エラリー・クイーンの孫である大三郎・クイーンは、大学に入ってサークルをどこにしようか迷っていたら、ムチムチで好みのタイプの宮里真希に「地球は平面だ!」と主張する地球平面委員会に勧誘される。大三郎・クイーンは、倉庫で起きた火事が地球平面委員会の仕業ではないかと疑い始める。
全編に渡って、かなりイタイ話なので、読むのには相当な苦痛を覚悟しなければならない。出来の悪いエロライトノベルといった感じだ。冒頭から清涼院御代の作品から引用してくるあたり、この作者は只者ではない。
最後のオチを読んだ時は、思わず(ネタバレ?)ゲーム脳という言葉を思い出してしまった。これは酷過ぎる。地雷本好きは必ず抑えておくべき大型地雷。
☆ 幻冬舎