第4回日本ホラー小説大賞受賞。和歌山カレー事件とちょっと似てる(?)。
ラストがとんでもなく怖い。追い詰められた恐怖。シャレんならん。
★★★★☆ 角川書店
氏が最初に書いたサイコホラー(デビュー作は『黒い家』)。幽体離脱(ネタバレ)に関する説明がしっかりしていて設定に無理がない。
タイトル通り十三番目の非常に残忍な人格が表れるわけだが、何ともまぁ、ラストに救いが無くて・・・怖い。
★★★★ 角川書店
これは怖い、読んでて逃げ出したくなるくらい怖い。ドッキリ系ではなく、ひたひたと忍び寄る感じの生理的な怖さ。
バイオホラーの大傑作だと思う。絶対おすすめ!
★★★★★ 角川書店
例に漏れず怖い。この話は特に"追われる恐怖"がよく描けてると思う。最初のぶっ飛んだSF気味の設定についていける人なら楽しめるかと。
しかしながら、ラストの落とし方は賛否両論ありそう(私的には×)。しかし、どれ読んでも面白いねこの人は。
実は氏の作品の中で、特に映像化に向いていると思うのだけども、全然されないのは何故だろう。バトロワとかぶる部分があるから?
★★★★☆ 角川書店
高校生・櫛森秀一が、家族を守る為に、十年前に母が離婚した曽根を消すための完全犯罪を目論む。
いち高校生の企てた犯罪だから、当然穴があって綻びが出て来て追い詰められてしまう訳だけど、感情移入で泣けると言うより、やるせなくて脱力します。救いが無いなぁ・・・・・・。
★★★★☆ 角川書店