世界の山ちゃんと山(ワンランク上の世界の山ちゃん)みたいな関係性だろうか。何も調べんで適当に書いてます。
萩のホニャララシリーズも僕の知らないうちに増えてるようなので、たまには東京たまご以外の自分用手土産で菓匠三全の商品も買って行きたいものだ。ただ東京への通勤や出張は一切発生しなくなってしまったし、宿代が高くてあまり滞在できない都市になりつつあることから、滅多に買う機会は訪れないかもしれない。

ねんがんの、と言うほどの熱量は無いけど数日前にNintendo Switch 2を開封しゲーマー復帰し徐々にビデオゲーム熱が再燃しているところで、幸運にも友人うっしー氏がニンテンドーミュージアムに当選したので初めて行ってきた。
先に結論を書いてしまうと ビデオゲームを遊んで過ごした経験がある人にとっては行く価値がある施設 です。
僕の「もともとあまり乗り気じゃなかったけど行ってみたら面白かった」経験として直近では9月に行った大阪・関西万博があり、万博とは別ベクトルでとても面白かったです。何と言ったらいいのかね……大屋根リングを始め規模や予算は間違いなく万博の方が100倍以上かかってるのですがニンテンドーミュージアムには「神や細部に宿る」的なこだわりというのか「狂気」があるのですね。任天堂社員たち(それぞれがとても優秀で本気で娯楽と向き合っている人たち)が、自社の製品と挑戦の歴史を未来に遺すんだという、大人が真剣に卒業制作へ取り組むような、静かな狂気と遊び心があった。
会場もかつてハードの修理を行っていた「宇治小倉工場」跡地を再利用したもので、遠目に見た印象は明らかにショボい(大屋根リングに近付いて行くときの圧巻さ・雄大さとは比較にならない)のですが、少しずつ見て回っているうちに、細部へのこだわりと狂気から「あれっ、これもしかしてすごいのか?」と圧倒されてしまう。立地にもストーリー性というかナラティブが存在するよね。地下鉄直通の近鉄「小倉駅」でアクセスし易いものいい。
あと とにかく混雑が発生しない よう入場者数をかなり絞っているのがすごい。だって収益化したいなら入場者数を絞らず万博やテーマパークよろしくどんどん呼び込めばいい訳ですよ。目的は収益化でない(おそらく展示を見て欲しい)から絞っている。これで入館料が大人1名3,300円(税込)は常軌を逸しているというか、明らかに利益度外視なんだけど、もしかしたら物販でお金を落とす人が多そう(後述)だから、「儲ける気は無く始めた事業だけど儲かってしまった」状態かも知れない。この辺はいち株主として、今後の決算資料でも注目したい。
入場できる数に対しスタッフの数が尋常でなく多く(当然のように多言語話者ばかり)、あまり他のテーマパークやミュージアムでは見ない体験ができる施設になっている。繰り返すけど、大人1名3,300円を徴収するだけだと絶対に赤字事業ですよこれ。手荷物検査も万博ばりにしっかりやってるし。どんだけ手間と費用かけてるんだ。

僕は元セガファンなので、思い入れある任天堂ハードはこんな感じ。
同行者のうっしーも現地でだべってた印象から多分こんな感じ。
こういう感じでお互いのゲーム遍歴を昔語りしながら展示を見るのが楽しい施設だったので ソロ鑑賞はかなりキツい と思った。
施設の動線やスタッフの対応も2人グループや4人グループ・家族連れにかなり最適化されていた印象を受けました。
4人グループ来館者の多くは土管エリアに大喜びで、フォトスポット化していた。これ土管の中を覗き込むと、ちゃんと排水口になってるんだよね~。機能的だ~。 すべての土管がそうなってる 。狂気コワ~。

歴代タイトルの任天堂公式ガイドブックシリーズ(いわゆる攻略本)がずらっと並べられていたり、歴代ハードと地域別(日本・北米・その他)売上比率やハードを代表するゲームタイトルもそこら中に展示されていて、これを見ているだけでも時間が溶ける。
任天堂のタイトルだけかと思いきや、スクエニやコナミといったサードパーティのタイトル(ドラクエ・FF・ロマサガ・ゴエモン・桃鉄などなど)もちゃんと展示されていた。あと、個人的にはファイアーエムブレムシリーズが「任天堂が持っている主要IPのひとつ」という格で扱われていたのがとても嬉しかった。デザインラフや企画書が展示してあるエリアにも、ちゃんとファイアーエムブレムの資料がマリオやゼルダと同格扱いであったし(当然だが鑑賞している人数が多いのは圧倒的にマリオやゼルダの資料)。
体感コーナーもウルトラハンドSPやクソデカコントローラーで遊ぶスーファミタイトルなど、なかなか楽しめた。人気アトラクションは最大45分待ちくらいで、並んでないアトラクションは待ち時間ゼロで遊び放題といった感じ。
大して期待していなかった分とても感動したのが併設のカフェで、運営そのものは外部の事業者に委託しているようだけど、ここでも兎に角スタッフが多いのと、QRコードによる事前注文方式(そこらの居酒屋と違ってフリーWi-Fiスポット完備、えらい)で、ピークのランチタイムでも最大30分待ち(13:30-頃からの空いてる時間帯だとほぼ待ち時間が無さそう)だった。お値段はそれなり(バーガー・ポテト・ドリンクのセットで2,000円弱)だが、ちゃんと座れる席が確保されてからスタッフに案内されるし、とても高いホスピタリティで満足度は上々であった。

ショップ(いわゆる物販コーナー)もカフェと同様に外部の事業者に委託しているのか任天堂社員の人が派遣されてきて運営しているのか詳細は知らないが、入館証と連動して「1人N個まで購入可」がしっかり管理されているのが「良くできてるな~」と感心した。令和の時代に限定グッズは常に転売厨との戦いだからね……。
歴代ハードのTシャツなんかは、元セガファンという立ち位置で来ている僕にとっては「任天堂ハードなんかだっせーよな!」って感じであまり琴線に触れることは無かったんだけど、訪日外国人の皆さんには大受けで、すごい勢いで買い物かごに放り込まれていた。
商品もかなり補充が早くて、とにかく入館者を絞っているのとスタッフの数が多いことで、買い物する側にストレスが発生しないようになっている点に感心した。

ステッカーや文房具などはあまり惹かれず買わなかったが、歴代ハードのコントローラーがどれか1つランダムで封入されいてるキーホルダーグッズだけは気になって買ってしまった。開けるまで分からない、いわゆる「ガチャ要素」ありだが、入館証1つで最大2つ買えるため、3-4人グループで来館し1山を全買いしたらコンプできるようになっているんだろう。任天堂らしい配慮だと言えるし、ソロで行く人には不利な要素とも言える。
僕もゲーム遍歴で思い入れある世代のコントローラーが出るかなと気になり、キーホルダーコレクション1983-1999を2つとキーホルダーコレクション2000-2017を2つ、それぞれ買ってしまった。これだけで5,280円の会計になったので、入館料よりも支払ってしまっている。
訪日外国人の人らはTシャツだけでなく1万円超えの巨大クッションも当然のように買って行くため、思った以上にこのショップの売上はすごいことになってそう。

元セガファン視点でのニンテンドーミュージアム体験レポートはこれで終わりです。 本音を言うとこういう施設はセガが最初にやって欲しかった けど、ここまでの情熱と狂気が宿ったものを見せつけられると完敗としか言いようがない。90年代-00年代「次世代ゲーム機戦争」の勝者は間違いなくソニーだったのだけど、このような期間限定でなく恒常的な形でゲーム文化のアーカイブ展示を続けて行く施設を最初にやったのが、独自路線で娯楽とモノづくりに向き合い続けた任天堂だったのは、元セガファンの自分としても納得感があるなぁ。
いや、多分「セガミュージアム」だって「プレイステーションミュージアム」だって、やろうと思えば両社にはそれだけの資産と人的リソースはあるんと思うんですよね。でも常設展示のアーカイブ施設をやるとなると、セガはハード撤退した歴史と向き合わなきゃいけないし、ソニーはプレステシリーズ大成功の立役者である久夛良木氏を放逐した暗い社内政治と向き合わなきゃいけなくなる。難しいよね。
令和におけるジャンプ編集部のライツ事業もTVアニメ『鬼滅の刃』シリーズの前と後で全く変わったのと同様に、任天堂のIP戦略も『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の前と後で強烈に変わりつつある令和最新の姿が、このニンテンドーミュージアムなんだと僕は思いました。
なんかねぇ、憑き物が落ちたじゃないけどさ、初めてセガは負けたんだなって事実を受け入れられた気がするよ。ドリキャスがPS2にボコボコにされた当時は受け入れられなかったけどさ、今日ここで初めて理解したよ。任天堂はずっと真剣に玩具や娯楽と向き合い続けてきたんだなーって。もちろんセガもソニーも真剣に向き合ってるとは思うけど、企画書とかの社内資料って組織再編の過程で消えてそうじゃない? ニンテンドーミュージアムに初代マリオの企画書とか綺麗に展示されてるの本当すげーよ。
言うてSwitch 2はメガドライブのゲームタイトルが遊べるから実質セガハードみたいなもんだけどさ(一生言ってる)。

2025年の9月頃(もう退職の意思を上役に伝えて引き継ぎとかしていた頃)に東京で働いている学生時代の友人から連絡があり「12月末にニンテンドーミュージアムの抽選に申し込むけど一緒にどう?」的な提案があって、とりあえず退職する予定はまだ社外の人に明かせないけど「12月ならとにかく暇」とだけ伝えておいたところ、見事当選したそうだった。で、一緒に行くことになった。僕はご相伴にあずかっただけなので、ニンテンドーミュージアム当選のコツとかは一切わかりません。素人です。
X(Twitter)アカウントも別に明かしていい気はするけど一応気遣って明かさず書くと、僕の友人(以降は通称名うっしー)は、Switch 1の時代にすっかり任天堂信者(というか具体的にはスプラトゥーンシリーズを3000時間遊ぶほどの沼への浸かり具合)になってしまい今では結構な強火勢で、任天堂株式会社の株主にもなっているほどなのである。兎に角うっしーが非常に熱心で、僕はというと株主ではあったものの9月時点ではSwitch 2もまだ買っておらず「言うて元セガ信者だしな~」とそれほど乗り気ではなかった。が、何度か株主総会に参加している立場で新しい任天堂の取り組みも直に見てみたい思いはあったし、とにかく12月は完全リタイアして暇はことだけは確定していたため、1回くらい行ってみることにした。マジで全然調べていなくて前日に細かい入館手続き案内などを読んだレベル。
うっしーは東京駅から、僕は名古屋駅からそれぞれがEX予約で座席確保して京都駅で合流した。向こうはグリーン車なんだって。給与キャッシュフローある会社員はさすがだね。僕は普通の車両です。
あまり今まで遭遇したことの無かった、岐阜県か滋賀県を走行中に緊急停止ボタンが押されて停車し、全車両の確認が行われる出来事があった。つつがなく運転再開し、5分遅れくらいで京都には着いた。最初は地震でもあったのかと思って少しびっくりした。
京都駅では6年ぶりの再会を喜んだ。前にリアルで会ったのは東京で缶詰めにされた1週間の出張中にDevilCraft浜松町へ連れて行ってもらって以来である。この頃のヤフーは楽しかったな(以下自粛)。
年間200万円の利用で権利獲得していたものの、現役会社員中に東京出張の際に電話確認してみてもなかなか空きが無くて利用機会を見失っていたアメックスの【継続特典】フリー・ステイ・ギフトをここで利用した。客室単価を考えたら東京で使うのが最善なんだろうけど細かいコスパを考え過ぎた上に死蔵して使えず権利ロストしたら受けられるベネフィットがゼロになっちゃうし、仕方ない。
1泊2名無料で、もう1泊したい旨を伝え、追加で41,540円を支払った。次回のフリー・ステイ・ギフト修行に丁度いいからと僕のカードで支払っておき、今日明日の食事をうっしーにたかることで交渉成立した。
「中国からのツアー客激減で今の京都は空いている説は何だったのか」レベルで、相変わらず外国人観光客でごった返していて、ホテル利用者の9割は日本語で話していなかった。ただ欧米系の顔つきの人が多くて、数少ないアジア系の顔つきの人も韓国や台湾から観光に来ているグループだったのかも知れない。
チャプター京都トリビュートポートフォリオホテルは地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩5分ほどで、ロケーションとしては以前に京都へ移住した元ヤフーの人に連れて行ってもらった季の美 Houseがあり、「あっここかぁ!」的アハ体験があった。あの夜はクソ飲み過ぎてほぼ憶えていないが……。トニックウォーターは美味しかった。今回の京都旅では酒量を自重して記憶を無くさないぞ、と決意を新たにした。ほんまか?

フリー・ステイ・ギフトの追加サービス(?)でホテルクレジット5,000円をホテル内施設の食事で割り引いてくれると言われ、じゃあとチェックアウトの日に朝食ビュッフェを使ってみたら、とても豪華でビビり散らしそうになった。
いつもグリーンズの系列ホテルなどでは食い尽くし系アジア人の団体客に取り切られて、限られたメニューしか残っていないのがテンプレであるが、ここではメニューの数が尋常でなく多くて(野菜・フルーツがとくに多い)、かつ皆あまり取って行かないお行儀の良さがあり、客層からして違う印象であった。
もちろん部屋も広いし、公衆浴場(Public Bath)は欧米系の人は文化的にあまり使わないのか24時間ほぼ貸切状態だったし、ネスプレッソ(コーヒーマシン)のコーヒーも飲み放題だったし、大変快適に滞在できた。アメックスのゴールド・プリファード・カードを追加発行した時は果たして年間200万円も使うかなぁと思案したが、実際のところがんばって修行した甲斐があった。ありがとう乞食友情リンク。会社員の身分を手放し、もうステータスカードを新しく発行できる見込みは無いから、このカードが年会費上げられないことを祈りつつ、今後もがんばって修行を続けよう。
1泊2名4万円、体験にお金を出す派の人はこれくらい出せそうだけど。僕は再び株主総会遠征などではビジネスホテル生活になりそうです。ただ日本円の弱さ(ドル円・ユーロ円)で考えたら、欧米の人々からはマジで激安価格にこのサービスで感動されてる可能性はある。

夜の1軒目は僕の希望を聞いてもらい、京都市役所前の駅から歩いていた時に見えた京都嵐山ブルワリーという、ここ2年くらいで開業したらしいマイクロブルワリーに行った。
自家醸造のスタウトとIPAをパイントで飲んで、店員さんにオーナーが名古屋市の千種出身だとかいった情報を教えてもらうなどした。基本的にはビールを飲むところでがっつり食べるところではないため、ちょっとしたおつまみ(オリーブやおでん)を食べながら互いの近況を話したりして、手短に店を出た。
2軒目はうっしーの探したイタ飯屋だった気がするけど店名などはあまり憶えてません。ビールが僕の好きなハートランドだったから2杯くらい飲んで、あとはひたすら水を貰っていたから記憶は失わずに済んだ。えらい。
次の日に続く!

会社としても拠点としても消滅したヤフー名古屋オフィスな人たちの忘年会があるということでOBである僕もありがたいことに誘っていただき、ちょっと顔を出してきた。
現役社員の人たちは普通に在宅で仕事などしている訳だがこちとら無職であるため、前回は名古屋まで行くついでにわたなれ劇場鑑賞して時間を潰せたけど今日はどうしようかなと思案し、ハローキティ50周年記念 展覧会「ハローキティ展」の名古屋会場開催がちょうど始まったタイミングだったことに気付き、株主としても興味があり立ち寄ってみることにした。
会場は金山駅の南口を出てすぐの金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で、平日は当日券2,000円で入場できるらしい(土日祝日は前売券でないとダメらしい)。せいぜい2フロア貸切って展示する程度の展覧会で大げさっしょ~と思ったけど、平日でもまぁまぁ混んでいたので、たしかに休日だと当日券での入場はお断りにしないと制御できないのかも知れない。
客層は当たり前であるが僕のような中年のおじさんは少なくて(居ないことはないが、ごく少数)メイン客層である女性は、アラフォーアラフィフと思しき世代から現役の女子高生まで、かなり広い層が集まっている印象だった。
正直それほど展示内容に期待はしていなかったのだが、80年代のキティグッズとして展示されていた筆箱やランチボックスは、小学生当時の同級生たちが実際に使っていた記憶が想起され、たしかにハローキティってそれぞれの時代にあわせて寄り添っていたキャラクターだったんだなと思い知らされた。どうしてもカワイイとかクールといった文脈で海外も含め有名になってからの印象が強いが、昭和の時代から日本のあちこちに居たキャラクターだったようだ。
とは言え、僕は中年オタク男性であるため、キティちゃん本業からやや外れた、ゲームボーイやソニックやガンダムとのコラボ、ご当地キティといった取り組みの方が、より楽しんで観覧できた。大阪・関西万博の「藻類×ハローキティも観覧できるのはお得感があった。現地じゃとても並んで見る気は起きなかったからなぁ。
当日券チケットをもぎった半券があると物販コーナーで1人40点くらいまで買う権利が貰えるそうで、展示会を出たところにある物販コーナーも結構な人でごった返していた。ちゃんとご当地限定の販売品として、愛知名物のあんまきやパンのトラといったコラボ食品も販売しているのは感心した。
事前の期待値よりも非常に楽しめた展示であった。ただ平日でもまずますの人出で、休日はあまりおすすめできないかな。

キティ展はそれなりに面白かったものの、ああいう文化的施設では一瞬で興味を失う教養の無さであるため、やはり忘年会の開始時刻18:30-までの空き時間を持て余してしまい、隠れ家的ビアバーであるBUKU BEERに立ち寄った。入ったのは3回目くらい。本当にいい店だ。TAPROOM名古屋も7 Days Brewも閉店してしまった今となっては、1人でふらっと空き時間に立ち寄ってクラフトビールを飲める店は貴重。FIREしてからも無理のない範囲をお金を落として行きたい。無理だったらお酒は断つけど……。
ちょうど今月でLY社を退職し有給休暇消化中の同僚と合流し、おいしいクラフトビールを飲みながら色々と話を聞いていた。さくらインターネットにISUCONイベントサポート体制引継ぎすることになった背景なども明け透けに打ち明けてもらった。野暮だから書かないけどDevRel組織の人らは大変そうだ。
この人も僕と同じく春夏頃から退職を考えており、転職先に内定したこのタイミングでの退職となったようで噂のネクストキャリア支援制度の対象で、支援されての次のキャリアへの挑戦なんだそうだ。正直うらやましい。しかし記事でも触れられていない裏話として、大盤振る舞い中の退職パッケージは3ヶ月くらいの期間限定で以降は減額されるらしく、人生を左右される決断で時限を区切って判断力を奪うのは本当によくないと思う(現に僕もKindleコミックやダウンロードコンテンツが期間限定でセールやっていると判断力を失いポチポチ購入している)。時限式で募集されたら、その時たまたま次のキャリアが決まってる人じゃないと応募できなくない? まぁ他社の早期退職募集も同じなのかも知れないが。この辺は僕も全く詳しくないです。
それにしてもLY社の「ネクストキャリアを支援してほしい社員は募ったが早期退職は募集していない」とする論法、明らかに破綻している気がする。 誰もがいつでも使える恒常的制度ならまだしも……それを年齢と時限で区切ったら……早期退職募集だろうがっ……!

ビアバーを出たらちょっと小雨が降っていたものの、傘を出すほどでもなかったので、そのまま歩いて忘年会の場所である豚焼き 田2というお店へ。飲み放題のビールは一番搾りでした。アサヒはランサムウェアにやられちゃったからね、仕方ないね。会費は5,000円で、とうとう名古屋エリアでも飲み放題で金麦やスードラでないまともなビールが出てくるコースは3,500円くらいでは見付からない大インフレ時代に突入したのだと実感する。幹事やってくれた人と話したら「海鮮系のコースの店を探すとなると予算もうちょっと積まないと無理そうでした」と言ってた。それはそう。
仕事してた時にお世話になった人たちとたくさん話せて楽しかったな。「引退してデイやスイングで稼いでるんですか? (やってません)」「暇すぎない? (Switch 2で遊ぶのが忙しくて暇がない)」「はよNDロードスター買え(ほしい)」といったことを言われた。
Yahoo!ファイナンスのサービス担当してる人から「あなたの退職エントリ(社内ブログの方かこの日記の方かどっち?)たぶん面識ない人もめっちゃ読んでるわよ」的なことを言われたのが冷や汗ものであった。その場では、僕は実は社内異動制度でYahoo!ファイナンスに異動希望を出したことがあって(これは本当)もし希望が通っていたら、そのまま退職せずに会社に残っていたかもですね~的なことを言い繕っておいた。Yahoo!ファイナンス、デイやスイングで投資していた頃はむちゃくちゃ使ってたサービスだし、相場が過熱するとすぐ調子こくファイナンス民のことは本当に好きなんだよな。掲示板に投稿したことは無いです。長期投資スタイルに変えてからはあまり使わなくなってしまったが。
あの場では異動の希望が通ってYahoo!ファイナンス担当してたら会社に残っていたかもですね~と言ってたものの、帰宅してから冷静に考えると「いやネクストキャリア支援してもらって辞めてる世界線に収束するわ」と真顔になった。くそっ! 何度やり直す脳内シミュレーションをしてもLINEヤフーを退職してしまう!
京都遠征に備えて体調を維持したいため、2次会は参加せず帰宅。とても楽しかったです。お誘いありがとうございました。

2025年の夏から冬くらいにかけて読んでたマンガ作品の感想です。
「リタイアしたら1巻から読み直す」と決めていた作品もいくつか読んだし、相変わらずKindleライブラリで積んでたやつがアニメ化決まったから読んだパターンも多い。
イギリス王朝における初代「女王」誕生を追った歴史エンタメロマン。前作『あさひなぐ』が女子薙刀テーマだったから1巻表紙も女子だと思って読み始めたら後の男爵であったというね。
当時のヨーロッパ史における権謀術数やドロドロした嫁ぎ嫁がせバトルが軽快に描かれており、あとがきオマケコーナーでは退場したキャラクター達による反省会が始まるのがとても面白い。それぞれの巻であとがきオマケまで読み終わってから表紙を見ると違った味が出てくる作品。本当によくできてるわ。
アニメ化よりは実写ドラマ化がされそうにも見える。

超絶描き込みと膨大な設定で世界構築されてるビブリオ・ハイファンタジー。1巻から読み直した。
アヤちゃんがデレてから主人公シオに懐いてくるところが愛おし過ぎる。森薫作品と同じでアニメ化するには予算が溶けるから実現不可能ジャンルに位置してる作品に思われる。アニプレックスならやれるのかな。

2025夏アニメの出来が素晴らしくてアニメ化範囲(つまり1巻)から読み直した。マガポケなのに治安マガジンでない平和なラブコメ。保科さんのエピソードが深堀りされると思いきや、凛太郎ご両親の過去エピソードが始まったりと原作の方も本当に勢いがあって面白い。
和栗薫子さん、強いのに凛太郎に守られていて欲しい女子ナンバーワンすぎる。何この可愛い生き物?

2025夏アニメの出来が素晴らしくてアニメ化範囲から最終巻まで読み直した。オタクで優しいギャルと自己評価低め職人ごじょーくんのラブコメ。
アニメ2期にも登場した社会人組が全体的にダメなんだけど、コスプレ姿のあまね君ちゃんにお礼のお金を渡してる涼香さんが本当にギリギリアウト過ぎるでしょ。劇場版完結編の発表まだですか。

映像化が決まったとかではなく原作者でむにゃん氏をX(Twitter)でウォッチするようになってから読み直したら味わいが増したFXリテラシー向上マンガ。何故これだけ現代に警鐘を鳴らせる素晴らしい内容が創造できるのに原作者が毎日鉄火場で指数ギャンブルやってるんだ。いや、ギャンブルやってるからこそ描ける内容なのか?
大学生で1億円借金コースはやべぇよ。みんな投資を始める前に『FX戦士くるみちゃん』だけは読まなきゃダメだよ。令和のリテラシー基礎教育だから。

2026年アニメ放送されると知って、Kindleセールで買って積まれてたのを初めて読みました。すみません。
巨大な戦斧で救国の英雄として領地と爵位を与えられた領主様ディアスが、差別のない領地を発展させていく、笑いあり涙ありバトルありのスローライフ。スローライフと言いつつよくバトってる。
ディアスが朴訥としてて本当にいい奴なのと、『ファイアーエムブレム』シリーズで冷遇されがちな斧を使ってるところの好感度が物凄く高い。読んでいてストレスの無い作品。鬼人族少女アルナーのデレっぷりがCV若山詩音さんでアニメ化されるのは今から楽しみだ。この子の持ってる一角の能力ギミックが作中でも巧く活かされてるのよね。下ネタ会話もそれなりに多い作品であるが果たしてどのくらい放送コード引っかからずに行けるのか。

燕三条地域の鎚起銅器職人の修とギャルしいなのラブコメ。最終巻が配信されて読んだら唐突に爺ちゃん婆ちゃんの出会いエピソードが挿入されて、こういうのに弱いからニヤニヤ読んでしまった。
婆ちゃんの現代でとげとげしい嫌味をしいなに言ってるけど過去はこんなデレデレだったと読者が神の視点でニヤニヤできるの僕は好きです。

ヤンマガ連載の「図書館運営の裏側」を描いた作品。お仕事作品の一種か。
一言に図書館といっても様々な役割の人が色んな仕事をしていて成り立っていることを知れるのと、どんな利用者に困らされるかもわかって、いち図書館リピーターとしてはとても面白く読める。早瀬丸さんのおっぱいが立派でエプロンがいつも湾曲しているところに作者の癖を感じる……。

2025秋アニメでアニメ化を知ってようやくKindleセールで買ったまま積んでいたのを初めて読みました。すみません。
いやこれはムチャクチャ面白いわ。『嘘喰い』の暴パートだけを濃厚抽出したような、連綿と続く「忍者」と「極道」の対立を外連味たっぷりのバトルで描写した作品。なぜか作中作としてプリキュア(?)的なアニメが重要なキーになっている。
あまりにも首チョンパ描写が多くて、こんなんアニメ化して海外配信できれば大ウケだろうけど、さすがに無理でしょ~と笑ってしまった(この後、チョンパ描写も忠実にアニメ化されていたのを確認し椅子から転げ落ちる)。

原作完結済みらしい。2025秋アニメに入ってて1巻だけ読みました。
花とゆめコミックスって僕は明確に追ってる作品『暁のヨナ』くらいしか無いんだけど、この『機械じかけのマリー』はかなり面白い。無表情なマリーがロボの振りをしてメイド(という名の身辺警護)をやる設定がよくできている。少女マンガの世界あまり知らないけど、こういうギャグ寄りラブコメはもっと探したい。

これも原作完結済みらしい。2025秋アニメに入ってるから、積んでる1巻だけでもと読みました。すみません……。
顔に出てしまう太田君がちょっかい出す内容がときどきライン越えてる気がするが、まぁ中学生が好きな女の子にちょっかい出すのはこれくらいの精神年齢か……とも思える。マンガでは強くデフォルメが効いてるけどアニメ版はちょっと等身がリアルに寄ってるのもライン越えを感じるところかも知れない。あとで最終巻まで読む、はず。

ジャンプラ連載の青春モノで個人的にいちばんハマってる作品。銭湯の番台をやってる高校生の遼馬と、異母兄弟として頼ってきた玲臣の2人による、「銭湯」と「高校」という場を中心に据えた高校生たちの群像劇。
遼馬と玲臣とクラスメイト達がいい子であるのももちろん、祖父が作中最上位クラスの聖人すぎて。ジャンプ系列で肉親がここまで頼れるのは珍しい。僕は2巻から出番の増える秋野さんが推しです。『チェンソーマン』藤本タツキ氏も激賞の青春群像劇、みんな読もう! デンジ君とレゼが到達できなかった世界線がここにある!! (ほんまか?)

かなりの長編だったマガツコトノヌシ戦が終わったおじさんがDSとかに感動するジェネレーションギャップが相変わらずたまらない。
ビジュアルメモリのこと「小っせ」って小馬鹿にするさわちゃん、いいよね。アニメ2期はやらないのかなぁ。

『呪術廻戦』『ワートリ』などと並び、仕事リタイアしたら1巻から読み直すと決めていた作品。読み直した。面白過ぎた。少年誌とは明確に違う視点というか、緻密に構築された世界を吟遊詩人が歌い聞かせてくれるのを覗いた気分になるような読み味の、ハイファンタジー。
僕がランドリを読み始めたきっかけは、X(Twitter)がまだ平和だった頃に、集団戦がワートリっぽいよと薦めてもらったからで、あらためて読み返してみるとワートリっぽいかと言われるとワートリとは違った面白さのような気もするけどうまく言語化できない。DXと一緒にダンジョン潜ったパーティメンバーの中ではフィル(フィリップ・グレイ)が一番好き。
主人公DXの妹であるイオンちゃん視点では、悪役令嬢モノ乙女ゲームかというほど美男子ぞろいなのに、イオンちゃんが頭お猿すぎて全くラブがコメらない「外し具合」もランドリの面白さである。僕はイオンちゃんにはフィルとくっついて欲しいのだけど、六甲もリドもライナスもルーディーもTTも、全員が魅力的だから誰とのカップリングもありそうだし、誰ともくっつかず完結するのかも知れない。
内容と全然関係ないんですけど41巻のカラー挿絵があまりに一枚絵として完成度が高いというか鳥山明みを感じてビビりました。メカとキャラクターのデフォルメが上手すぎ。

アニメ化決定の一報を受けて1巻から初めて読んでみたらもう本当にむちゃくちゃ面白い。何だこれ!?
山間の集落でおそれ祀られる屋跨斑(や・またぎ・まだら)のダラさんの、怪異として成り果てるまでの超絶シリアスな過去パートと、エンタメ要素が満載の現代パートが交互に描かれるホラーコメディで、とにかくむちゃくちゃ面白い。何だこれ!?
キャラデザから滲み出る性癖(そばかす顔、巨女、ジェンダーレス、いろいろ大きい女性)とそれらを説得力ある存在にさせる画力、さらにはコマの右側で日向(ひなた)と薫(かおる)の姉弟がボケてコマの左側でダラさんがツッコミを入れる配置が多用され、ものすごくマンガのテンポがよい。「美人でないが魅力的な女性」を描くのがあまりにも上手すぎる。
作者のともつか治臣氏は『スパロボ』シリーズでオリキャラのデザイン担当していた経歴を持つようだが、サブカル方面の知識量も半端ないようで、作中作としてバンダイっぽさ全開のロボットアニメやMTG・遊戯王っぽさ全開のTCGなど凝ったものがどんどん投入される。霊的現象の解説も水木しげるや京極夏彦の系譜よろしく薀蓄がどんどん出てきて、ちょっと凄すぎる。いったい何なんだこの怪作寄りの傑作は。
1巻あとがきでビックリしたので、ともつか治臣氏には健康に気を付けつつ、自身に作品がアニメ放映されたら、膨大であろう裏設定もバンバンSNSなどに放流してほしい。すげー面白いです。おすすめ。

以前から遊びたかったが遊ぶ手段が無かった(初代Nintendo Switchシリーズどれも持っていなかった)手ごわいシミュレーションゲームである『ファイアーエムブレム 風花雪月』のダウンロード版を購入し、先日開封したSwitch 2で遊び始めた。多分これから300-500時間は遊ぶことになる。つまり実質無料である。
最安ルートで買って積むゲームを遊んでいる訳じゃないんだけど、以下の手段でそれぞれ購入した。
今作は3ルート(4ルート?)あるらしいため、初回は王道ルートっぽく見える青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)を選択した。キミにきめた!
噂には聞いていたが、作中ほぼ全ての会話がフルボイスで実装されており、制作陣の狂気を感じる。何でこんなことやろうと思ったんだ。
2020年前後からアニメをよく見るようになった影響か、石川界人さん、花守ゆみりさん、古川慎さん、石見舞菜香さんといった青獅子の学級の面々ボイスキャストが大体わかるようになってしまい、以前のFEシリーズでは「パートボイス? へ~」くらいだったのが今作のフルボイス化では普通に楽しめるようになった。いや今までのパートボイスは喜怒哀楽の声を会話にあわせて挿入してるだけだったのに、なんで突然フルボイスになったんだよ。本当に狂気だよ。収録に何日かかったんだこの作品。海外でもかなり売れたらしいけど海外版は海外の人で録ってるんだろうか?
『ファイアーエムブレムif』にはLynnさん、 『ファイアーエムブレム Echoes』には花江夏樹さんや種﨑敦美さんがド新人時代に主要キャラで出演していたの、当時は全く気にもしてなかったな。ジュニアレベルの声優にとってはゲームボイスの方がギャラが安定していると何かで読んだことがあり、今まで自分が遊んだゲームソフトのボイスキャストも探してみると発見があるのかも知れない。
今作もやっぱり子安枠があって子安武人さんCVのキャラが早々に登場したのは笑ってしまった。
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